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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Starter for 10 その16

2020-01-13 13:16:40 | Starter for 10
Starter for 10

Directed by Tom Vaughan
Produced by Tom Hanks Pippa Harris
Written by David Nicholls
Based on Starter for Ten by David Nicholls
2006 UK


James McAvoy as Brian Jackson:BJ
Alice Eve as Alice Harbinson:AE
Rebecca Hall as Rebecca Epstein:RE
Dominic Cooper as Spencer:S
James Corden as Tone:T
Simon Woods as Josh:J
Catherine Tate as Julie Jackson:JJ
Elaine Tan as Lucy Chang:LC
Charles Dance as Michael Harbinson:MH
Lindsay Duncan as Rose Harbinson:RH
Benedict Cumberbatch as Patrick Watts:PW
Mark Gatiss as Bamber Gascoigne:BG
James Gaddas as Mr. Jackson:MJ
John Henshaw as Des:D
Ben Willbond as University Challenge Producer:UP

青字はブライアンの独白です。



控室でひとり座っているブライアン。
後ろのほうでワッツが文句を言っています。


ママが迎えに来てデスの車に乗ります。
3人とレベッカが見送ります。


帰宅するブライアン。

Mum:そのうち笑い話になるわよ、ブライアン。

無言のブライアン。


ソファで寝てると電話が鳴りママが出ます。


Mum:もしもし、ちょっとお待ちください。

ブライアンへの電話でしたが出ようとしません。

Mum:出かけているみたい。
電話があったことは伝えますね。

電話を切ります。

Mum:なぜ彼女の電話に出ないの。
BJ:出れるわけないよ。あんなバカな真似をしたんだから。
Mum:バカな真似なんてしてないじゃない。
BJ:ママもそこにいたじゃないか忘れたの?
Mum:自分で勝手にバカになってるだけよ。
ねえ、ブライアン。
あなたを気にかけている人たちはあなたが間違いを犯しても気にしてなどいないのよ。
大事なのはこの先の事。
それがわからないならあなたは私が思ってるほど賢くはないってことね。


部屋で寝ているとママが入ってきます。

Mum:あなたに会いに来てる人がいるわよ。
BJ:会いたくない。
Mum:もう何週間もずっとこの辺をウロウロしてるだけでしょう、いい加減にしなさい。

部屋のカーテンを開けるママ。
眩しそうにするブライアン。

Mum:スペンサーよ。彼に帰れなんて言うつもりはないからね。

海岸でスペンサーと話すブライアン。

BJ:君がスーツを着る日が来るなんて思わなかったな。
S:治安判事の好みだよ。結局6か月の保護観察で済んだ。
BJ:ワードローブに身を隠したのか。

笑うスペンサー


BJ:笑うところじゃないぞ。
S:お前はそれほど完璧じゃなかったってことだな。
BJ:そうだな。
S:お前はここで何してるんだ。
BJ:何って。
S:なんで戻らない?
BJ:そんな気になれないよ。大学なんて時間の無駄だったんだ。
S:なんで無駄だと言えるんだ。
BJ:君、変わったな。
S:俺のような奴にとっては時間の無駄だけどお前は大学が好きじゃないか。
BJ:僕は自分が思っていたほど賢くなかったんだよ。
S:賢いよ。たまにはバカなこともするけどな。

スペンサーは胸ポケットからテープを出します。

S:お前に。
BJ:サンキュー。
S:ただのテープだけどな。またすぐに会えるだろう?

頷くブライアン。
立ち上がり歩き出すスペンサーを見送ります。


大学に戻る準備をするブライアン。
パパのジャケットのポケットから写真を出し自分のポケットにしまいます。

Mum:もっとタオル要るんじゃない?
BJ:ちゃんとあるから大丈夫だよ。
Mum:パンはある?お砂糖は?

ブライアンはママにキスをします。

BJ:行くよ、ママ。またね、デス。

デスに握手を求め慌ててそれに応じるデス。


Mum:ブライアン、変な意味ではなく、あなたの背中を見遅れてうれしいわ。

歩き出すブライアンに後ろから声をかけるママ。

Mum:新鮮なフルーツもちゃんと食べるのよ。



大学に戻ると走り出すブライアン。

認めるよ、僕は間違いを犯した。そう大きな間違いだ。何度もね。
でも自分を憐れみながらずっと部屋に隠れているわけにはいかない。
そんなのは無駄な事だ。
いつかはそこに立ち戻り向き合って自分の恐怖に立ち向かわなければ。


途中で先生に会います。

先生:ジャクソン君。戻ってきたという事か?
BJ:はい、それで・・・
先生:では明日会おう。
BJ:ありがとうございます、先生。


再び走り出します。

そして僕は過った選択をした。混乱してたんだ。
大切な人たちを失望させてしまった。でも大丈夫、やり直す時間はある。


アリスがいました。

AE:帰ってきたのね。嬉しいわ。
みんなに何を言われるかなんて気にしなくて大丈夫よ。
もちろんあなたはバカな事をした、でもね・・・
BJ:アリス、ごめん、ちょっと待ってて。ある人を探してるんだ。


また走り出します。

思えば、僕はずっと賢くなりたいと思っていた。
生まれつき美しい人がいるように賢く生まれつく人もいる。
僕はそうじゃないから努力しないといけない。
失敗したらそこから学べばいい。
正しい答えだけが知識ではない、正しい質問も知るべきだ。



演説を聞いている人だかりの中に入りレベッカを見つけます。


BJ:どこかで話さない?
RE:そうね。

人だかりから抜けるふたり。

RE:私の電話にでないなんていい度胸してるよね、ブライアン・ジャクソン。
BJ:わかってる、ごめん。
ちゃんと理解するまで時間が必要だったんだ。
RE:そう。それですべて理解できた?
BJ:うん、ほぼね。それで君に質問があるんだけど。
RE:OK。テンポイントよ。
BJ:僕を許してくれる?今までの愚かな間違いを。


RE:ブライアン、答えは知ってるわよね。


キスをするふたり。

END

拙訳をここまで読んでくださりありがとうございました。
ストーリーとしてはなんというか青春?いろいろな壁にぶつかりながら成長していくんですよね。
若いって素晴らしい!

でも年齢に関係なく間違った時は過ちを正面から受け止めるのは大事な事で、
間違いを認めれば自ずと道は開けてくるものです。

私はしょっちゅう仕事でミスを、しかもケアフルミスが多くて。
もう性格なんでしょうね、これ。大雑把だから。
ミスをしたらその原因を探れば対策もたてれますし防ぐこともできます。
そんなわけで私は最近メモ魔。PCの画面いっぱいに付箋アプリが貼られています。

そんなことはどうでもいいですが、
昔の映画やドラマを観ると現在大活躍している役者さんがたくさん出ていてそれもまた楽しいです。

日本版が出ていないベネディクトが出演している映画はいろいろありますが
なかなか手が付けられないのが「To the Ends of the Earth」ドラマですね、これは。
DVD持ってるのでいつかやりたいなーとは思っていますが難しそう。

今年もこんな感じでゆるゆるとやっていきますのでよろしくおつきあいくださいませ。