出がけに、芸術新潮6月号が届く。インタビューが文楽太棹の巨匠・鶴沢清治。良いタイミングである。 『Objestglass12 』の評が掲載されており、“酔狂な行為”とある。自分では「ダテやスイキョーでやれるかよ」といっているわりに、人にいわれると悪い気はしない。“街角で挙動不審な男をみかけても、温かく見守ってあげてください”としめられていた。先日の六本木での撮影時、小学校教師の視線はかなり刺さった。 たまたまTVで文楽をやっていたが、娘の声色を解説では可愛いと言っていたが、お爺さんでは、こちらの想像力不足か、かなり苦しい。その点、越孝さんは可愛らしく。名曲のさわりということであったが、お二人共に熱演であった。古典芸能で、これは私でも知ってると思った場合、由利徹のコントだったかも、とつい思ってしまう。 帰りに、国立在住のTさんを、煮込みの『K本』へお誘いする。常連オールスターズの流れに吸収され、2軒目へ。幸か不幸か、ディープな体験をさせてしまった。無事帰れただろうか。
| Trackback ( 0 )
|