明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



海産物の処理は、近所の飲み屋の、ホテルオークラの『なだ万』で修行したご主人に方法を聞いた。撮影の前の晩には生きていただけあって、さすがに美味しいが、海産物との攻防を、思い出さないように食すというのは無理な話である。なにしろモニター画面では、一日中奴がこちらを見ている。目の色を変えてやった。 昨日から、海産物の処理と、海産物の画像の処理で一歩も家を出ず。 Tが大好きだった小学生の頃の私に向かって、今の私が、未だにこんなことやってるぞ、と制作中の海産物を見せたらどう思うであろう。間違いなく喜ぶだろうが、万が一号泣でもされたら、たまたま今回、こんなことしてるだけだよ、と慰めるしかない。 それにしても準主役というには、あまりに堂々としているが、一番の難関を早々にクリヤーしてしまって残念な気もする。30日に届いたと思ったらもう出来てしまった。終って欲しくない時に限ってスムーズに事が進んでしまう。私も徹夜するほど熱中するからいけない。残りのパートもせいぜい楽しむことにする。

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