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Sherlock 4-3 最後の問題 感想

2017-07-29 00:20:19 | Sherlock S4E3
とうとうラストになってしまいました。
「最後の問題」の感想・・・ではなく愚痴大会です。

↑今思えば私たちの気持ちをよく表してるかも。


以前書いたちょっとだけ感想はこちらです。
Sherlock 4-3 The Final Problem ちょっとだけ感想

ふと思ったのですがシャーロックとジョン、そしてメアリーの関係は
ちょっと「明日に向かって撃て」をオマージュしてるのかなあと。
この映画はブッチとサンダンスのブロマンスでありながらエッタというヒロインがいて、
サンダンスの恋人なんだけどブッチとエッタも仲が良いんです。
最終的にはエッタはふたりの前から去るんですけどね。
見た事ない方は本当に本当に見て欲しいです。


・・・ちょっと話が違いますね。


E3はわからなかった英文が多かったので本当は放送を見てから書きたかったのですが
うっかりすっかり録画を忘れてしまいました。
仕方がないので微妙な内容のまま進めていきます。
放送された内容とちょっと違う事を言っているかもしれませんがお許しを。

ジョンがユーロスに撃たれたかのようなクリフハンガーはあっさりクリアし、
何事もなかったかのように次の事件に取り掛かるシャーロックとジョン。
それにしてもマイクロフトの子役がナイスキャスティングでした。

シャロコンに出るんですね。

あ、そういえばNHKはユーロスじゃなくてユーラスだったんですね。
私も最初はEurusだからユーラスって書いていたけど実際には「ユーロス」って聞こえていたので
ずっとユーロスって書いていました。


それはともかく、
S4E3でついにマイクロフトが依頼人の椅子に座るわけです。
でも今回のオープニングは結構好きなんです。
マイクロフトを嵌めてここぞとばかりに畳みかけるジョンとか。


ただ、シャーロックの毒っ気がほとんどなかったのが寂しかったかな。
あまりマイクロフトを皮肉った場面がないんですよね。怒ってるだけで。
でもこのあたりまではちょっとワクワクしていました。

ドローンを囲んであれこれ話す場面もちょっと好き。
ホームズ兄弟が初めて思いやっているような会話もあったし。
ただやっぱりシャーロックに毒がなく素直すぎるような気もして・・・
今生の別れになるかもしれないからこそ、普段通りでいて欲しかった面もあります。


いつまでも兄に反抗的な弟と常に冷静に行動し反抗的な弟を可愛いと思いながらも上から目線でバカにする、
これがBBC版ホームズ兄弟だったのに・・・・
こんなのシャーロックじゃなーい!と思う以上に、マイクロフトじゃなかったです。
あんまりです。こんなマイクロフトは見たくなかったと思う場面がS4は多すぎます。
シャーロックと一緒になって人間味を出さなくてもいいのよー。


そしてドラマはスパイアクションから羊たちの沈黙へ・・・・


私、イマイチ理解できてないのですがどうして最初から変装して潜入しないとダメだったの?
しかもマイクロフトは重体まで装って。
マイクロフトはここの管理してたのなら正面から入ればいいのに、と思ってるのですが
なんでダメなんでしたっけ?←だから放送見ろと・・・
抜き打ち検査って事なのかしら。

ともかく、シェリンフォードに入りユーロスとご対面です。

最初は天才がシャーロックひとりだったのに実は兄もモリアーティも天才で。
兄は天才とはちょっと違いますね。エリート官僚にふさわしい才能はあるけれど。
モリアーティは原作に準拠しているからいいとして。

今ではシャーロックをも凌ぐ頭脳とジョンよりも腕の立つ射撃の持ち主でスパイ中のスパイなメアリーと
シャーロックをも凌ぐ頭脳とストレンジ先生も顔負けのマジックで相手を洗脳するユーロス。

バナナフィッシュの作者、吉田秋生先生がキャラクターを天才設定にしておくと、
あり得ない事でも天才だからで済むから楽だと仰っていたことがありましたが。

確かに天才にしておけばより高度な対決が簡単に実現しますが
中身のうすーいペラペラな対決になりがちなんですよね。

飛行機の少女って結局ユーロスの自作自演だったのもある意味驚きでしたし、
少女が実在するとあっさりと信じるシャーロックにも驚きです。

飛行機と少女は、
母親も(父ちゃんは?)誰も自分の声に応えてくれない、
そんな自分の声に応えてくれたのがモリアーティ。
パイロットもいないのでコントロール不能だし、このままいくと被害が大きくなる
助けを求めていたのは自分を止めて欲しかったから、って事になるのでしょうね。



そんな妹の孤独に気づいたシャーロックは抱きしめて彼女の冷たい心を溶かす。
ホームドラマの王道だとは思いますが、
でも妹は矯正不可能でしょ。
いや、しかしいくら遊んでもらえない孤独感があったとしてもあれだけ殺したら、
理由にもならないし同情もできないって。

一番モヤモヤするのはそれに対して本人の反省もないし、
両親もユーロスの身を案じているだけで、彼女の罪に対してはほとんど触れていないんだもん。
しかもヴィクターはまだ子どもだったのに。
ここまで家族愛を前面に出したんだから、一緒に罪を償っていくとかそういうのも入れないと。

S3のクリフハンガーのモリアーティはユーロスの仕業という事で良いのかしら。
私の考察、あのモリアーティはホームズのもうひとりの兄弟の仕業というのは当たってたけれど、
シャーロックの兄だと思ってたし、シャーロックを東欧に行かせない策略だと思ってました。
しかも兄はモリアーティの組織に潜入しているという設定で、もちろんメアリーはモラン大佐です。
・・・今考えるとかなり恥ずかしい妄想でした。


そんなメアリーがまさか最後を飾るなんて思ってもみなかったです。
しかもいつの間にか彼らの女神になってるし。
「My Baker Street boys.」はハドソンさん以外認めません。

そういえば、死者からのDVDメッセージはジョンにとって2度目ですよね。
爆発も2度目だし。
S4は今までのネタの使いまわし?と思いましたがもしかして過去の総決算的な意味だったのかしら。


最後にレストレードがシャーロックの事を「Good one」って言っています。
警察官がシャーロックの事を「グレート」って言うとレストレードが
「No, he’s better than that. He’s a good one.」と。
そのGood oneをS1と同じ訳にしてくれればとても意味のある言葉になったのにって、
ツイッターで見かけて、すまん、私も違う言葉にしてた(汗)

この「Good one」は結構悩んで悩んで悩んだあげく
「いや、彼はグレートどころじゃない。彼は最高の男だよ。」ってしました。
「グレートよりも上」って言ってると思ったので、
ピンクの時の「Good one」と同じ日本語を今回の「Good one」にすると
ちょっとつながりが悪いような気がしたんです。


でもあらためてピンクの時のレストレードのセリフを読むと
「Sherlock Holmes is a great man.
And I think one day, if we’re very, very lucky, he might even be a good one.」
(シャーロック・ホームズは偉大だからな。
それである日考えるんだ。もし俺たちがものすごく運が良かったら、いい奴になるかもしれない。)
と、なってるんですよね。そういう事なのかー。
「グレート」がそもそもレストレードのセリフだったんですね。


じゃあ、もっとシンプルに「いや、彼は偉大なんかじゃなくて、いい奴なんだ。」とか。
或いはピンクの時の「いい奴」を「最高の男」にするとか。

もしかしたらモファティスはこのセリフを着地点に決めていたのかもですね。
Good manて言わせるためにシャーロックを成長させたとか。

もちろんピンクのレストレードのセリフを聞いた時にきっとこれからシャーロックは
いい人になっていくに違いないと誰もが考えたと思うんです。
で、シャーロックはジョンと出会っていろいろな事を学習していっているように見えましたよね。
「No good?」とかジョンに確認をしたり、モリーにごめんねってお詫びのキスもしていたし。


シャーロックはいい奴だったとは思いますけど、表現方法を間違えているだけで。
その表現方法も含めてジョンに出会ったことで変わったんだと思いたかったです。
そしてジョンもシャーロックと出会ったことで救われたと思いたかったです。

「ちょっと忙しくて、トリックとか考えるの面倒だったんだよね。
ごめん、ごめん、今回の話は無かったことにしてやり直してもいい?」
とか言ってくれないかなー、モファティス。

だってもしS5とかあったとしてもロージーどうするの?
まさか天才に育ったロージーがメアリーの代わりに捜査に加わりますって展開?

いろいろと文句を言っていますが、きっと言いたいことってひとつだと思うんです。
「変人じゃないシャーロックなんて・・・・」

モファットさんがシャーロックは感情を捨てなければならないくらい感情豊かなんだと言ったことがありました。
感情豊かなのは全然いいんですよ。
事件が起きて、クリスマスだと小躍りするのも感情豊かと言えるし。
でもS4のシャーロックはまったくの別人で、もしかしてパラレルワールドなのか?
S3も大概だったけど、S4を観たあとだとS3がすごく面白く感じるわ。

一点、気になるのがベネディクトは今回のシャーロックをどう思いながら演じていたのでしょうね。
これでいいと思ってたのかしら・・・・何か思ってそう・・・・

今回は前回の縁故採用がいろいろ仇になってる気もしますがどうなんでしょ。
縁故採用って楽なのかも。キャスティング悩まなくていいだろうし。

うまくまとまっていませんが今回はこの辺で。
最後に私のお気に入りのIndica Watsonちゃん。
翻訳マラソンでも何度も言っていたような気がしますが変態ではありません。




16 コメント

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愚痴大会!? (Yam Yam)
2017-07-29 12:14:42
こんにちは。 いよいよ最終纏めですね。
何時もながらdicoさんとワタクシ 視点と感じ方が同じだと再認識致しました所です(笑)
なので、これまで書き散らした事の繰り返しになりますが、やはり黙って居られませんで・・・(汗)

名前のカタカナ表記に関しては、ワタクシも”ユーロス”にしています。英語のカタカナ表示は難し
いですね。 Eurosもそうだけど、Sian Brookeさんもこれまで”シアン”表示が多かったのですが、
これは間違いと指摘があり、”シャン、又はシャーン”が正しいと(これは自己紹介している動画で
良く分かります) Unaさんも“ユナ”、その他色々指摘されていましたわ。 私も何時も迷うし、悩
むんですけどね。 難しいです。

ところで、全く同じ感想。
冒頭のマイクロフトの自宅でのジョンとの会話、221Bでの3人の会話、は好きでした。
そして、これも同じく、シャーロックのみならずマイクロフトも普通の人にしてしまったのは残念だし
キャラクター的にもつまらなくなってしまった。 シャーロックとのギクシャクした緊張感のある関係
官僚主義の冷徹な人とのイメージが全く変わってしまい 一人の家族思いの心に重荷を負った悩
める普通の人 になってしまったんですね。 

ユーロスのキャラクター設定も曖昧な感じ。
あれ程シャーロックの愛だけを求めて躊躇なく関係ない人々を殺し続けたサイコパスが シャー
ロックの愛を感じた途端最後あっけなく刺が抜けた普通のサイコパスに変わってしまった。
心神喪失と酌量されるかもしれないけど、普通なら死刑でしょ(暴言?)
そして、何よりもシャーロックの性格の原点がヴィクターの死に纏わる”水”というこじ付けには
ひっくり返る程驚きましたよ。
仰る通り、S1のシャーロックは傍若無人、変人、人の心の機微も解さないソシオパス であった
けどジョンと言う相棒を得てお互いに刺激を与えながら2人とも成長してきた・・・を観るのも楽し
みだったんですけどね。

もう一つ同じ点なんですが、 S3E3のモリアーティの”MISS ME ?”、これも繰り返しになりますが
私が興味あるのは、あの時点でモファティスはどういう落ちを考えていたんだろう?という事。
ユーロスは後付けなので、(当時も色々盛り上がりましたけど)最初の設定は”誰”の仕業にしよう
と思っていたのか・・・・という事なんです。

縁故採用の件、
S3の時から好ましくないと思っていたのですが、今回は正しく裏目に出ちゃいましたね。
マーティンのセリフにイチイチ反応しちゃいました。 タイミングも悪かった。
そう言えば、TBBの時もシャーロック(と言うかベネディクトとして)とオリヴィアさんのセリフ(どうし
て別れた?)なんて聞いた時も こちらの方がドキドキした事を思い出します。
演じる方はプロだから特に気にしないのかも知れませんが、こちらは色々気を回します。

何度書いても未だ気持ちが収まらないのです(汗)
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まだちゃんと見ていないのですが…… (piyo)
2017-07-29 13:54:55
こんにちは。
お久しぶりです♪
以前、書きこませていただいたpiyoです。
ブログはずっと拝見していたのですが^^

いま、仕事がもーれつに忙しく、あれだけ楽しみにしていたS4を駆け足というか、細切れにしか見ていない状態で、書き込める立場ではないのですが……。
(日本語で見ているのに、ストーリーがつかめているのかどうかも怪しいので^^;)

わたしもいろいろと言いたいことはあるのですが(とくにE1)、E2までの落ち込みが激しかったせいか、E3はけっこう楽しく見られました。
単純にメアリーがいなくなってくれて(すみません)、ふたりだけ、もしくはマイクロフトと3人の場面が増えたことがうれしかったんです。
それに、ジョンがいろいろと動いてくれたことも、かっこいいジョンが好きなわたしにはうれしかったので。

だから、ドローンの場面は好きでした。
ハドソンさんのいる場所を想像して、窓を破って逃げ出すところとか。

ただ、みんなが普通のひとになっちゃうのは、違うな~と思いましたね^^;
変わり者のシャーロックがジョンのおかげで、ほんの少し人間味が出てきたところがよかったのに。

もう、ここでいったんご破算にして、次からは事件を1話完結で、ひとつずつ解決していきませんか?と言いたいです。
それじゃあ脚本を書くのがつまらないんでしょうか!?

と、中途半端な視聴のくせに、出てきてしまってごめんなさい。
また落ち着いたら、ゆっくり見直します!!
返信する
突っ込みどころが多すぎて~ (篠田真由美)
2017-07-29 14:00:23
私も自分の感想をまとめていて、シェリンフォードへの「潜入」にあれ? と思いました。吹き替えを見ている時は、そのへんは往年のスパイ映画探偵映画のようで、へらへら見ていたんですけどね。まあ、見終えてから疑問噴出はこれまでもあったけど、他が他だからどうしても見方が辛辣になってしまう。
想像でフォローするなら、3人でプランを立てたときに、「シェリンフォードからユーロスが自由に出入りできるなどありえん」「だったら、あのドローンは何なんだよ!」とか兄弟が大激論をして、ジョンが「両面作戦で行こう」と提案、取り敢えずは偽装で潜入。とは考えたんですが、ユーロスを警戒していたにしちゃ、後の行動が間抜けすぎる。特にシャロ!

それからユーロスの天才性や恐ろしさが、全然説得力がない。レクター博士なんかと比べても、リアリティがない。自分の手でやたら人を殺してみせるだけでは、嫌悪感はそそっても恐怖は感じさせられない。まして天才らしさにおいておや。ジョンを誘惑してみたり、シャーロックに「モリーにI love youといわせろ」なんて、天才でも何でも無い、女の子の底意地の悪さが全開なだけで不快。

そしてdicoさんがおっしゃる通り、ユーロスこれで赦されちゃうの? ホームズ一家、あれでめでたしなの、マジで? というのが、やはり最大の引っかかりでしょうね。
ヴィクター殺しは仕方ないとして(彼が小さな彼女を陰でいじめていた、的な動機があれば納得もしやすい)、デスゲームの殺人は情状酌量の余地がなさ過ぎる。殺した振りだった、みたいなおちにするとかね。でもとにかく、あのデスゲームは、モリアーティの価値まで下げてしまう、かなりしょうもない展開でした。

最後に見せていただいた、子役の少女と笑っているマーティンの写真にほっとしました。彼は「浮気を告白するシーンの撮影がすごく辛くて、落ち込んで、ベンが横に連れて行って、深呼吸しろよ、なんていってくれたおかげでやりとげられたんだ」なんてインタビューで答えているので、やっぱり辛かったんだなあ、とこちらも胸が痛みました。
だって、その結果が大傑作ならともかく・・・

思いの丈をぶちあげさせていただき、本当に有り難うございました。
返信する
シャロコン! (あきこ)
2017-07-29 19:02:03
いつもマーティン情報しか追っていないので、知りませんでした。10月かあ・・・あわせて渡英を決めたらよかった(後悔)。チケットが売り切れたら困る!と発売直後にマーティンの舞台をいち早くキープしたのですが、ベネレットとは大違いで(苦笑)。もっと落ち着いて渡英の日程を決めるべきでした。滅多に行けませんからね。。。

ところでS4E3は、いろいろ苦しかったですね。画像だけを見るとかっこいいのでウキウキ嬉しいのですが、ストーリーは(皆さんおっしゃる通り)「?」の展開で。なんだか爽快に楽しめなくて、DVDが届いてから1回しか観ておらず・・・です。で、dicoさんのブログで復習していた状態です。

わたし日本のテレビが観られないのでわからないのですが、NHKでの放送はユーロスの「シスター」が妹に決定していましたか?
わたし、子役のふたりを見比べたこともあってずっとユーロスのことをお姉ちゃんだと思いこんでいました。
わたしも経験あるんですが、弟や妹が生まれるとみんなの愛がそっちに注がれてしまったような気がして、「上の子」としては焼き餅というか寂しさというか・・・そういうのを感じるものです。ユーロスもそうだったのかなあと思ったりもして(彼女の嫉妬は極端すぎだと思いましたが)。
シャーロックのお墓の絵を描いているシーンなんか、まさにそういう雰囲気でしたけども・・・考えすぎでしたかね。

とにもかくにも、これがシリーズとしては最後になりそうですね。今後は無理矢理設定を控えめに(笑)、探偵と助手が事件を追う・・・聖典に近い痛快な「番外編」を2〜3年に一度でも制作してほしいです。
だってやっぱり、ベネディクトさんのシャーロックとマーティンのジョンが大好きだから!!!
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Re.愚痴大会!? (dico)
2017-07-29 19:59:54
Yam Yam さん
実は私もYam Yamさんちにお伺いして、
コメントを考えていたところだったんです。怖い(笑)
いつもながらワタクシたち、視点が同じなんでしょうね。
でもYam Yamさんの深い考察と正典の知識にはまったく及びませんです。

シアンさん、えー、そうだったんですか。びっくり。
でもスペルを見ると確かにSyan、シアンではないですもんね。
Unaさんも実はユナさん読みのようですが公式はずっとウーナさんですよね。
なんて読むかもわからない難しいスペルの名前も多いですし。
カタカナ表記は本当に難しいですよね。

昨今、アメリカの映画やドラマは必ずと言っていいほど家族愛を詰め込んできているように思いますが、
シャーロックでそれをやるとは思っていなかったですよ、これも時代なのかしら・・・
それともアメリカに巨大マーケットがあるから?

ユーロスもずいぶんあっけなかったですよね。
部屋にたどり着いてハグしてくれるだけで改心とかサイコパスの風上にもおけませんよ。
普通なら死刑なんでしょうけど、イギリスは死刑制度がないらしいですね。
あと、ソシオパスであることに理由なんて必要ないと思うのですけどね。
いいじゃん、生まれつきで。ソシオパス上等です(笑)
シャーロックとジョンがお互い出会ったことで成長していくのが大きな魅力だったのに、
結局ジョンのやってきた事ってほとんど役に立ってないというか・・・
ジョンもいつの間にか自分を救ってくれたのはメアリーになってきてるし。

モリアーティのクリフハンガーもがっかりです。
当時はホントに盛り上がりましたよね。
いろいろな考察や予想が出て、考えるのも他の方のを読むのも楽しかったです。
最初は誰の仕業にしようとしたのか・・・確かにそれすごく知りたいです。

縁故採用は生々しくて好きじゃないです。
オリビアさんはまだ端役だったので気になりませんでしたが、
夫婦(夫婦じゃないですけど)が夫婦役とか、両親とか、
観てるこちらがいろいろ気になってしまうキャスティングはちょっと・・・
モファットさんがケミストリーの話をしていましたが、
夫婦なんだから当たり前だろうと突っ込みたくなりました。
今回は本当にタイミングも悪かったですね。

ついでに、ここに書いてしまいますが、
ヘリコプター使いまわしの件、私はスーツが気になって仕方なかったです。
何度もユーロスのところに行っているのに毎回スーツが同じって・・・
シャツくらい取り換えればいいのに、とほぼ重箱の隅状態でした。
返信する
Re.まだちゃんと見ていないのですが…… (dico)
2017-07-29 21:19:58
piyoさん
わー、お久しぶりでございます~
ずっと読んでいただいていたのですね、嬉しいです。

いえいえ、私だってちゃんとストーリーを理解しているのか怪しいですし(笑)全然大丈夫です。

確かにE1、E2のあとなので意外と楽しめましたよね(ハードル下がりまくり・・・)
登場人物がだいぶ整理(爆)されたし、ジョンがジョンらしくなったし。
ドローンの場面も良かったですよね。
緊迫した状況下で冷静に会話する3人とロックなハドソンさんも(笑)

やっぱり、ジョンのおかげで人間になっていくシャーロックじゃないとですよね(涙)

ホント、仕切り直してほしいところですが、
1話完結の推理ものってトリックとか考えないといけないし結構難しいのかもですね。
だから安易なオリジナルに走ったのでは、と想像しています。

またいつでもご意見など聞かせてくれたら嬉しいです。
お仕事かなーりお忙しそうですね。
暑い日が続いているので無理せずご自愛くださいね。
返信する
Re.突っ込みどころが多すぎて~ (dico)
2017-07-29 22:12:48
篠田先生
感想、拝読させていただきました。
先生もシェリンフォードの潜入は謎だったのですね。
何というか、実に素朴な疑問なんだとは思いますけど。
ジョンの折衷案はあり得ますね。その3人の会話が見たいです。
でもホントそのあとがね・・・もうアホかと。

先生が仰っていた「グレートゲームにはルールがあった」すごく納得です。
助かる被害者もいるから、次の被害者はどうなるんだろうというドキドキ感がありました。
ルールがあるから面白くもあり怖くもあるんですね。
今回のユーロスに恐怖感が微塵もなかったのはそういう事だったのだと実感です。
そういえば、レクターは一貫して無礼な奴だけを食べるというルールでした。
ユーロスは洗脳方法も含め、全てにおいて説得力がなかったです。
「女の子の底意地の悪さ」確かに!
モファットさんはもしかして女性を描くのが苦手?

デスゲームは私も、シャーロックを騙すためで殺したふりでした、な展開を期待してましたが・・・
そのあたりもリアリティ無さすぎですね。
しかし、このストーリーの脚本でまわりは誰も疑問を呈さなかったのでしょうか。

ラストはあまりにもバタバタで視聴者置いてけぼりでしたが、
「疑問を挟まれると崩壊するから」もう本当にその通りです。
結局、モファットさんは何を目指していたのでしょうね。
サイコホラーなのか、ホームドラマなのか、何もかも中途半端すぎて謎のドラマになってますよ。

浮気の場面、マーティンはそんなことを言っていたのですか。何か切ないです。
今回の撮影はいろいろな意味で彼が一番辛かったのかもしれませんね。
そのわりには・・・ですよねー。(涙)
ベネディクトとのやりとりに少々和みましたが、今回一番感じたのはやはり「老けた・・・」でした。
クルクルヘアーもだいぶ無理があると感じてしまいました。寂しい限りです。

先生の感想に「すべてがFになる」に似てる話が出て、
その説は私もツイッターで時々見かけていたのでちょっと感動しました。
やはりあの話を知っている人はそう思うのでしょうね。
返信する
Re.シャロコン! (dico)
2017-07-29 22:33:53
あきこさん
マーティンの舞台、見に行かれるのですね。
あら、言われてみれば確かにシャロコンと被ってますね。
私、いつもは情報が出るとすぐにブログにUPしていたんですが、
今回はテンション低くて(笑)UPするに至らなかったんです。
こんな事ならはUPしておけばよかったですね。
でもきっと、それを狙って渡英するマーティンファン沢山いると思いますよ。
そうそう、ベネレットのチケットの時は大変でしたが、
劇場のシステムがよくできていたのでストレスはあまりなかったです。

私もNHKの放送は見てないんです。
でもユーロスの妹説は、シャーロックと1歳違いだという事と、
シャーロックが真ん中という話をマイクロフトがしていたからなんです。
だからユーロスのは末っ子特有の我儘からきているのかも。
女の子ひとりだし、さぞ両親から大切にされていたと思うんです。
それを当たり前に傍受していたユーロスなので私を仲間外れにするなんてヒドイって感じで。
あきこさんはお姉さんなんですね。
私は末っ子でしかも子ども頃に姪が生まれたのであきこさんの気持ちはよくわかります。
でも確かにユーロスの嫉妬はお墓を描くあたり、
どちらかと言えばこっちに近いような気がしますね。

何だかんだと文句ばかりですがこれで最後かと思うと寂しいです。
まだ使ってない聖典ネタはたくさんありそうなので、
初心に戻って探偵と助手の話を作ってほしいと思います。って、なんで私こんなに偉そうなの(笑)
ベネディクトとマーティンは最高ですもんね。
返信する
ソシオパス上等~! (Misty)
2017-07-29 22:49:59
こんばんは。
昨夜ひとばん時間が出来てやっとE1を見終わったとと思ったら、また数日忙しくなりそうなんですが、dicoさんのYam Yamさんへの返信を読んでてすごいウケてしまって…ちょっと立ち寄りました。
「サイコパスの風上にもおけない」と「ソシオパス上等」に爆笑して、なんだか少し心が晴れました!E1見て疲れた心に一服の清涼剤でございました。ありがとうございます~

私は、シェリングフォードへの潜入は、単にモファティスが、ボート/海賊や変装(シャーロックの?と思わせてマイクロフト)とかをやりたかったからかな?と思ってました。確かに、よく考えると筋がとおってませんね。

私も、あれだけ殺しておいて”愛されたかっただけ”で済むの?と思いましたが、そう言えば償いのつの字も出てこないですね。

ああ…今日はこの辺にしておきます~書きたいことは山ほどありますが、またいずれ~

返信する
Re.ソシオパス上等~! (dico)
2017-07-29 23:15:36
Mistyさん
こんばんは~
あら、そうなんですね。大変ですね。
E1で終わるなんて最悪じゃないですか。

わあ、私のバカな返信がMistyさんをちょっとでも元気にしてくれたならすごく嬉しいです。

あー、確かに、シャーロックと思わせといてからのマイクロフトとか、
実は後ろの警備員がシャーロックとか、すごくやりたかったんでしょうね。
それだけの理由でやっちゃったって事かも。

きっと償いまで尺がとれなかったのかもですが、
私的にはメアリーのDVDよりそっちを入れてほしかったですよ。

暑い日が続いているので体調管理に気をつけてくださいね。
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