明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ロクロ台の高さが高くて肩が疲れるので低いロクロを注文。少しでも無理な姿勢は避けたい。無呼吸症候群発覚以来判ったのは、私から制作欲が失せることはあり得ない、と思っていたら、ご馳走を目の前に箸を止め、ボンヤリしてしている自分に驚いてしまった。手さえ動けば、と思っていた私が間違っていた。 子供の頃、算数などという面白くも可笑しくもない物が、大人になって必要になるはずがない、と思っていたが、独学者の良い所は、その調子で、自分にとって必要なことと必要でないことを自分で決められることである。〝君にはまだ判らないだろうが、将来必ず必要になるから、やっておきなさい”そんなセリフは小学生ですでにうんざりである。工芸学校では、洗練されていない個性は癖だ、と聞いたが、癖も40年もやっていれば〝作風”となる。

 



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