呑んべぇ爺さん

呑んべぇ爺さん「音岳」の記録とつぶやき

六甲全山縦走99

2007年06月23日 | 六甲全山縦走
【雨の後の澄み切った空気の高取山から】


10:06で99回目の完走。朝の室内気温は25℃。梅雨の中で、この数日「曇時々雨」の予報だったが、ラッキーにも昨日、今日だけ晴れるのが突如判った。暑くなるだろうから朝早く出発したい。朝から快晴で暑くなりそうだ。トレーニング目標は今の体調とこの条件ではきつそうな、10時間を切って完走する事にする。今日も従来からの六甲全山縦走用のリーボックのトレイルシューズにする。靴に当たらないようにゴソゴソでも良いのが判っているので、靴下は薄手靴下1枚しか履かない。

【早朝の山陽電車】
【須磨浦公園の敦盛橋】
5:35に須磨浦公園を出発する。登山者は辺りには誰も居なかったが、たまたま現れた地元の毎日登山の空身の同年代の男性が先を行く。全山縦走を考えなければ良いペースだが、長い道のりのペース配分を考えると、今の私には少し早いかなと思う。今日も風が殆ど無く暑い。結局、旗振山まで後に付いて行ってしまった。横尾山から高取山の登りはピッチが落ちてしまう。高取山で目標から13分遅れで、最初の出だしの失敗が影響しているのを実感する。

いつもより出発時間が早かったが、月見茶屋で19℃と気温も上がってきている。今日も下りはゆっくり駆け下れるが、平坦地を走る元気は全くない。丸山のデイリーヤマザクでアイスクリームをたっぷり買う。暑いので冷たくてうまい。菊水山の山頂東屋では22℃と、晴天で次第に直射日光がきつくなって来ている。ここでも目標より42分遅れと、ずるずる遅くなって行く。

菊水山頂では人が相変わらず大勢居るが、今日は同じ方向に意識できる人は全く現れない。淡々と進む。鍋蓋山からの下りは駆け下るれるが元気はないのでスピードが無い。今日は靴下は薄手を1枚だけなので、小石やゴミが靴の中に入ると違和感を感じる。以前は厚手靴下を履いていたので感じなかったのが、こんな所ではっきり違いが出てきた。大龍寺山門で靴を脱いでゴミを取る。再スタートして直ぐに、喋りながら歩いて下っているトレイルラン風スタイルの2人の男性を追い越す。

市ケ原までゆっくり駆け下れる。桜茶屋への階段を登っていると先程の2人組が追い越して行った。気が付かなかったけれど、後を走っていたのだ。さすがに摩耶山への登りは人が多い。団体に追い付いたりもするが、意識できる人が時々現れてくれたので掬星台まで1:09かかって比較的しっかり登れた。

オテル・ド・麻耶のグラスハウスでソフトクリーム(350円)を買う。六甲山上道路に入ると全く力が入らずチンタラ歩く。丁字ケ辻の藤原商店でもアイスクリームを買う。東六甲分岐点に近づく頃、タイムを見ると分岐点で8時間はとっくに越え、分岐点から1時間30程度で行ければ切れるかなと思うが、今日の体調では10時間を切る本日の目標は厳しそうだ。

【石井ダム】
【鍋蓋山頂から】
【六甲山上道路】
【丁字ケ辻手前から】
【一軒茶屋】

分岐点から先は足裏が楽になる。体調は思ったほど良くならないが、そこそこ駆け下れた。大谷乗越を過ぎて、チンタラ歩いていると、今の私から見てすごく早く感じる小柄な男性が追い越して行った。塩尾寺からの下りで、歩いているその男性を発見して次第に近づくと、バタバタ駆け下っているので気配を察してか、速いスピードで駆け下って行って最後まで姿は見えなかった。ドタドタ走り続けて、一気にゴールまで駆け下る。

今日の縦走で体力は戻ってきた感じはあるが、積極的に攻める体の切れが無かった。出だしの失敗は大きい。今日は、平凡なトレーニングになってしまい、充実感は無いが、右足小指付け根が痛くなる事が無かったのが最大の喜びだ。
(72,600歩:出発から帰宅まで)



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