デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

月の男

2022-02-12 02:33:51 | 映画・芸能界


月の男

 


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デンマンさん。。。、「月の男」というのは1969年に月面に着陸して第一歩を踏み出した宇宙飛行士のことですか?


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確かに、1969年に初めて人間が月に着地したのだけれど、この「月の男」というのは宇宙飛行士のことではないのですよ。。。

火星人という言葉は聞いたことがありますけれど、「月の男」という言葉はこれまでに聞いたことがありませんわ。。。

僕も「月のうさぎ」は聞いたことがあるけれど、「月の男」というのは聞いたことがありません。。。

それなのに、どういうわけで「月の男」を取り上げたのですか?

実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



マン・イン・ザ・ムーン


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『マン・イン・ザ・ムーン』(月の男)は、思春期を経て大人に成長する過程を描いた1991年のアメリカの青春映画。
これは、ジェニー・ウィングフィールドが書いた脚本から、ロバート・マリガンが監督した最後の映画。

1950年代のルイジアナ州の田舎を舞台にしたこの映画は、14歳のおてんば娘、ダニーが主人公。
このおてんば娘は、年上の男の子のコートが隣に引っ越してきたときに初恋と失恋を経験する。
この映画は批評家の称賛を受け、ロジャー・イーバートの1991年のトップ10映画のリストに載る。

 

あらすじ

1957年の夏、ダニエル・トラント(通称:ダニー)はルイジアナ州に住む14歳の少女。
ダニーと、秋に大学に進学する姉のモーリーン(エミリー・ウォーフィールド)はとても仲の良い姉妹。
モーリーンは、まだ幼い妹のミッシーの世話を手伝い、母親のアビゲイル(テス・ハーパー)は次の赤ちゃんを身ごもっている。

ダニーはエルビス・プレスリーのレコードを聴き、近くの小川で素っ裸になって泳ぐのが好き。
彼女が新しい隣人、17歳のコート・フォスター(ジェイソン・ロンドン)に会うのは、全裸で泳いでいるときだった。

コートはダニーを「小さな女の子」と呼ぶようになる。
ある日、ダニーの父親のマシューがダニーに食料品を買ってくるようにお使いを頼む。
その時コートが車を運転してダニーを乗せてゆくように頼むのだった。
ダニーとコートは町に車で行き、それがきっかけで仲良くなる。
ダニーは明らかにコートに恋心を感じ始める。

モーリーンはボーイフレンドのビリー・サンダースとデートをしダンスパーティに行く。
その帰り、ビリーは彼の車を駐車してモーリーンの体を求めるのだった。
モーリーンは「愛は美しくあるべきだ」と信じているので、怒り、ビリーと別れることに決める。

翌日、ダニーはモーリーンに男の子にキスする方法についてアドバイスを求める。
モーリーンはダニーにキスの仕方を教えるのだった。

コートは日中は仕事で忙しいので、ダニーと2人は夜に泳ぎに行く約束をする。
その夜、ダニーはコートと一緒に泳ぎ、キスをしようするのだった。
でも、コートはダニーを押しのけてしまう。

ダニーの帰りが遅いので母親が心配して、雷雨の中をダニーを探しに出かける。
ちょうどその時、ダニーが家に戻ってくるところだった。
母親とダニーはお互いに駆け寄っるのだけれど、アビゲイルは暗いので木の根っこに躓いて転んで頭を打ってしまう。
悲鳴を聞いたダニーの父親は身重の妻を病院に連れて行く。

父親が病院から家に帰ると、ダニーが夜外出したことが原因で、アビゲイルの事故が起きたというので、ズボンのベルトでダニーの尻を叩く。

翌日、コートはダニーの家に食べ物を届ける。そしてダニーはキスを拒否したことを謝罪するのだった。
やがて二人は仲直りして、初めてキスを交わす。

 


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ダニーが病院で母親を訪ねている間、モーリーンがミッシーのベビーシッターをしている時にコートがダニーに会いにやって来る。
モーリーンに会ってコートは彼女に一目惚れしてしまうのだった。
モーリーンはダニーがコートに恋をしているのをを知っているので、最初はコートの愛情を受けることに気が進まない。
しかし、モーリーンはやがて、彼に惹かれるようになり、キスを交わすようになる。

次の数日間で、ダニーはコートから無視されるようになる。
家族が病院からアビゲイルと新しい赤ちゃんを迎えに行く間、コートとモーリーンはお互いへの愛を誓うのだった。

その後まもなく、コートは事故を起こしてしまう。
モーリーンとダニーは悲しみに沈む。
その後二人はどうなるのか?
それは映画を観てください。

(デンマン訳)




SOURCE: "The Man in the Moon"
From Wikipedia, the free encyclopedia


 



 



あらっ。。。青春時代を思い起こさせるような映画ねぇ〜。。。



そうなのですよ。。。中年を過ぎた大人なら、昔の青春時代を懐かしく思い出しながら観ることができますよ。。。

青春の真っ只中に居る青少年・少女も充分に楽しめそうねぇ〜。。。

楽しめます。。。

。。。で、「月の男」というのは、どういう人のことなのォ〜?

仲の良い姉妹が夏の夜にベランダで簡易ベッドに横になりながら、夢見心地で近い将来 恋する相手の男性のことを語り合うのですよ。。。

 


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つまり、まだ見ぬ恋の相手を「月の男」と呼んでいるわけねぇ〜。。。



そういうことですよ。。。

。。。で、どういうわけで、この映画を取り上げたのォ〜?

この映画の監督のロバート・マリガンは、こういう青春モノというか、十代の少年少女の「性の目覚め」「恋のときめき」というようなテーマの映画を作るのが好きなようです。。。

この他にも、そういう映画を作ってるのォ〜?

作ってますよ。。。あの感動的な「おもいでの夏」は、このロバート・マリガン監督が作ったのです。。。

 



あなたにとって映画とは?

 


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『風と共に去りぬ』
名作ですよね。。。

誰にも思い出の映画ってありますよね?
もちろん、あなたにだってあるでしょう?
最も感動を受けた映画って、何でした?

腹がよじれるほど笑って、涙が出てきてしまったことってあるでしょう?

あるいは、悲しい映画を見てサメザメと泣けてきたこともあったでしょう?

ええっ?僕の場合ですか?

そうですねぇ~。。。
僕にとって懐かしい映画は『おもいでの夏』ですよ。

 


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この事については、レンゲさんと話したことがあるのですよ。
その時の記事から抜粋してみますね。

 





レンゲさんは『おもいでの夏』という映画を見たことがありますか?古い映画ですよ。1971年にロバート・マリガン監督が作ったものですよ。


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題名だけは知っていますが、まだ見たことはありません。どんな内容なんですの?

舞台は1942年のニューイングランドです。15才の少年がジェニファー・オニールが演じる人妻に恋をする物語ですよ。レンゲさんは16才で桜の花びらを散らしたわけだけれど、この少年は15歳で散らしたわけです。男だから、散らしたと言うより“筆おろし”をしてもらったと言う方がいいでしょうね。

デンマンさんは、いくつのときに筆おろしをなさったんですの?

19歳でした。

どなたと?

だから由香さんとですよ。すでにレンゲさんには話しましたよ。由香さんに関心のある人は次のリンクをクリックして読んでみてください。

『レンゲさんがすばらしい人とめぐり合えるように!』
   (2005年11月12日)

それで、その映画は?

人妻役を演じたジェニファー・オニールがなんとも美しかったですよ。 話はずいぶん昔のことなんですよ。太平洋戦争で南方の戦線に従軍した夫が日本軍と戦って戦死してしまうんです。その公報が届き悲嘆にくれるその日に人妻は自分に憧れている少年を受け入れるんです。つまり、まだウブではあるけれども、この人妻を成熟した女の理想としてとしてあこがれ、性的関心に疼(うず)いている少年を優しく大人の性愛の世界へ導くのですよ。詳しいことは次のリンクをクリックして読んでください。

『おもいでの夏(Summer of '42)』

デンマンさんは、そのような映画がお好きなんですの?

たまにはいいですね。今でも、ワクワクして見ることが出来ますよ。

それで、どのようなところが見所なんですの?

もちろん、“筆おろし”のシーンが最高のクライマックスですよ。近頃の安っぽいセックス・シーンと比べると気品があって実にすばらしい名場面だと思います。マリガン監督の手腕がこのシーンに良く現れていると思いましたね。

ちょっとだけ、そのさわりのところを教えてくださいな。

やっぱり、知りたいですか?

デンマンさん、じらさないでくださいよ。んも~~

 


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分かりましたよ。ちょっとだけねェ。。。浜辺に建つこじんまりとした家。ほの暗い部屋。見つめる少年。服を脱ぐ人妻。。。この人妻のしぐさには決していやらしさがないんですよ。とにかくジェニファー・オニールが演じているんですからね。清楚な印象の中にもグッとひきつける性的魅力があふれていますよ。印象的だったのは、この人妻の身に着けたパンティーでした。これが人妻の性格だとか雰囲気にぴったりとフィットした代物(しろもの)でした。



この写真がそれですか?

ジェニファーがはいていた実物のモノではないですよ。似たようなものを探して貼り付けました。

おばさんパンツですわァ。デンマンさんは、このようなモノがお好きなんですの?

 


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好きだと言うよりも、あの映画の中では、このような白い“おばさんパンツ”じゃないと雰囲気をぶち壊してしまうような気がしましたよ。僕が良く引き合いに出すレンゲさんの中に住んでいるサディストがはいている黒いビキニ・タイプのパンティーでは人妻の清楚な感じが出ないですよ。そう思いませんか?



つまり、デンマンさんは、あたしがはくような黒いパンツはお嫌いなんですのね?ダサいおばさんパンツの方がお好きなんですのね?

僕は、何もレンゲさんのはくパンティーの事を言っているんじゃありませんよォ~。勘違いしないでくださいね。

分かりましたわ。それで、こうまでクドクドとパンツの事を持ち出してきて、一体何がおっしゃりたいのですの?

実は、へへへ。。。僕にも同じような経験があるんですよォ~。

映画の中の15歳の少年のような。。。?由香さんとですか?




『愛することに目覚めて…(2006年2月8日)』より


 

僕にとってこの『おもいでの夏』は、いろいろな意味で懐かしいですよ。
愛と性のベールの向こうを覗き見したような気持ちでしたね。
ワクワクするようでいて、何と言うか、ちょっぴり悲しい。。。というか。。。

 


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この映画の原作となった作品“Summer of '42” by Herman Raucher
を僕は英語版でボロボロになるまで読みました。
メチャ面白いですよ。英語の勉強になります。
楽しく、ワクワクしながら読めます。

砕けた英語がどんどん出てきて、エロい事もシモい事もたくさん出てきます。
もちろん、エロい作品ではありません。
すでに“古典”と言われるような名作だと僕自身は考えています。

僕が読んだ懐かしいペーパーバックの扉に書かれていた文章をここに引用します。

 


Return to Summer of '42


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The man stood still, looking at the weather-beaten house, not really aware that the sea was over his ankles, and that his forty-five-dollar Gucci loafers were full of sand and salt water.

He was fifteen years old again. His name was Hermie, and he was desperately, fiercely in love. She was an older woman - twenty-two, at least - gentle and kind, beautiful beyond dreams. And she was married.

The house was her house, so well remembered that he could re-create it in his mind nail by nail. Dorothy. I love you. Dorothy.

Nothing from the first moment Hermie saw her, and no one who had ever happened to him since, had ever been as frightening and as confusing, had made him feel more sure, more insecure, more important, and less significant...




"SUMMER OF '42 - a novel that will be read and reread many times..."

--- Chicago Sun-Times




出典:DELL BOOK (ペーパーバック版) 第27版
1976年9月印刷 Price $1.75 (1ドル75セント)


『あなたにとって映画とは』より
(2022年1月23日)


 



実は、『マン・イン・ザ・ムーン』を観たあとで次の映画も観たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



独身者と女学生

The Bachelor and the Bobby-Soxer


 


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マーガレット・ターナー(マーナロイ)とスーザン・ターナー(シャーリーテンプル)は一緒に住んでいる姉妹。
両親は亡くなっており二人で仲良く暮らしている。
スーザンは知的な17歳の高校生で、学校で定期的にゲストの講義を聞いた後、興味を抱いてゲストに恋をしてしまうくせがある。
マーガレットは裁判官であり、スーザンの保護者でもある。

ハンサムで洗練された芸術家であるリチャード・ニュージェント(ケーリー・グラント)は、マーガレットの法廷にしばしば出廷する被告。
彼がハンサムでモテるために、ナイトクラブで彼を巡ってしばしば女たちの間で喧嘩が始まるのだった。
その喧嘩の裁判の席で、すでに事情をよく知っているマーガレットは 今回も警告を彼に与えてリチャードを無罪放免で解放する。

裁判所からリチャードはスーザンの高校に行き、そこで彼はその日のゲスト講師として講堂で講演をするのだった。
話を聞きながらスーザンは彼に夢中になってしまう。
講演の後で、彼女は彼と一緒に時間を過ごす理由を見つけ、彼のためにモデルになることを提案する。
その夜、彼女は魅力的なドレスを着て、彼が外出している間に、彼のアパートに忍び込む。

スーザンがいなくなったのを心配してマーガレットとアシスタント検事のトミーが、どうせそんなことだろうと推察してリチャードのアパートに向かう。
しかし、彼らが到着する前にリチャードはスーザンが居間のソファーに座っているのを発見してビックリする。

 


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やがて二人が到着すると、アシスタント検事のトミーはリチャードを誘拐犯だと決めつけ、二人の間でいざこざが起こり、リチャードはトミーを殴ってしまう。
法廷精神科医でありマーガレットとスーザンの叔父でもあるマット・ビーミッシュ(レイ・コリンズ)が介入して実際の状況を説明するまでリチャードは刑務所に入れられてしまう。

スーザンがリチャードに幻滅するまで、二人がデートを重ねるようにすることを叔父であるマットがマーガレットに勧(すす)める。
リチャードが従うならば、トミーは暴行罪を取り下げるということで示談が成立する。

リチャードは、スーザンが彼に幻滅するように色々と考えを巡らすのだが、なかなか思うようにゆかない。
彼によって無駄な可笑しい努力が色々と繰り返される。
ちなみに、叔父のマットは、30を過ぎた姪であるマーガレットがリチャードと結婚することを密かに望んでいる。

リチャードを習慣的なトラブルメーカーと見なしているアシスタント検事は、マーガレットを自分に引き寄せようという下心がある。
マットは、リチャードが旅行に行くことを決定し、マーガレットが彼と一緒に旅行するように計(はか)らう。
そうすれば二人の結婚も可能性が出てくると思っている。

ところが、トミーが邪魔をするために、どうでも良いような些細な容疑でリチャードを逮捕することを知ったマットは、空港の警察に、トミーは検事であるとい妄想を持った精神病患者であることを告げて留置所に監禁するように指示するのだった。
そういうわけでリチャードとマーガレットは、飛行機に乗り込むところで映画は終わる。

 (デンマン訳)




SOURCE: "The Bachelor and the Bobby-Soxer"
From Wikipedia, the free encyclopedia


 



 



これは女学生に扮するシャーリー・テンプルがヒロインなのねぇ〜。。。



そうです。。。

デンマンさんは、どういうわけで青春モノに惹かれるのォ〜?

いや。。。とりわけ青春モノに惹かれているわけじゃないのですよ。。。僕がこれまでバンクーバー市立図書館でDVDを借りて観た映画のうちでも、青春モノは少ないのです。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



それにしても ずいぶんたくさんの映画を観たのですわねぇ〜。。。これまでに 4004本の映画を観たなんて信じられませんわァ〜。。。



「塵も積もれば山となる」と昔の人は言いましたからねぇ〜。。。僕も、いつの間に これほどの映画を観たのかと、自分で驚いてますよ。。。

。。。で、デンマンさんが意識して青春モノを観たのでないということは、たまたま偶然に2つの青春モノを続けて観たのですかァ〜?

そうです。。。久しぶりに少年時代のエピソードを思い出しましたよ。。。

デンマンさんの少年時代のエピソードですか?

そうです。。。小百合さんも読んでみてください。。。

 


菊ちゃんの愛の世界

 


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僕は自分の部屋でこっそりと輸入品の“Playboy”を眺めていたんですよ。


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デンマンさんがいくつの頃のお話なんですの?

中学1年か2年生の頃ですよ。僕の知り合いが引っ越すので欲しければやるけど持って行くか?と言ったので、もうワクワクしながら、10冊ほど持ち帰ってきたんですよ。当時は検閲があって“毛”は見せてはならなかった。だから、黒いインクであの部分が丸く塗りつぶされていたんですよ。僕はどうにかして、あのインクを取り除くことができないものかと、いろいろなもので試してみましたよ。

デンマンさんは研究熱心なんですのねェ~。

レンゲさん、半分呆れていますねェ~~?へへへ。。。とにかく、性に目覚めた頃で、好奇心が旺盛でしたからね。いろいろなもので試したけれど、どうにもインクを取り除くことが出来ないんですよ。僕は、どうしたらいいものか?。。。そう思いながら気に入ったページの(黒いインク以外に)一糸もまとわぬ女性の写真を眺めていたんですよ。

それで。。。

無我夢中だったんでしょうね。菊ちゃんが僕の部屋に入って来たことも僕は分からなかった。お袋だと思って、一瞬、びっくりして僕は肝をつぶしましたよ。お袋は買い物に出かけた、と言うんですよ。菊ちゃんは余りハッキリと言葉が話せないんですよね。僕の名前もハッキリとは言えない。アキラではなく“アキィ~ヤ”と言うんですよ。

その菊ちゃんの表情はどうなんですの?知能が遅れていることが分かりますの?

いや、普通の人と変わらないですよ。だから、いやなセールスマンが来たりすると、お袋は菊ちゃんだけを残して隠れてしまう事がありましたよ。初めての人は菊ちゃんを見ても知能が遅れているとは思わないから、まともな大人に向かうような話し方をしますよ。菊ちゃんもそのような話し方をされると、うれしいんですよね。それで、天気の事から始まって、世間話をし始めるのだけれど、とにかく、僕の名前がまともに言えないほどだから、10分もすると、この人は知能が遅れているというのが分かるんですよね。そう言う時のセールスマンの表情の変わり方を見る事はいつ見ても飽きないものでしたよ。へへへ。。。。

デンマンさんは、いやな趣味をお持ちですのね?

セールスマンの知能が分かって面白いですよ。中には、菊ちゃんの知能が遅れているのが分からない奴が居て、早々に品物の説明をする愚か者が居るんですよ。菊ちゃんは何を言われているのか分からないけれど、一生懸命相槌を打つ。セールスマンも売りたくって仕方ないから、一生懸命に説明する。。。この様子を眺めているのは、どんな漫才を聞くよりも面白かったですよ。。。へへへ。。。

分かりましたわ。それで、菊ちゃんとどのようなことが。。。?

そうですよね。へへへ。。。その話をしようとしたんですよね。僕は、ハッと思って菊ちゃんをじっくりと見ましたよ。インクを取り除かなくても、そこに実物の健康で成人した見ごたえのある女性の体を持った菊ちゃんが居るではないか!。。。“灯台下(もと)暗し!” そう思ったわけなんですよ。

それはデンマンさん、いけない事ですわ。

僕だって、いけない事だとは分かっていましたよ。でも、好奇心がムラムラと湧き上がってきてしまった。それで、“Playboy”のページを菊ちゃんに示して、いろいろと説明したんですよ。“どう、菊ちゃん、きれいな女の人が写っているでしょう。菊ちゃんだって、このようにきれいなんだよ。だから、菊ちゃんも裸になって見せてくれない?” 菊ちゃんは僕になついていて、僕の言う事なら、たいていの事は、“あい、。。。あい、。。。”と言って、聞いてくれるんですよ。むしろ、喜んで僕の言う事に従うんですよ。

それで、菊ちゃんは裸になったんですの?

ところが、この時ばかりは、僕が何と説得しても首を縦には振りませんでしたよ。あとで考えてみれば、お母さんからしっかりとした“家庭教育”を受けていたんでしょうね。菊ちゃんのお母さんはしっかりした人でしたから。。。菊ちゃんを特殊学校にはやらなかったけれど、必要最低限の教育はしていたようです。つまり、自分の体の中で見せてはならないモノは見せてはダメ。触れさせてはいけない所は触れさせてはいけない。そういう女として守らなければならない事はしっかりと教えていたんですよね。あとで僕は反省したんだけれど、しみじみとそう思いましたよ。

それで、デンマンさんはどうなさったんですの?

僕だって、そう思い立ったらぜひとも菊ちゃんの“桜の花”を見てみたい。もう何が何でも見てみたくなったわけですよ。

それで、。。。?

僕は精一杯説得したんですよ。僕が余りにも一生懸命になっているので、菊ちゃんも本当に困ってしまったようでしたよ。“ね、。。ねっ。。。菊ちゃん、いいよね?だから、脱ごうねェ。” 僕は本当に一生懸命になって説得している。お願いしているわけですよ。菊ちゃんにだって、僕の熱意が通じている。それで、菊ちゃんは、すっかり困ってしまっている。しかし、埒(らち)があかないんですよ。

それで、どうなさったんですか?

 


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菊ちゃんは一向に脱ごうとしない。僕は、イライラしてきて菊ちゃんのスカートのすそをたくし上げたんです。そして見たのがこの写真のような“おばさんパンティー”だったんですよ。でも、まさにこのようにフィットした見ごたえのあるもので、思わず僕は生唾をごくりと飲み込みました。心臓が口元まで飛び上がってきたような息苦しさを感じて、目がくらくらしてきましたよ。でも、菊ちゃんだって、大変な思いをしていたんですよね。“もう、それ以上は止めてくれ、。。。あたしは死んでしまう。。。。” そういう感じで、オロオロしているんですよ。泣き顔になって、しゃくりあげているんですよね。体を震わせて、声を殺して泣いているんですよ。僕はバケツの水を頭から浴びせられたようにハッとなりました。やはり、良心があったんですよね。してはいけないことを無理やり菊ちゃんにやっていた。“悪かったよな。。。” 僕は謝りましたよ。



それでどうなったんですの?

僕だって、菊ちゃんと一線を越えようなんて思っても居なかった。ただ、菊ちゃんの“桜の花”を見たくなった。しかし、菊ちゃんが“家庭教育”を受けていた事までは僕は知らない。7歳の「女性」だから、僕になついている菊ちゃんに頼めば見せてくれると思った。中学生の浅はかな頭だったんですよね。“女の操”を初めて感じさせられましたよ。

菊ちゃんは、その後どうしたんですの?

僕は、菊ちゃんという人を改めて見直しましたよ。しかも、そのあとで、僕の部屋にお盆の上にお茶とおやつの“八橋(やつはし)”を載せて入って来たんですよ。時々、お袋に言われて、僕の部屋にそうやっておやつを持ってきてくれたんです。でも、その日は買い物に行ってお袋は居ませんでしたからね。菊ちゃんが自発的におやつを用意してくれたんですよ。僕は本当に菊ちゃんにすまない事をしてしまったと思ったのだけれど、菊ちゃんが根に持たないで、そうやっておやつを用意してくれたことに感激しましたね。“菊ちゃん、一緒に食べようね” “あい” そう言って、菊ちゃんとお茶を飲みながら八ツ橋を食べた思い出がありますよ。

 


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『ニューヨークの混浴露天風呂』より
  (2008年5月22日)


 



デンマンさんは、好奇心旺盛な破廉恥な少年だったのですわねぇ〜。。。



確かに、破廉恥だったかもしれないけれど、そういう思い出って、男なら誰にもあるんじゃないですかァ〜。。。

個人的な思い出を一般化するのはよくありませんわァ〜。。。スカートを捲(めく)りあげるなんて悪ガキのすることではありませんかァ〜! デンマンさんは、相当な悪ガキだったのですわねぇ〜。。。

それほどでもないですよ。。。



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、少年時代にスカートを捲って 女の子に嫌がられたことがござ〜ますかァ〜?

ええっ。。。? 「そんなことは どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ?

いけ好かないお方。。。

わかりましたわ。。。

では、デンマンさんが暮らしているバンクーバーに一度も行ったことがない人のためにバンクーバーを紹介するクリップを貼り出しますわ。

ジックリとご覧になってくださいませぇ〜♬〜。

 


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世界で最も住みやすい街バンクーバー






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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。

 


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