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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock S5の可能性

2017-07-01 02:14:00 | Sherlock Topics 2017
またまたモファットさんがS5について言及したようです。
毎度の事ながらモファティスのインタビューは話半分に聞くようにしていますが
ついつい踊らされてしまいます。
短いですが拙訳です。誤訳等ご容赦くださいませ。
自信がないので原文つきです。

元記事です。
Steven Moffat says there will be more Sherlock
(via Sherlockology‏)

原文青字、訳は黒字です。


Steven Moffat says there will be more Sherlock: "I sort of assume we'll come back.
シャーロックは続くだろうとスティーヴン・モファット。「戻ってくるんじゃないかな。」


The future of Sherlock has yet to be confirmed –
but signs look good if you want more of the BBC One detective drama.

「Sherlock」の今後はまだ決まっていない、
しかし、BBCの探偵ドラマをもっと見たいあなたにとって、良い兆候にある。

Co-creator Steven Moffat spoke to Chris Evans on BBC Radio 2 earlier today,
and was optimistic of a fifth series at some point in the future – despite everybody's busy schedules.

スティーヴン・モファットがBBC ラジオ2でクリス・エヴァンスに
みんな忙しいスケジュールにも関わらずいつかシリーズ5をやると楽観的に考えていたと話した。


"We did [the last series] a year ago, just about,
and I've been flat-out on Doctor Who ever since," he said. "So I haven't really thought about it.

「約1年前に最後のシリーズを制作し、以来ずっとDr.Whoに忙殺されていた。
だからその事についてはまったく考えられなかった。

"Mark [Gatiss has] been doing other stuff as well,
so we haven't sat down and had a proper talk about what we would do with another series.

マークも別の仕事があったから、今後のシリーズをどうするかちゃんと話し合わなかった。

"I sort of assume we will. I sort of assume we'll come back."
またやるかもしれない。戻ってくるかもしれないね。」


The last we saw of Sherlock and Watson was in 'The Final Problem' back in January.
シャーロックとワトソンを最後にみたのは1月の「The Final Problem」だった。

Andrew Scott, who plays Moriarty,
recently suggested that the show won't be back for at least another two years.

モリアーティを演じたアンドリュー・スコットは少なくとも2年は再開しないほうがいいと言っている。


"We're not doing [Sherlock] for another couple of years. Everybody got quite busy, you know?
You want to keep it fresh and stuff like that," he said.

「2~3年は「Sherlock」を制作しない。みんなかなり忙しいんだよ。
ファンのみんなもずっと斬新さとかを持ち続けて欲しいと思うよね。」

However, Moffat did say not long after the fourth series concluded that-
-he would be "fine" if there was no more Sherlock.

しかしシリーズ4が終わってすぐモファットは
今後Sherlockを制作しなくても「満足」だと言っている。


"It's not like we haven't had our reward for doing that show,
" he said. "It's been such a phenomenon. Not doing it again would be fine.
If that was it, then that would be it.
None of us will starve in the street – well, I might."

ドラマを制作する利益がないというわけではない。
まさに社会現象になったんだ。再開しなくても「満足」だ。
再開したとしてもそれはそれだけの事だ。
路上で飢えに苦しむ者は誰もいない。だからそうなるかも。
(このあたりはかなーり意訳です。rewardを利益としましたが別の意味かも。
phenomenonブームとかそんな意味なのかな?と思いましたが・・・・
あと最後のI might.も何に対して言ってるのかイマイチわかりませんでした・・・・)

このあたり
「僕たちは、この番組をやることでもう十分楽しませてもらった。」
「もし、これで終わりというなら、それでいいんじゃないかな。(この先「シャーロック」が制作されなくても)
僕ら(製作者側)の誰も路頭で飢えたりはしないだろうし。まぁ、僕は路頭に迷っちゃうかもね。」
という事のようです。確かにみんな楽しんだだろうし、それぞれステップアップしましたしね。
Mistyさん毎度ありがとうございました。


以上です。

S4のプロットだか脚本ができた時点ですごく感動物語になったって言ってたので、
もうS4で終わりでもいいよね、そのくらい満足だよねって思っていたけど、
いざ放送してみたらファンの反応が予想外に薄かったので、
え?おかしいなー、でもちょっと待って、まだ他の話もあるんだよ、な状況になったとか・・・・
すみません、すべて私の誇大妄想です。

いくら忙しいと言っても今までやってきたんだから、
その気になればいくらでもできちゃうような気がするんですよね。
つまり制作側にやる気がないと。
モファティスもキャストもちょっと飽きちゃっているような気もします。

この時点でなぜこの話が出たのか、ラジオを聞いてないのでその前後がわからない以上
鵜呑みにはできませんが・・・いやわかっていてもこの人たちの話は鵜呑みにはしませんけど。

でもこのドラマのファンとしてはS5があるのはとても嬉しい事です。
いや、不安もいっぱいありますが(苦笑)
続きと言うよりはスピンオフ的な形で原作に忠実に制作してくれてもいいのよ。
できればそっちのほうがいいかな。

これから日本でもS4の放送がありますが、
ほんの少しだけ期待を持ちつつ観るのもいいかもしれません。

私の妄想ばかりですみません。
この辺で終わります。

18 コメント

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愚痴タラタラ・・・ (Yam Yam)
2017-07-01 11:23:26
チョットご無沙汰しましたがお身体具合は以下がですか?

ところで、この記事ワタクシも偶然昨日見ていたのですが、その内容は兎も角それに対してのファ
ンの反応も相変わらずで そちらの方が面白かったのですが 一番のツッコミどころが ”I sort of
assume・・・”と言う部分だったのはチョット笑っちゃいましたけど モファット氏の表現がトランプ大
統領の言い回しとよく似ているって言う意見もありましたね。まあ兎に角、私もdicoさんと同意見
で、一旦S4で終わらせのが良いと思っています。と言うか、モファティスは終わらせるつもりだっ
たと思っています。
本当に大好きでのめり込んでいた作品がこんな形で終わるのは本当に残念ではあるのですが
仰る通り、ワタクシもモファティスはシャーロックに飽きたな、と感じていました。
元々自分たちの趣味で始めた作品を道楽の限りを尽くして(暴言)すっかり壊してしまった様に感
じたS4は 多分自分達だけは満足して終わらせたのだと思うのですが、それにしては反響が余
り・・だったので予想外だったのではないかと感じます。
ファンの為に書いているのではなく自分たちの楽しみで作っていると最初から公言していた訳で
すから視聴者の希望通りにはならなくて当たり前って思っていたのかも知れませんが、ドラマ、映
画、小説等全て一旦製作者の手を離れたらそれは視聴者、ファンのものであると言われて居る
のですからそれを無視する事は出来ないと思いますね。

ベネディクト、マーティンが忙しい・・・と云うのが良い訳でしたが 可能性があるなら2年3年後の
オファーを取り付けるのは不可能ではないと思いますから やはり自分達の気持ちが離れた事、
視聴者の反応(視聴率の低さも含め)が予想外に酷かった事が一番の原因でしょうね。
此れまで次のシリーズを観る事を頼りに生きて来たのに これから何を楽しみにいきたらいいん
でしょうか??(号泣)
少し冷却期間を置いて、モファティスが心を入れ替えて(偉そう)ファンの待望論も出てきたころ再
挑戦して欲しいと願うばかりです。(それまで生きていられるかしら・・・)

長々とスミマセンでしたが、つい愚痴が溜まっていました。
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Unknown (篠田真由美)
2017-07-01 13:51:39
情報を有り難うございました。これまでのなににも増して、「終わり」を感じさせるインタビューでした。
結局Sherlockの歩みは、同人本に見られるそれとそっくりだったと思います。原作への愛とリスペクトに満ちて始まり、しかしなぜか時が経つほどに恣意性が強くなって原作離れが大きくなり、オリジナルキャラやオリジナル設定が増殖して原作を侵犯し、あげくは「果たして制作者は本当に原作を愛しているのか。オモチャにしているだけではないか」と怪しまれるようになって、やがて放り出されて消滅する。ここでもなあ、と嘆息せずにはいられません。

それでもベンとマーティンのシャーロックとジョンはすてきでした。YamYamさんも書いておられるように、何年かして渋みを増したふたりがかえってきてくれたら、と願わずにはいられません。
私のシャロ友はネタバレ回避組ばかりなので、話ができなくてしんどいのですが、近いうちにまた自分のブログでも考察をしてみたいと思っています。

本当に、有り難い情報をいつも嬉しく拝読しています。いよいよ夏が近づいてきましたが、どうぞお身体お気をつけて。
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Re.愚痴タラタラ・・・ (dico)
2017-07-01 17:50:22
Yam Yamさん
こんにちは。
実は先日高熱出してダウンしていましたがだいぶ回復しました。
風邪流行ってるみたいなのでYam Yamさんも気を付けてくださいね。

ファンの反応、えー、それは面白そう。
トランプ大統領の言い回し、そうなんですね。なるほどー。
私、飽きたなんてそんな失礼な事を書いた?と確認したら書いてましたね(笑)
昨日、夜中に眠れないまま変なテンションで書いていたのでつい本音が・・・
でも飽きたというよりはどちらかといえば収集がつかなくなったのかもですね。
ともかくすべての元凶はS3E3だったように思いますし、
そこから立て直せなかったS4E1がとどめをさしましたね。
このあたりで制作側とファンの温度差がかなり広がっていったと思っています。

道楽の限り、上手い事を言いますね~。
一旦手を離れたらファンのもの、確かにそうですよね。
それにいくら道楽でも巨大ビジネスにまで成長したのですから
視聴者不在で進めるわけにはいきません。
どんなに面白いドラマでも回を重ねるごとに失速していくのは避けられないとは思いますが、
まさかこのドラマがこんなすぐにこんな形で失速してしまうとは思いませんでした。
もちろん、某Mさんだけが原因ではないと思います。

演者の年齢が設定を追い越しすぎてしまったのも原因なのかしらね。
どうしたってベネディクトの劣化(ごめんなさい)は否めないですし、
これはシリーズ間が2年以上空いてしまっている以上仕方ないですけどね。
すっかり落ち着いてしまったシャーロックで今までの路線は難しいでしょうね。
それならいっその事、50歳くらいで再登場でも良いかもしれないですね。
以前ベネディクトも話していましたし。

もうひとつはやはりUnaさんでしょうかね。
ハドソンさんのいない「シャーロック」なんて考えられませんが、
かなりご高齢になってきてますもんね。

ともかく、そうなんです、これから何を楽しみにすれば良いんでしょうね(涙涙涙)
しばらくはS1S2をつつきながら細々と生きていくしかなさそうです。
モファティスが心を入れ替えて再挑戦してくれるまで頑張りましょうね。
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Re.Unknown (dico)
2017-07-01 18:04:14
篠田先生
心臓が止まるかと思いました・・・
こちらこそありがとうございます。垂れ流しばかりですみません。
「終わり」を感じられましたか。
Sherlockと同人本の歩みは生み出す側ならではの視点でとても興味深いです。
なぜその方向にいってしまうのでしょうか。
同人本においては才能のある方ほどオリジナルに走っていってしまっているようにも思いました。
それにしてもまさかこのドラマが同じ顛末になるとは思いませんでした。

やはりここで一旦終わるのが正解なんでしょうね。
そして仰る通り渋みを増したふたりに会えたら本当に嬉しいです。

先生の考察も楽しみにしています。
また、お気遣いありがとうございます。
先生もくれぐれもご無理なさらぬようご自愛くださいませ。
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ブログ書きました (篠田真由美)
2017-07-01 18:34:40
ごめんなさい、dicoさん。心臓止めないでください。

7/1づけのブログにざくっと書きました。
同人をやっている人が、やがてオリジナル度が高くなっていく、そのあげくにリスペクトがどこかに飛んでいくというのは、なにか普遍的な現象みたいに思えるのです。しかしまさかそれで、仮にもプロの作品が解釈できてしまうとは思いませんでした。
でも、人間ってなにか説明が欲しいものですよね。
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Boyhood (あきこ)
2017-07-01 19:41:29
シーズンの終わりごとに次への布石がありましたが、S4はまさに「終わった」というラストでしたね。
S1、S2あたりは制作陣もキャストもはつらつとして最高にノッてる感じでしたが、S3あたりから「SHERLOCK」というドラマの青春時代が過ぎ去ってしまったように思えます。それは制作陣の質が落ちたとか、キャストが劣化したとか、ファンが…とか、そういうことよりも…物事には「旬」というものがあって、このドラマにあったきらきらした「旬」が無情にも過ぎ去ってしまったという感じ。
とはいえ制作陣もキャストも、もちろんファンも皆が「SHERLOCK」が大好きなことは間違いなく、もしかしたら忘れかけた頃に同窓会的なドラマが楽しめるかもしれませんね。
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Re.ブログ書きました (dico)
2017-07-01 21:52:59
篠田先生
わざわざお知らせありがとうございます。
早速拝読させていただきました。
いやもう、泣けてきました。
同人本の普遍的な現象、まんまモファティスではないですか。
愛ゆえにプロアマ問わず誰もが陥ってしまうのですね。
確かに終わったほうが良いというお言葉、よくわかります。

それにしても、ご考察とても面白かったです。
「原作者よりも自分が製造者であるという錯覚」これは本当に多いように思います。

そうですね、説明がほしいものなんだとあらためて思いました。
でも先生のブログを読んでとてもスッキリしました。
ありがとうございました!
今後も楽しみにしています。
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Re.Boyhood (dico)
2017-07-01 22:01:05
あきこさん
「旬」て確かに作品にも人にもありますよね。
特にベネディクトのシャーロックはS1S2がまさに旬で、それ以降は旬が過ぎてしまったのかもしれません。
(マーティンは安定マーティンですけど)
S3は重責もかなりあったと思います。
世界的な人気が頂点に達したのもその頃ですしね。

寂しいですけど、終わらない宴はないんだと覚悟するしかないですね。
いつかまた、会える日がくると信じてますけど。
まさにひとつの時代の終わりです。
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複雑な心境です (Misty)
2017-07-01 23:37:53
こんばんは。
S5の可能性と聞いても、ワクワクできない自分が何だか悲しいな~と思ったのですが、dicoさんが書かれたことやみなさんのコメントを読んでいて、色々納得したり、私だけじゃないんだな~と思えました。

モファティスが本気でS4がすごい感動物語でいい出来だと信じてるなら、その良さが分からない方が悪いと思ってるなら、私はS5はあまり見たくない気がします。

ちょうどdicoさんにコメントいただいたところでタイムリーなのですが、「プリズンブレイク」みたいに、8年後にまさかの復活でいいものができるという場合もあるかもしれませんけど、モファティスの“自分たちがやりたいことだけやる”路線の行き過ぎがこれ以上そのまま続いたら、一体どうなってしまうんだろうという危惧の方が、今の時点では私の中で強いです。制作側がやりたいようにやっていいものができてるうちは良かったんですけど…残念ながら今はそう思えません。そのうえ、S4はちょっとファンの嫌がることをわざとやる…が行き過ぎちゃったような気もしました。

それにしても、紹介してくださったラジオのインタビューでは結構やる可能性高いみたいな話になってますね。どういう心境の変化でしょう?最後に載せてくださった放送直後?の言葉では終わらせる可能性の方が高そうに見えますけど。
rewardは、利益の意味もありそうですが、「やったかいがあった」のような感じでもいいかも…最初の文は、「僕たちは、この番組をやることでもう十分楽しませてもらった。」で、If that was it. 以降が「もし、これで終わりというなら、それでいいんじゃないかな。(この先「シャーロック」が制作されなくても)僕ら(製作者側)の誰も路頭で飢えたりはしないだろうし。まぁ、僕は路頭に迷っちゃうかもね。」(というジョーク)という感じかなと思います。

もっと時間がたってリセットされてからオリジナルに近い探偵ものとしてなら少しだけ見たい気もしますが、もうオリキャラに乗っ取られる話はいいです。それぐらいなら、全くのスピンオフのほうがいいかも。
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お詫びと追加 (Yam Yam)
2017-07-02 12:12:50
こんにちは。
返信を読ませて頂いていてフト自分のコメントを見て、ワッ!
「如何ですか?」を「以下がですか?」なんて気付かずポチってしまって何ともお恥ずかしい事で
すが、多分い気づいていらっしゃらないことと期待しながら、でも失礼しましたm(__)m

で、ついでに又もや続きますが・・・・
過去数年ずっとでしたが モファティスの語る事は殆ど信用していないのですが、S5の可能性の
要因の一つはBBCの考え方もある様に思います。
ご存知のように、S4放送直後からのBBCへの抗議が物凄かったのには驚いたのですが、今な
お燻っていることも又驚きです。 シャーロックを熱愛していたからこその苦言なのだと思うのです
が そのパワーには圧倒されます。

それと、dicoさんが仰る”ベネディクトの劣化”(泣)、残念ながら全く同感(こっそり言いますが)で
してシーズンを追うごとに泣きそうになります。
そうそう、S1の時から「50歳位のシャーロック」語っていましたね。
万が一可能性があるなら是非観たいものですが、それまで何とか良い年の重ね方をして 正典
に近い大人のシャーロックを楽しみにしたいとも感じます。
それにしても、その可能性があったとしても、ご指摘の様に問題はハドソンさんですよね。
あれ程の存在感のあるハドソンさん、それもUnaさんのハドソンさん無しではシャーロック成り立
たないと感じます。 どうなりますかね?

最初にシャーロックを見て沼入りして以来6年以上 少し大げさかもしれませんが 生きる張り合
いを作ってくれたような気がするシャーロックです。 
ベネディクトの作品自体はこれから先沢山続きますが、やはり何といってもシャーロックのベネ
ディクトが一番と思うワタクシは この先ロスに耐えて行けるかどうか(涙)
私も回顧でS1S2に戻ろうと思っています。
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