明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



目が覚めると、無呼吸用装置を装着せずに寝てしまっていた。おかげで臨済義玄の完成一日伸びそうである。私のような不信心者が、ある宗派の開祖を作ることになるとは。一寸先は判らず、行き当たりばったり、成り行き任せの、あえて良いところといってみたい。”考えるな感じろ“でいくのが、特に今回のモチーフは肝心であろう。何でこんなことになったのか、経緯は後で当ブログを検証するしかない。そして初めから予定通りに制作しました、という顔をする。「絵を描くこととは考えないで作業すること」という横尾忠則さんと違い、幼い頃から今に至るまで、周囲は素っ堅気ばかりで「何だか判らないけど作りたくて作っちゃいました」が通じる人材は絶無である。”感じたんじゃない考えたのだ“という顔をついしてしまうのである。哀しい話しではあるが、今にして思うと、将来を案じた母の教育の賜物であろう。やってることの割に人間関係で問題は起きにくい。

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