明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日のブログを読んだ友人から、イメージは写真のように頭に浮かぶのか、とメールが着た。こいつは20年前も同じことを聞いた。実をいうとそれがそうでもない。私は思い付いた!という顔を良くするそうだが、具体的な部分に、後はモヤのようなガスのような何かである。なのにここに在るのは判る、としかいえない。 寒山と拾得に関しては、せっかく実在者から解放されたので、日本、中国で星の数ほど描かれて来たのとは、趣きの違う表情にしたかった。なのでデータのストックの底を叩き、一度粘土を掴んだら、必ず完成まで持って行く、とずっと決まりを守って来たのに、一つ目の寒山と拾得の首を没にした。 拾得、仕上げを残し乾燥に入る。次は〝月を指差す”寒山という、今回のメインテーマということになりそうな寒山の制作に入る。たった一つ、鉄拐仙人が次に作る作るといいながら頭が残っている。



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