めずらしく2週間続けて,映画館に行き,映画を観ました。
両方ともたまたまタダ券を手に入れたので,いっただけですが。
先週見たのは,「幸せのちから」です。
前情報なくなんの先入観もなく見たのでですが,映画館に入ったときから眠かったので当然寝るかなと思っていたら,おもしろくて全然眠れませんでした。
実話を元にした,親子愛と努力の話でした。
司法試験受験時代で,勉強をやりまくったり,人に頭を下げまくっていた苦労時代を思い出してしまうなど,泣けました。
とにかく,これは超オススメです。
今週見たのは,周防監督の我々の業界の話題作
「それでもボクはやってない」です(ごくごく一部ネタばれ注意!!)。
ほんとにリアルで,全く映画を見ているような気がしませんでした。
刑事裁判における法曹界の問題や悩みがよく出ていたように思います。
そこから類推すると,おそらく我々があまり見ることがない警察署や検察庁の中の出来事,取調べや監獄の中のこともきっとリアルに再現されているのでしょうね。
特に裁判劇の方は,ごくごく普通に行われていることで司法研修所の作った教材用のビデオを見ているような雰囲気でした。
この映画のいいところは,
①リアルであること,
②刑事司法の問題点や悩みをよく出していること(無罪推定原則の形骸化,裁判所・検察・警察・弁護士の理想と現実のギャップなど),
③主人公が本当にやっているかいないかがはっきりあえてさせず,とにかくやっていないと言い張っている被告人の目を中心に刑事裁判をとらえていることでしょうか。
個人的に一番印象に残ったシーンは,
主人公の友人が居酒屋で,保釈の要件を自慢げに話しているのですが,見事に間違っていたことでしょうか。
(刑事訴訟法60条では「逃亡のおそれ」があることが勾留の要件とされていますが,刑事訴訟法89条では,保釈には「逃亡のおそれ」があるかどうかは関係ないとされています。)
多分わざとなんでしょうね。
しかも弁護士ではなく素人に言わせ,同席している弁護士役の役所さんや瀬戸さんは何も突っ込ませていないのも,微妙な感じがリアルで,面白かったです。
話が変な方向に行きましたが,とにかく
これも是非一度ご覧になる価値がある映画かと思います。
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両方ともたまたまタダ券を手に入れたので,いっただけですが。
先週見たのは,「幸せのちから」です。
前情報なくなんの先入観もなく見たのでですが,映画館に入ったときから眠かったので当然寝るかなと思っていたら,おもしろくて全然眠れませんでした。
実話を元にした,親子愛と努力の話でした。
司法試験受験時代で,勉強をやりまくったり,人に頭を下げまくっていた苦労時代を思い出してしまうなど,泣けました。
とにかく,これは超オススメです。
今週見たのは,周防監督の我々の業界の話題作
「それでもボクはやってない」です(ごくごく一部ネタばれ注意!!)。
ほんとにリアルで,全く映画を見ているような気がしませんでした。
刑事裁判における法曹界の問題や悩みがよく出ていたように思います。
そこから類推すると,おそらく我々があまり見ることがない警察署や検察庁の中の出来事,取調べや監獄の中のこともきっとリアルに再現されているのでしょうね。
特に裁判劇の方は,ごくごく普通に行われていることで司法研修所の作った教材用のビデオを見ているような雰囲気でした。
この映画のいいところは,
①リアルであること,
②刑事司法の問題点や悩みをよく出していること(無罪推定原則の形骸化,裁判所・検察・警察・弁護士の理想と現実のギャップなど),
③主人公が本当にやっているかいないかがはっきりあえてさせず,とにかくやっていないと言い張っている被告人の目を中心に刑事裁判をとらえていることでしょうか。
個人的に一番印象に残ったシーンは,
主人公の友人が居酒屋で,保釈の要件を自慢げに話しているのですが,見事に間違っていたことでしょうか。
(刑事訴訟法60条では「逃亡のおそれ」があることが勾留の要件とされていますが,刑事訴訟法89条では,保釈には「逃亡のおそれ」があるかどうかは関係ないとされています。)
多分わざとなんでしょうね。
しかも弁護士ではなく素人に言わせ,同席している弁護士役の役所さんや瀬戸さんは何も突っ込ませていないのも,微妙な感じがリアルで,面白かったです。
話が変な方向に行きましたが,とにかく
これも是非一度ご覧になる価値がある映画かと思います。
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まだ観ていません。映画館のタダ券で(平日のみ可)観ようと思っていたところです。
それなのに、
個人的に一番印象に残ったシーンは、・・・
というのは反則です。
映画の一部がわかってしまったじゃないですか。
多分そのシーンになると「NOBI~!」と怒りかあるいは笑いがこみ上げてくるでしょう。
今後、映画紹介の際には注意して下さい。
全く本編の筋とは影響のないところを挙げていたのですが(普通の人は気づかないところ),それでもダメですか・・・
以後気をつけます。
普通の人は気づかないところ・・・
ひねくれ者は、そのシーンを必死で探すでしょう。
レッドカードもんですよ。
でも多分見に行きます。
なんというか、怖かったです・・・
きっといい人もいっぱいいるのでしょうが、警察も
検察も鬼か悪魔のようでしたよ・・・
裁判のシーンなども、緊迫感がありましたね。
裁判というシステムの残酷な一面を見たような
気がします。
法律関係の仕事って、ほんとに大変なんだなあと
しみじみ思いました。
しかし、もっとスッキリ終わるんだと思ってたので、
1審で終ってしまったのがちょっと残念。
ちなみにNOBIさんの一番印象に残ったシーンには
まったく気付きませんでしたよ・・・
ダメですね。
NOBIさんのシーンに気がつかなかったとは。
(他のシーンの方が良かったのかな?)
私の周りでもいつの間にか「観に行った」という人が多く、この手の映画にしては興業成績はいいのでは?
いろんな期待をこめて観に行きます。
えびぞうさん、ありがとう。
私のシーンは,どうでもいいシーンなので普通の人はさらっと流すところかと思います。
私としましては,実は,「幸せのちから」の方がお薦めなんです。
こちらも機会あれば是非一度見に行かれてはいかがでしょうか。
私、実は変形股関節症という病気持ちでして、それも両股関節の。痛み出すと長時間座っていることが出来ません。
この映画ネタが出ていた頃から少し「アレ?」っていう感じだったのが、二週間ほど前から「無理、無理」状態に。
特に、上等な椅子がダメなんです。
最近の映画館の椅子ってふかふかで上等でしょう?
あの角度が股関節に一番悪い。
一度無理して映画館に入り残り、四分の一、まさにいいところでギブアップして出てきたことがありました。
悲しい、春なのに。
映画はいずれビデオ化されますので,そのときゆっくり見てみて下さい。
お優しいお言葉ありがとう。
でもやっぱり観たいスクリーンで。
と、
以前どうしても観たくなって無理して行ったら、痛くて気分が悪くなり最後まで座っていられませんでした。ラストのいいところで席を立つのは悔しいです。
ところでNOBI様はビデオで映画を観ているんですか?
私はDVDですが。
パソコンをベット横に持ってきて仕事に励む労働者より。
うちではDVDありますが,もはやDVDが主流なんですね。
私は,30代だけど,古い人間なので,ビデオもCDもLDもDVDも特に区別せず「ビデオ」と呼んでます。
今は,ビデオとDVDを区別して呼んでいるのですね。知らなかった・・・