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デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

卑弥子さんと古代ハス(PART 2 OF 3)

2009-07-22 03:49:32 | 日本人・日本文化・文学論・日本語


  
卑弥子さんと古代ハス(PART 2 OF 3)


行田は古代ハスのふるさとです



おほほほほ。。。。

今日は、もう、始めから

現れてしまいましたわぁ~、

あなたにお会いしたかったので

ござ~♪~ますわよゥ。

懐かしい京都もよいですけれど、

デンマンさんが生まれ育った

行田にも行きたいのですわよ。

ええっ?どうしてかって?

それはね、デンマンさんは

もちろんですけれど、

あたくしにとって行田とは

切っても切れない縁が

あるのでござ~♪~ますのよ。

どうしてだか、お分かりになりますか?

行田は古代ハスの

ふるさとなのでござ~♪~ますのよ。



きれいでしょう?

あたくしの初恋の花でござ~♪~ますのよ。

ええっ?どういうわけかってぇ。。。?

実は、八ツ橋を売るお店に、

かわゆい男の子が居たのでござ~♪~ますのよ。

おほほほほほ。。。

その男の子にあたくしが

恋をしたのでござ~♪~ますわ。

ええっ?その話しはすでに聞いたって。。。?

だから、あたくしがその男の子に

きれいなハスのお花を手渡したのですわよ。

ええっ?なぜかって。。。?

あたくしの愛の告白のつもりでしたのよ!

うふふふふふふ。。。。

そういうわけで今日は古代ハスの

お話をしようと思ったのでござ~♪~ますのよ。

どうか、しばらくの間付き合ってくださいませませ。。。

うししししし。。。。




行田市の“天然記念物”に指定されている行田蓮(古代蓮)は
原始的な形態を持つ1400年から3000年前の蓮なんですってよ。
この古代蓮が発見された行田市の小針と言う地区は、
なんとデンマンさんが生まれ育ったところから歩いて30分ぐらいの所にあるんですって。

今から約2000年前、この古代蓮の里一帯は、
たくさんの水生植物が茂る湿地帯だったそうです。
そのとき咲いていた蓮の実が地中深くもぐり、
ふたたびあたたかい陽射しをあびる日まで長い長い眠りについたのですね。

1971年(昭和46年)、行田市では小針地区に新しい焼却場施設を建設するために造成工事を始めたのです。
掘削によってできた場所に水がたまって池となり、
地中深く眠っていた蓮の実が静かに目覚めたのです。

1973年(昭和48年)、池の水面に
多くの丸い葉が浮いているのが発見されたのです。
その後、葉の数もふえつづけ、ついに7月13日、
長い眠りから覚めた古代蓮が可憐なピンクの花を咲かせたのです。

ハスの種子は殻が硬く発芽させにくいのですよね。
でも、そういうわけで、条件が良ければかなり長期間保存が効くのです。
だから、2000年前の地層から発見されたハスの種子が、
発芽することもあるのですわ。
ハスの種が、いかに長寿であるかが実に良く分かるエピソードですよね。

行田市ではその後、小針地区に“古代蓮の里”を立ち上げました。
“古代蓮”をシンボルとする公園です。
古代蓮の自生する付近に憩いの場として、
子どもからお年寄りまで楽しめる公園になっていますよ。
ホームページは次のリンクをクリックしてみてくださいね。

■ 『古代蓮の里 ホームページ』

では、ここで万葉集の中の蓮を詠んだ歌を紹介します。
ちょっと面白い歌ですよ。

原文: 勝間田之 池者我知 蓮無 然言君之 鬚無如之

作者: 女性だけれど名前は不明です。

よみ: 勝間田(かつまた)の、池は我れ知る、蓮(はちす)なし、
  しか言ふ君が、鬚(ひげ)なきごとし

意味: 勝間田の池は、私も知っていますよ。
  でも、蓮(はす)はありませんわ。
  そのようにおっしゃるあなた様に
  ひげがないのと同じように。うふふふふ。。。

新田部皇子(にいたべのみこ)が勝間田の池に咲く蓮の花を見て感動したのですね。
その事をこの歌の作者である女性に語ったわけです。
それを聞いて、その女性が戯(たわむ)れに詠んだ歌なのですわ。



外出先で美しいハス(=美人)でも目にしてきたのでしょう、
。。。と皇子の話を聞いた女性がからかったわけなのですよね。
蓮の字は「恋」に通じることから、
この歌には他にもいろいろ恋情にかかわる諸説があるようですわ。

蓮は、スイレン科、熱帯産、多年草の水生植物で、
花托(花の中心部:実がなる)が蜂の巣の形に似ていることから、
「はちす」と呼ばれていたのです。

仏教との関わりもあり、その巨大な花は極楽浄土に咲くとされ、
そのイメージは仏像の台座に使われています。

ところで、現在各地で栽培されているハスは、
仏教の本家インドの原産なんですよ。
縄文末期に日本に渡来していたことがわかっています。

あなたも、懐かしいふるさとの花を探しに
久しぶりにふるさとに戻ってみては。。。?

日本で旅をするのは高くつくんですよね。
旅館やホテル代が高い。
でもね、安いところもあるんですよ。
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あなたもちょっと覗いてみれば分かりますよ。

では、あなたもふるさとの懐かしい花を求めて、
散策の旅に出てはいかがですか?






『行田は古代ハスのふるさとです (2006年9月26日)』より

『行田は古代ハスのふるさとです (更新版)』


あああァ~、懐かしいですわァ。。。かれこれ3年前ですわ。あたくしはデンマンさんのために、こうして一生懸命にお手伝いしていたのでござ~♪~ますわ。

そうですよう。。。そうですよう。。。僕は感謝していますよう。。。だから、卑弥子さんに素晴らしいお婿さんが来るように、僕も一生懸命にお手伝いしているのですよう。うしししし。。。

デンマンさんは、マジでござ~♪~ますか?

もちろんですよう。。。僕は大真面目で卑弥子さんの幸せを願っているのですよう。

。。。んで、どうして上の記事を取り上げる気になったのでござ~♪~ますか?

あのねぇ、実は、REALOGの上のページへ行ってみたら、なんと、ダ・ヴィンチさんから次のようなコメントが書いてあった。




私は茨城ですが、県の花は薔薇。
しかし、本来は茨の花を昔は多かったと聞く茨城県ですけどね。
未だ茨って見た事無いんです。
既に見るのは園芸品種が野放しで野生化したモノばかり。
原型と言うか原種が気に成ります。

古代ハス。
最近植物園で見ました。
蓮根のハスなんかと違い神秘的な色合いと大きさが印象的でしたわ。

素敵な画像に溜め息出ちゃうわ。
羨ましい行田市。

by ダ・ヴィンチ

2006-09-26 17:08:05




『行田は古代ハスのふるさとです』のコメント欄より
 (2006年9月26日)


でも、この上のコメントはダ・ヴィンチさんが3年前に書いたものでござ~♪~ますわ。

もちろん知ってますよう。僕は、上のコメントを3年前に読んだこともあるし、卑弥子さんがこの上のコメントを取り上げて書いた次の記事を読んだこともありますよう。

■ 『古代ハスのふるさと (2006年10月2日)』

つまり、ド忘れしていたのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。3年も前ですからね。。。ネットで3年前は一昔ですよう。

 (すぐ下のページへ続く)


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