明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



先日母がベッドから落ちて入院し、退院というので行くと、鼻をぶつけていたようだが、特にどうということなく。病院とホームが棟続きなので、わざわざ出かけてロビーからロビーまで、数メールの間だけ。ストレッチャーに寝かされたまま「何でベッドから降りようとしたんだよ?」「お金が落ちてたから拾うと思って。」相変わらずふざけたことを言っている。人気者なんだといっていたが、ホームのロビーでは職員達に笑顔で手を振られていた。数ヶ月前の転院時は話しかけてもぼーっと黙って、これは長くないな、と思ったのだが。どうしたことか。アメリカ在住の妹には「お前も長生きするかもしれないから覚悟した方がいいぞ。」と 先日メールした。北野武の『首』でも観て帰ろうかと思ったが、2時間ほど間があるし、こうはしていられないと帰宅。 無学祖元の袖から顔を出す龍は来日前の宗時代のエピソードで、中国では龍は5本指だが、龍を連れて「我が国へ教えを伝えよ。」と現れたのは鶴岡八幡の神なので、日本の龍ということで3本指にしたが、円覚寺の坐像の背もたれの龍が何本指か調べてみたい。



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