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地球を飛ぶ

2024-01-07 02:34:51 | 地球・環境・自然・動物・ペット


 

地球を飛ぶ

 


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デンマンさん、「地球を飛ぶ」というのはドキュメンタリーの英語のタイトルを日本語に訳したものですか?


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そうです。。。直訳したのです。。。実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次のドキュメンタリーを見たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



アースフライト


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「アースフライト」(Earthflight)は、6つの大陸を横断する鳥の視点からの飛行を映像化した英国の自然ドキュメンタリー。
鳥瞰図を見るように撮影された世界で最も優れた自然の光景を描いたもの。
BBCシリーズはジョンダウナーによって作成され、デイヴィッドテナントによってナレーションされている。
6つの60分のエピソードで構成される。
最初のエピソードは2011年12月29日にBBCOneで放映された。

第6話で詳しく説明されるが、一部の鳥は生後まもなくインプリンティングにより育てた人間を親と思い込んで成長した鳥が撮影に使われている。
このドキュメンタリーは超軽量飛行機やヘリコプター、ドローンによって撮影された。
また、小さなカメラが鳥の背中に固定されて撮影されたシーンもある。

1「北米」

雪ガチョウの群れが北に飛んでゆく途中、あるものは白頭ワシに攻撃される。ペリカンがゴールデンゲートブリッジの下を滑空してゆく。
カリフォルニアでは、驚異的な宙返りを行うデヴィル・エイが姿を現す。また浜辺に上陸して産卵する奇妙なグルニオン魚が群れをなしている。

アラスカでは、白頭ワシが鮭を食べるヒグマの間に急降下して着地する。
グレートプレーンズでは、コウウチョウがバイソン同士が戦う足元にこわごわと着地して餌をついばむ。
白鷺は、餌を求めて立ち往生するイルカのグループを追跡し、おこぼれをもらって食べる。

何百万ものシギチドリ類が先史時代から生息するカブトガニが産卵するのを見つけて、その卵をついばむ。
カリフォルニアカモメはモノ湖に着くと、口を開けたままアルカリハエを追いかけ、口にはいるように水面すれすれに飛行する。

2「アフリカ」

サメ、イルカ、クジラがイワシの大群に突入して貪(むさぼ)り食べている時に、ケープ・シロカツオドリも その群れの間の海中に突入してイワシを見つけて食べまくる。
サンショクウミワシの群れは、フラミンゴだけで構成されたS字型の島を発見すると、やがて壮大な狩りをするように餌を食べ漁(あさ)る。

ミナミオオセグロの群れが飛びながら下を見ると、海の最も偉大な水中捕食者であるホオジロザメが泳いでいる。
ワシが、霧に満ちたビクトリア滝の上空を飛び、やがて広大なザンベジ川で魚を捕獲する。
南アフリカから北ヨーロッパへの毎年の渡り鳥の習性を追って、ツバメとシュバシコウをカメラは追跡する。

セレンゲティの上空からハゲタカと一緒に下を見ると、ヌーの大移動のドラマが繰り広げられる。
この悪賢いスカベンジャーが突然、捕獲者から他の動物に襲われる場面を見ることができる。
有毒なアルカリ湖の中で、ヒヒやハイエナを含む大陸のすべての捕食者に対して脆弱なフラミンゴが、鳥の世界では最も美しい集団ダンスを見事に踊る。

3「ヨーロッパ」

「アースフライト」は、刻印された(育てた人間を自分の親だと信じ込んだ)鳥と一緒に飛ぶ超軽量飛行機から特別な映像を撮影するなど、さまざまなテクニックを使って、壮大なヨーロッパを巡る。他の驚異の中でも、撮影チームはヴェネツィア上空を鶴とガチョウとともに飛んで撮影する。また、ドーバーとエジンバラの白い崖の上も飛びながら撮影する。シュバシコウはアフリカを離れ、ヨーロッパへの玄関口であるイスタンブールに苦難な飛行を続けて到達する。鶴は、サルに守られたジブラルタルの岩を容易に通過する。

フランスでは、カマルグの白い馬が別の馬の集団の到着に水しぶきを上げて歓迎する。ローマでは、街の暑さが2,000万羽のホシムクドリを魅了し、ハヤブサを凌駕する自然の最大の空中ショーを見せる。ハンガリーでは、ショウドウツバメが空中で巧みにカゲロウを捕まえる。バスロックでは、カツオドリが絶妙なスローモーションで飛び込むときに、英国で最大の自然の光景を繰り広げる。コウノトリとツバメがパートナーが戻ってくるのを待って、手作りの巣を作って待っている光景は感動を誘う。

最後に、ガチョウは家族を育てるためにスバールバルに着陸する。若鳥を守るために鳥たちは戦隊を組んでホッキョクグマを追いやる。
ロワール渓谷、ロンドンのドックランズ、オランダの球根畑の上を飛んでゆく鳥たちを眺めるのは、これまでには撮影されたことのない貴重なものだ。

4「南アメリカ」

ドキュメンタリーシリーズでは、コンドルがアンデス山脈に沿って舞い上がる時に、鳥の目で見るように、その場面が撮影される。同様に、緋色のコンゴウインコがアマゾンの中心部を探索する。また、ハチドリとハゲタカが南アフリカ大陸の最大の光景を鳥の目で見せてくれる。マチュピチュ、ナスカライン、リオデジャネイロとサンティアゴの都市を含む旅も撮影される。パタゴニアでは、オオフルマカモメの目を通して、巨大な体を浜辺に座礁させてアザラシを餌食(えじき)にするシャチの光景を撮影する。イグアスの滝では、ハチドリが水浴びをしている間、薄暗いアマツバメが滝の隙間をすり抜けて、その奥の共同のねぐらに群がる様子が見られる。

アンデスの秘境では、コンドルは40羽以上の群れで急上昇し、グアナコ同士が戦って、犠牲者だ出るのを待ち構える。他の場所では、飛行訓練が始まる。母親のコンドルが彼女の若鳥を飛び立たせるために200メートルの崖の端からそっと押す。アマゾンの奥深くでは、コンゴウインコは薬用粘土を求めて集まる。彼らが去れば、同じ薬用粘土を求めてクモザルやバクを含む多くのジャングル動物がやって来る。

ペルーでは、アシカ同士が戦うのを見ながら負けたアシカの死肉を求めてコンドルがやってくる。北への大規模な移動のために、鳥たちがパナマ運河を目指して集結する。コスタリカでは、クロコンドルがウミガメが砂に卵を産むのを待つ。卵が次々に砂の中にピンポン玉が飛び出すように落ちてゆくのをクロコンドルは素早く盗んで食べてしまう。

5「アジアとオーストラリア」

2つの大陸を鳥の目から見た映像では、アネハヅルがインドに向かう途中で危険なヒマラヤの峠を超えながら飛んでゆく。更に上空を飛ぶインドガンは5マイルも上空を飛ぶ。ラジャスタン州では、ハゲタカがトラが獲物を探しているのを見ながら、そのおこぼれに預かることを期待しながら飛ぶ。神聖なネズミを祀(まつ)る寺院を訪れるハトもいる。ハトはまた、地球上で最大のラクダの集合地点に撮影チームを案内する。ハトは更にジョードプル砦の胸壁の周りの騒ぎをかわす方法を学ぶ。砂漠の町の中心にある有刺鉄線で囲まれた場所である、誰もが思いつかないような場所で9,000羽の鶴が冬を越す。

オーストラリアでは、ゴシキセイガイコがシドニーに立ち寄り、オーストラリアのゴールドコーストに沿って飛ぶ。町から遠く離れた場所では、タイハクオウムが何千匹も渦を巻くように飛び回り、セキセイインコはウルル(エアーズロック)を下に見ながら飛び、これまでに記録された最大の群れとなって集まる。

中国では、ツバメとアマツバメが万里の長城と紫禁城で羽を休ませる。日本では、国内で最も尊敬されている鳥であ日本ツルは、地元の人々から魚を餌として与えられる。そのおこぼれにありつくように空腹のアカギツネ、オジロワシ、オオワシが奇妙な調和を保ちながらよってくる。餌を食べて満腹になると、タンチョウは雪の中で美しく踊る。

6「フライングハイ」

鳥のように飛びながら撮影するために、「アースフライト」の撮影チームは野生の群れの驚くべき画像を撮影するだけでなく、人に飼いならされた鳥たちの助けを借りながら撮影する。撮影チームは、6大陸と40か国以上で、多くの並外れた技術を使いながら4年間にわたって撮影した。いくつかのユニークなフライングショットでは、チームのメンバーが(超軽量飛行機に乗って)群れの一部になって撮影した。人に飼いならされた鳥たちは撮影チームの後をついてきた。例えば、超軽量飛行機でエジンバラやロンドン上空を飛ぶときにも。

アフリカでは、撮影者がパラグライダーに乗って野生のハゲタカと一緒に飛びながら撮影した。そのハゲタカの群れの中には、カメラを背中に搭載したハゲタカの形をしたモデル飛行機も混じっている

南米では、雛の時に救出された野生のコンゴウインコが、ジャングルの川の上空を旅しながら「里親」を訪ねて戻ってくる
アフリカでは、ラジコンの「ドローン」が羽を乱すことなくピンクのフラミンゴの群れの中に静かに忍んで撮影する。超軽量飛行機とヘリコプターを使い、白いコウノトリがイスタンブールに到着する劇的な瞬間を撮影チームは捉える。アフリカでは、カメラを背中に搭載した飼いならされたハゲタカがアフリカの茂みを横切って野生のハゲタカの行動を撮影する

同様に、アメリカでは、人の手で飼育された雪ガチョウの群れが野生の群れの移動ルートをたどり、ニューヨークの光景と音を見事に映像に取り入れる。しかし、ブルックリンで迷子になってしまう。(GPSの発信器を付けているので、後で公園の草を食べているところをみつけられ、捕獲された)

 



(デンマン訳)




出典: 「Earthflight」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




 



バードウオッチングに興味のある人には たまらないドキュメンタリですわねぇ~。。。デンマンさんも渡り鳥には特別の関心があるのですかァ~?



いや。。。僕はバードウオッチングをすることもなく、特に渡り鳥に興味があるというわけではないのですよ。。。

それなのに、このドキュメンタリーを取り上げたのは、どういう理由ですか?

あのねぇ~、これまでにも僕は鳥たちを記録したドキュメンタリーをたくさん観たことがある。 でも、この記録映画のように、鳥が飛ぶ様子を手の届くところから撮影したのは一度も観たことがない。。。

 


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こんな近くからどのように撮影したのか? ベティさんも不思議に思いませんか?



言われてみれば確かに不思議な光景ですわねぇ~。。。

そればかりじゃありません! 渡り鳥と一緒に超軽量飛行機で飛ぶなんて常識では考えられませんよ!

 


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別々に撮影した2つのフィルムを、あとで合成したのではありませんかァ~?



そういう事も考えられるけれど、実際の映像を観ると、合成したようには見えないのですよ。。。

それで、その不思議な撮影方法を探るために6つのエピソードを6時間かけて すべて観てしまったのですか?

そうです。。。すると最後の第6話に、特殊撮影の種明(たねあ)かしがありました。。。なんと、雛から育てたガチョウやハゲタカを撮影に使っていたのですよ。。。

つまり、雛の時から飼育した人を親だと思いこんでいる鳥たちを撮影のために使ったのですわねぇ~。。。

そういうことです。。。

 


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超軽量飛行機に乗っているパイロットは、実は、一緒に飛んでいるガチョウの育ての親なのですよ。。。



このガチョウたちはパイロットを母親と思いながら一緒に後からついて飛んでいるのですわねぇ~。。。

そういうことなのですよ。。。

でも、どういうわけで人を「自分の親」だと思いこんでしまうのですか?

「インプリンティング」と言って、卵からかえった雛は最初に動くものを自分の親だと思い込んでしまう習性があるのですよ。。。いわば本能です。。。

 


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『アヒルが並んだ』

(インプリンティングの話)

 


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飛んでいるコンゴウインコを これほど近くで撮影できるのも、実は、この鳥は雛の時に救出された野生のコンゴウインコ なのですよ。。。かつての飼い主か撮影チームのそばにいるので、この鳥がジャングルの川の上空を旅しながら「里親」を懐かしく思って寄ってきたのです。。。



野生に戻されてから数年が経っているのでしょう? 雛の時に救出された鳥が「里親」を覚えているものなのですか?

あのねぇ~、動物たちは意外に記憶力がバツグンなのです。。。僕にも野生の野良猫を餌付けしたことがあって、数年経っても「餌付けの親」の僕を覚えていたものです。。。

 


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『猫の記憶』

 



動物たちも お世話になった人のことは覚えているものなのですわねぇ~。。。



そうなのですよ。。。

 






初出: 2021年10月19日



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも動物やペットの記憶力に驚いたことがありますか?

ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと面白いことを話せ!」

あなたは、そのような強い口調で わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

じゃあ、たまには、古代のお話も読んでみてください。

意外に面白いですわよ。。。

あなたも古代の謎に挑んでくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


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『アクセス急増!』

『超アクセス急増!』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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『HIRO 中野 せどり スパマー』

 


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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