明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昼に本郷三丁目の『金魚坂』へ紹介頂いたMさんと行く。出来れば金魚だけに7月中に展示を、と考えている。室生犀星と絡ませる金魚は〝数年前、映画に先超され断念する前は、普通の琉金をイメージしていたが、拡大した場合、体高の高さが迫力が出て、無気味かもしれないと思った。食べて美味しい蛸も、拡大して北斎に絡ませたら象のバケモノのようで気持ち悪すぎ、酢蛸のように真っ赤にしてしのいだ。小さいから可愛いと言うことはある。そこでヒレの長さなどから〝東海錦〟をお願いした。あまりポピュラーな金魚ではないようだが、せっかく350年続く金魚問屋で展示するのだから贅沢を言いたい。大阪に発注をお願いした。 その後Mさんと作品展示中の『深川モダン』~文化で見る近代のKOTO~ 深川江戸資料館へ。先日明治座の『細雪』の稽古中だった今拓哉さんに出来たばかりで、展示中の谷崎潤一郎の小さなプリントを楽屋にピンナップして貰おうと差し上げた。背景は一億相当と聞いている文部大臣賞受賞歴のある盆栽である。背景が女郎蜘蛛の彫り物入りの女の裸体ではまずいだろう。会場には深川出身の有名人と言うことで、今さんの奥さんの岩崎宏美、良美姉妹のレコードが並んでいた。

旧HP

『タウン深川』明日出来ること今日はせず 連載第14回〝青春の日の一撃〟

深川江戸資料館ゴールデンウイーク特別展『深川モダン』~文化で見る近代のKOTO~ 泉鏡花、谷崎潤一郎、永井荷風(杉浦日向子コーナーには葛飾北斎像)

4月20日~5月6日(休4月22日)

『石塚公昭 幻想写真展 生き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtube



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