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Topics Part1 - Sherlock meets Inception

2016-02-09 14:55:03 | The Abominable Bride
先日、SAGアワードの発表で主演男優賞にレオナルド・ディカプリオが選ばれ、
今年のオスカーの主演男優賞最有力候補になったと言われています。
一昨年だったか有力と言われつつ逃した時のとても寂しげな表情がまだ印象に残っているので
今年はとれるといいなあ。


そんなディカプリオが主演した映画「インセプション」
今回のSPはインセプションに影響をうけたのでは?という記事ですがなるほどーと思いました。

記事はこちらから
Sherlock meets Inception in brilliant fan-made trailer for The Abominable Bride


インセプションは他人の潜在意識に入り込み情報をゲットしたりするお話なのですが、
かなり難解で・・・私は映画館で2回観てもラストはよくわかりませんでした。
いえ、未だにわかっていません。
ノーラン監督は特に明確な答は出していないような気もしますけど(負け惜しみ)
ラストの解釈についてはいろいろと議論されていました。

潜在意識にも段階があり深く入り込むほど危険が伴うとかそんな設定でした。
今回のSPも「深く入る」というワードが何度か出てきていましたし、
過去と現在が混在していて、どれが現実なのかわからないような描写もインセプションっぽかったです。

RadioTimesにあるファンメイドトレーラー。
Sherlock Special - Trailer (Inception Version)

こちらがインセプションのトレーラー。
Inception - Official Trailer

日本語版です。
『インセプション』予告編ver.1

もうひとつ。
映画『インセプション』予告編


インセプションはレオナルド・ディカプリオの他にジョゼフ・ゴードン=レヴィット、
トム・ハーディ、そして渡辺兼も出演しています。
当時、街が歪んだり部屋がまわったりで映像やその撮影もかなり話題になっていました。
夢の中を再現しているのでかなり不思議と言うかシュールです。


夢と現実では時間の流れが違っていて長い間過ごしたと思っていても現実では5分しか経っていなかったりします。
夢の中でも現実に起こっている事が何らかの影響をもたらします。
例えば地震が起こったら夢の中でも揺れるとか。
そして夢から目覚めたと思っても実はまだ夢の中、が2階層で3階層が限界だったような気がします。
夢の中にいくには薬が必要で、難しい仕事ほど夢の中つまり潜在意識に深く潜らないと、という表現もありました。

今回のSPのシャーロックのマインドパレスは潜在意識で、
途中で現在に戻りますが、最終的に本当の現実は最後だけだと思っています。
このあたりもインセプションのように少し混乱させようとしたとか、かもしれないですね。

もうひとつ、ディカプリオ演じるコブが夢に入ると必ず出てくる人物がいます。
その人物はコブにとって重要な人で彼自身の中に深く入り込んでいます。
シャーロックにとってモリアーティもそんな存在なのかもしれません。

そしてインセプションのキャッチフレーズです。
「Your mind is the scene of the crime」(あなたの心が犯罪現場)

インセプションもしばらく見ていないのでかなり忘却の彼方です。
そのうち、また観てみようかしら。
今だったらラストはまた違った解釈ができるのかもしれません。

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