デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

唐茄子屋政談

2024-03-07 05:22:58 | 軽井沢タリアセン夫人

 

唐茄子屋政談

 


(tonas12.jpg)


(tonas11.jpg)


(tonas10.jpg)


(junko05.gif)

 




(junko11.jpg)

デンマンさん。。。、唐茄子(とうなす)というのはカボチャのことですかァ〜?


(kato3.gif)

そうです。。。

なんで唐茄子など取り上げるのですかァ〜?

あのねぇ〜。。。僕は古今亭志ん朝さんのファンなんですよ。。。もう亡くなってしまったけれど、久しぶりに志ん朝さんの落語を聴こうと思ってユーチューブで探したら次のクリップに出くわしたのですよ。。。

 


(shincho20.jpg)



 



唐茄子屋政談

 


(tonasu31.jpg)

 

遊びすぎて、「お天道様と釜の飯は付いてくる」と自ら勘当された若旦那”徳さん”は最初の内は良かったが、その内誰にも相手にされなくなった。

悲観して自殺しようと吾妻橋までさしかかり欄干から飛び込もうとするところを、たまたま叔父さんに助けられた。

何でもするからと、達磨横丁の叔父さんの家に連れられていった。
おばさんに挨拶して食事もすむと疲れがどっと出て、死ぬ様に眠った。

翌朝、叔父さんに起こされ、今日から「唐茄子」を売り歩けという。
みっともないから、と言うと、さとされ天秤を担いでヨロヨロしながら長屋を出ていった。

 


(tonas10.jpg)

 

アミダになった 笠も直せず、天秤にしがみついて歩いていたが、吾妻橋を渡って田原町に来た時にはたまらず、荷を投げ出して倒れてしまった。

親切な住民が手分けして買ってくれた。
残った二つを担いで歩き始めたが売り声も出ない。
吉原脇の田んぼの中で売り声の練習をしながら、道楽三昧の日々を思い出していた。

(上のクリップでは、ここまでを語る)

売り声も出る様になって、誓願寺店に入って来ると、質素だが品のいい奥さんに声を掛けられ、売り切った。
弁当を使わしてくれと頼んで食べ始めると五つ位の男の子が「おまんまだ!」と言って離れない。
事情を聞くと亭主の送金が無く買う事も出来ずに、困っていると言う。
ひもじいのはよく分かると、子供に弁当をやって、売り上げを全部渡して振り切る様にして戻ってきた

完売した事に叔父さんも喜んでくれた。
食事の出る間、顛末を聞いていたが、売り上げを見せろと言うが無い。
誓願寺店で親子に弁当とお金を全部上げたというと本当ならイイが、これから行こうと提灯を持って立ち上がった。

誓願寺店に着いてみると、長屋では大騒動。
話を聞いてみると、あげたお金を因業大家が全部、店賃として取り上げてしまったので、奥さんが悲観して首をくくってしまった。

徳さんは感極まって大家の家に怒鳴り込んで、やかん頭にやかんで殴りつけ、溜飲を下げた。
奥さんは医者に診てもらい、寿命が有ったと見えて助かり、叔父さんが親子を引き取り暮らした。

収まらないのは徳さんで、自分が行かなければ奥さんは助からなかっただろう。
この事を奉行に願って出た。

裁きの結果、大家はきついおとがめ、徳さんは人助けをしたとして、青差し十貫文の褒美をもらい、勘当が許されたという。

”情けは人の為ならず” 

唐茄子屋政談の一席でした、と言って噺を終える。




噺の後半を聞きたい人は次のクリップをクリックしてください。
前半、後半を通して聴くことができます。

 





 



つまり、この噺は、貧乏長屋に住まって、困っている母親と空腹を抱えて泣く子供を 見かねて売上のお金をすべてを渡して、徳さんは逃げるようにしてオジサンの家に帰ってしまうのですわねぇ〜。。。



そうです。。。別に逃げるようにして帰る必要はないのだけれど、まごまごしているとお金を受け取った母親が、弁当をもらった挙げ句にお金までもらう事はできません、と言って返そうとする様子なので、徳さんは気を利かせて逃げ帰ったというわけです。

要するに、貧乏長屋に住んでいる困っている母子に徳さんは情けをかけてあげたわけですわねぇ〜。。。

そういうことです。。。色々とごたごたがあったけれど、裁きの結果、大家はきついおとがめを受け、徳さんは人助けをしたとして、青差し十貫文の褒美をもらい、勘当が許されたというわけです。。。

貧乏長屋に住んでいる困っている母子に徳さんが情けをかけたことで、結果として徳さんは勘当が許されたというわけですわねぇ〜。。。

そうです。。。それで”情けは人の為ならず” というオチで噺を締めくくっているのです。。。

徳さんが情けをかけたのは、結局、母子のためではなく、回り回って自分のためになるので、人には情けをかけるものだ、ということですわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。でもねぇ〜、この格言を「情けをかけると、ろくなことにならないので、人に情けをかけるべきではない」と思い込んでいる人が居るのです。。。

 


(nasake10.jpg)



 



ところで、若い女性の間で、カボチャが人気があるようだけれど、ジュンコさんはカボチャを使って料理することがありますか?



ありますわ。。。私はカボチャが大好きです。。。

 


(tonas11.jpg)



 



カボチャ

 


(tonas12.jpg)

 

カボチャ(南瓜)は、ウリ科カボチャ属に属する果菜の総称である。
原産は南北アメリカ大陸だが、主要生産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカである。

皮を含む果実を食用とし、不飽和脂肪酸、ミネラル、たんぱく質、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、これらのビタミンを含む。
種には炭水化物と脂肪が含まれる。
若葉、茎、花も可食可能である。
種は油、カリウム、マグネシウム、カルシウムを含み、パンプキンシードオイルの原料となる。

日本語の呼び名である「カボチャ」は、一般にはポルトガル語由来であるとされ、16世紀にポルトガル船が九州に渡来した際に、寄港地のカンボジアからもたらされた野菜と伝えられ、通説として「カンボジア」を意味する「Camboja」(「カンボジャ」)の転訛であるとされる。

当初は「かぼちゃ瓜」と呼ばれたが、のちに「かぼちゃ」となったと言われている。
今日では外来語としての意識が薄くなっている語のひとつとして挙げられる。

方言では「ぼうぶら」「ボーボラ」の名を用いる地方もあり、これもポルトガル語で「カボチャ」や「ウリ類」を意味する「abóbora」(「アボボラ」)に由来するとされる。

「唐茄子(とうなす)」「南京(なんきん)」の呼び名もあり、「南京」はポルトガル船の寄港地の一つであった中国の南京に由来する。
漢字表記「南瓜」は中国語: 南瓜 (ナングァ; nánguā)によるもの。

江戸時代後期の『和漢三才図会』(1713年)には、中国南京渡来の野菜ということから「南京瓜(なんきん)」、唐のナスだから「唐茄(とうなす)」、カンボジア由来なので「柬埔寨瓜(かぼちゃ)」などと記載された。

オックスフォード英語辞典によれば、「pumpkin」は「メロン」を意味する古代ギリシア語「πέπων」に由来するという。
ラテン語の「peponem」、中期フランス語の「pompon」を経て、初期近代英語の「pompion」に転化した。

17世紀、イングランドからやってきた人植者たちが、現在のアメリカ大陸の北東部に到着してまもなくこの植物を発見したのち、「pumpkin」と呼ばれるようになった。

「pumpkin」の語源はマサチューセッツ州の言葉「pôhpukun」で、意味は「丸く育つ」。
この言葉は、マサチューセッツ州の「Wôpanâak」の方言を話すワンパノアグ族(Wampanoag)が、現在のマサチューセッツ州プリマス入植地の入植者たちにカボチャを紹介する際の言葉として使われたようである。

英語の「squash」もマサチューセッツ州の言葉に由来し、「askꝏtasquash」、「ashk8tasqash」、ナラガンセット語(Narragansett Language)では「askútasquash」と、様々な表記がある。

「pumpkin」という言葉は、植物学の分野でも科学の分野においても意味が定まっておらず、「Squash」や「Winter Squash」と同じ意味で使われている。
アメリカ合衆国とイギリスにおいては「pumpkin」は「クークルビータ・ペポ」(Cucurbita Pepo)に由来するオレンジ色をした丸い品種の「Winter Squash」を指すが、オーストラリアやニュージーランドにおいては「Winter Squash」全般を指す。

オーストラリアとニュージーランドにおいては、「pumpkin」も「squash」も同じ意味で使われることが多い。

 

歴史

ニホンカボチャ(日本カボチャ)の原産地は諸説あり、北アメリカ南部・中央アメリカ地域の原産とする説が有力視されている

一方、セイヨウカボチャ(西洋カボチャ)は、南アメリカ・中央アメリカの高地が起源とされている。
また、ペポカボチャは北アメリカ・中央アメリカ起源といわれている。

ヒトがカボチャを栽培した歴史は古く、南アメリカのペルーで紀元前4000 - 3000年頃の出土品、メキシコでは紀元前1440年の出土品がそれぞれ発見されている。
1997年には、栽培化が従来の推定よりも数千年早い、8000年から10,000年前にメソアメリカで起きたことを示す新しい証拠が出された。

メソアメリカにおける他の主要な食用植物群であるトウモロコシと豆の栽培化よりも、約4000年早かったということになる。
21世紀の遺伝子解析による考古学的な植物調査では、北米東部の民族が各々にカボチャ、ヒマワリ、アカザを栽培化したことが示唆されている。

ニホンカボチャは、1492年クリストファー・コロンブスの新大陸発見後、ヨーロッパに持ち帰られて、大航海時代に世界中に広まって東南アジア地域で古くから栽培されるようになり、日本へは1541年頃にポルトガル船によって九州に伝播した

日本への渡来については諸説あるが、中央アメリカ原産のニホンカボチャ(日本かぼちゃ)は、天文年間(1532年-1555年)に豊後国(現在の大分県)に漂着したポルトガル人がカンボジアから持ち込み、当時の豊後国の大名であった大友義鎮(宗麟)に種を献上したという説が有力である。

このカボチャは「宗麟かぼちゃ」と名づけられ大分県などで伝統的に栽培されているほか、福岡県豊前市三毛門地区で栽培されている三毛門かぼちゃは、宗麟かぼちゃが伝わったものとされており、2018年には豊前市の天然記念物に指定された。

また南アメリカ原産のセイヨウカボチャは、1863年(文久3年)にアメリカから日本に渡来し、当初は北海道などの冷涼地を中心に広まり、大正時代に関東地方以南でも栽培されるようになった。

アイヌの人々もカボチャを栽培しており、北海道での栽培の歴史は古い

なお、形態的に変異の大きいペポカボチャは、明治初年に8品種が日本に導入されたという記録が残されているが、20世紀にはあまり栽培されなかった。

ペポ種は中国を経由して来たため、「唐茄子」とも呼ばれる

 

ジャック・オー・ランタン

 


(tonas16.jpg)

 

日本には冬至にカボチャを食べる風習が全国各地に残る。
ただし、この風習は江戸時代の記録に無く、明治時代以降の風習とされる。

アメリカの先住民の間では、冬カボチャ・豆・トウモロコシを密集させてコンパニオンプランツとするスリーシスターズ農法が行われていた。
豆はトウモロコシを支柱にツタを伸ばし、豆は窒素固定を行い土地を肥沃にして、冬カボチャは地面を覆うように育ち水分を保つ役割を担った。
この3種の植物は冬の間でも保存できる貴重な食物でもあった。

カナダのノバスコシア州ウィンザー (ノバスコシア州)では1999年から毎年恒例行事として「パンプキン・ボートレース」が行われ、このレースは最も長距離で競う「パンプキン・ボートレース」として知られる。

 


(pumpkin20.jpg)






出典: 「カボチャ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 


(tonas13.jpg)



 



あらっ。。。もとはカボチャじゃなく カブで ハロウィーンのランタンを作っていたのですわねぇ〜。。。

 


(tonas15.jpg)

 



そうなんですよ。。。日本でも近年、ハロウィーンは人気のある年中行事になっているようですよねぇ〜。。。

 


(halloween89.jpg)



 



アメリカが本場だと思っている人が多いようですわァ〜。。。

 


(tonas17.jpg)

 



もともとはヨーロッパに住んでいたケルト人の収穫祭と悪魔祓いのお祭りだったのですよ。。。それが移民によってアメリカに伝えられたと言うわけです。。。



デンマンさんもハロウィーンには仮装して大騒ぎをするのですか?

いや。。。僕は仮装したことはないけれど、バンクーバーにあるランガラ・カレッジでパスカルというコンピューター言語を教えていたクラスで、10月31日にクラスの半分ぐらいの学生が仮装して教室に入ってきたのでビックリしたことがありました。。。

 


(langara20.jpg)




(halloween88.jpg)

 



学校にやって来てきてから着替えたんじゃなく、家から仮装してやって来たというのです。。。その日は、一日中仮装で過ごすのですよ。。。ここまでやるのかと思って驚きました。。。10年ほど前の話です。。。



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたもカボチャが大好きですか?

では、ここに珍しいカボチャ料理を紹介しますわァ〜。。。

 


(tonasu30.jpg)



 

どうですか? 

あなたも作ってみたいと思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

じゃあ、ホログラムを使った面白い動画をお見せしますわァ〜。。。

 



 

「面白いけれど、それだけじゃつまらん。他に何か面白いことを話せ!」

貴方が 更に そう言うのでしたら、ワンワンちゃんの面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


(dog810.jpg)



 

ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたなは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。


天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

藤原鎌足と長男・定慧

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


(sunwind2.gif)



(sylvie500.jpg)

『後家殺し』

『奇想天外』

『下女のまめは納豆』

『オペラミニ』

『三角パンツ』

『サリーの快楽』

『ラーメン@ゲブゼ市』

『安心できない@病院』

『ブルマー姿@自転車』

『女性の性欲研究』

『頭のいい馬』


(miya08.jpg)

『トランプ@マラウイ』

『きれじ』

『コッペパン』

『くだらない話』

『大蛇が破裂』

『グルーヴ』

『タスマニアデビル』

『女と反戦』

『裸女に魅せられ』

『素敵な人を探して』

『カクセンケイ』

『博士の異常な愛情』


(teacher9.jpg)

『パレートの法則』

『こんにちわ@ブリュッセル』

『いないいないばあ』

『食べないご馳走』

『10分間に900件を越すアクセス』

『5分間に340件のアクセス』

『縦横社会』

『村上春樹を読む』

『パクリボット』

『露出狂時代』

『露出狂と反戦』

『オナラとサヴァン症候群』

『検疫の語源』

『共産党ウィルス』

『馬が合う』


(ken203h.jpg)

『オックスフォードの奇人』

『風馬牛』

『未亡人の苦悶』

『群青の石deロマン』

『露出で検索』

『テレポーテーション』

『露出狂』

『第6感』

『大邱の読者』

『無重力の性生活』

『パパは何でも知っている』

『音の力』

『ソフタ』

『くだらない』

『くだらない』

『アルゴー船』

『無重力』

『集団行動』

『ブラック・ダリア猟奇事件』

『殺し屋火山の謎』

『彗星に着陸』

『日本の貧困親子』

『ホログラム』

『動物おもしろ動画』

『狭山事件』

『グルメのあなたに』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


(hand.gif)




(spacer.gif+betty5de.gif)
(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

めれんげさんの『即興の詩』

めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

"JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)


『センスあるランジェリー』

『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

『今すぐに役立つホットな情報』




(rengfire.jpg)


(byebye.gif)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

唐茄子屋政談

2024-03-07 05:20:30 | 食べ物・料理・食材

 

唐茄子屋政談

 


(tonas12.jpg)


(tonas11.jpg)


(tonas10.jpg)


(junko05.gif)

 




(junko11.jpg)

デンマンさん。。。、唐茄子(とうなす)というのはカボチャのことですかァ〜?


(kato3.gif)

そうです。。。

なんで唐茄子など取り上げるのですかァ〜?

あのねぇ〜。。。僕は古今亭志ん朝さんのファンなんですよ。。。もう亡くなってしまったけれど、久しぶりに志ん朝さんの落語を聴こうと思ってユーチューブで探したら次のクリップに出くわしたのですよ。。。

 


(shincho20.jpg)



 



唐茄子屋政談

 


(tonasu31.jpg)

 

遊びすぎて、「お天道様と釜の飯は付いてくる」と自ら勘当された若旦那”徳さん”は最初の内は良かったが、その内誰にも相手にされなくなった。

悲観して自殺しようと吾妻橋までさしかかり欄干から飛び込もうとするところを、たまたま叔父さんに助けられた。

何でもするからと、達磨横丁の叔父さんの家に連れられていった。
おばさんに挨拶して食事もすむと疲れがどっと出て、死ぬ様に眠った。

翌朝、叔父さんに起こされ、今日から「唐茄子」を売り歩けという。
みっともないから、と言うと、さとされ天秤を担いでヨロヨロしながら長屋を出ていった。

 


(tonas10.jpg)

 

アミダになった 笠も直せず、天秤にしがみついて歩いていたが、吾妻橋を渡って田原町に来た時にはたまらず、荷を投げ出して倒れてしまった。

親切な住民が手分けして買ってくれた。
残った二つを担いで歩き始めたが売り声も出ない。
吉原脇の田んぼの中で売り声の練習をしながら、道楽三昧の日々を思い出していた。

(上のクリップでは、ここまでを語る)

売り声も出る様になって、誓願寺店に入って来ると、質素だが品のいい奥さんに声を掛けられ、売り切った。
弁当を使わしてくれと頼んで食べ始めると五つ位の男の子が「おまんまだ!」と言って離れない。
事情を聞くと亭主の送金が無く買う事も出来ずに、困っていると言う。
ひもじいのはよく分かると、子供に弁当をやって、売り上げを全部渡して振り切る様にして戻ってきた

完売した事に叔父さんも喜んでくれた。
食事の出る間、顛末を聞いていたが、売り上げを見せろと言うが無い。
誓願寺店で親子に弁当とお金を全部上げたというと本当ならイイが、これから行こうと提灯を持って立ち上がった。

誓願寺店に着いてみると、長屋では大騒動。
話を聞いてみると、あげたお金を因業大家が全部、店賃として取り上げてしまったので、奥さんが悲観して首をくくってしまった。

徳さんは感極まって大家の家に怒鳴り込んで、やかん頭にやかんで殴りつけ、溜飲を下げた。
奥さんは医者に診てもらい、寿命が有ったと見えて助かり、叔父さんが親子を引き取り暮らした。

収まらないのは徳さんで、自分が行かなければ奥さんは助からなかっただろう。
この事を奉行に願って出た。

裁きの結果、大家はきついおとがめ、徳さんは人助けをしたとして、青差し十貫文の褒美をもらい、勘当が許されたという。

”情けは人の為ならず” 

唐茄子屋政談の一席でした、と言って噺を終える。




噺の後半を聞きたい人は次のクリップをクリックしてください。
前半、後半を通して聴くことができます。

 





 



つまり、この噺は、貧乏長屋に住まって、困っている母親と空腹を抱えて泣く子供を 見かねて売上のお金をすべてを渡して、徳さんは逃げるようにしてオジサンの家に帰ってしまうのですわねぇ〜。。。



そうです。。。別に逃げるようにして帰る必要はないのだけれど、まごまごしているとお金を受け取った母親が、弁当をもらった挙げ句にお金までもらう事はできません、と言って返そうとする様子なので、徳さんは気を利かせて逃げ帰ったというわけです。

要するに、貧乏長屋に住んでいる困っている母子に徳さんは情けをかけてあげたわけですわねぇ〜。。。

そういうことです。。。色々とごたごたがあったけれど、裁きの結果、大家はきついおとがめを受け、徳さんは人助けをしたとして、青差し十貫文の褒美をもらい、勘当が許されたというわけです。。。

貧乏長屋に住んでいる困っている母子に徳さんが情けをかけたことで、結果として徳さんは勘当が許されたというわけですわねぇ〜。。。

そうです。。。それで”情けは人の為ならず” というオチで噺を締めくくっているのです。。。

徳さんが情けをかけたのは、結局、母子のためではなく、回り回って自分のためになるので、人には情けをかけるものだ、ということですわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。でもねぇ〜、この格言を「情けをかけると、ろくなことにならないので、人に情けをかけるべきではない」と思い込んでいる人が居るのです。。。

 


(nasake10.jpg)



 



ところで、若い女性の間で、カボチャが人気があるようだけれど、ジュンコさんはカボチャを使って料理することがありますか?



ありますわ。。。私はカボチャが大好きです。。。

 


(tonas11.jpg)



 



カボチャ

 


(tonas12.jpg)

 

カボチャ(南瓜)は、ウリ科カボチャ属に属する果菜の総称である。
原産は南北アメリカ大陸だが、主要生産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカである。

皮を含む果実を食用とし、不飽和脂肪酸、ミネラル、たんぱく質、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、これらのビタミンを含む。
種には炭水化物と脂肪が含まれる。
若葉、茎、花も可食可能である。
種は油、カリウム、マグネシウム、カルシウムを含み、パンプキンシードオイルの原料となる。

日本語の呼び名である「カボチャ」は、一般にはポルトガル語由来であるとされ、16世紀にポルトガル船が九州に渡来した際に、寄港地のカンボジアからもたらされた野菜と伝えられ、通説として「カンボジア」を意味する「Camboja」(「カンボジャ」)の転訛であるとされる。

当初は「かぼちゃ瓜」と呼ばれたが、のちに「かぼちゃ」となったと言われている。
今日では外来語としての意識が薄くなっている語のひとつとして挙げられる。

方言では「ぼうぶら」「ボーボラ」の名を用いる地方もあり、これもポルトガル語で「カボチャ」や「ウリ類」を意味する「abóbora」(「アボボラ」)に由来するとされる。

「唐茄子(とうなす)」「南京(なんきん)」の呼び名もあり、「南京」はポルトガル船の寄港地の一つであった中国の南京に由来する。
漢字表記「南瓜」は中国語: 南瓜 (ナングァ; nánguā)によるもの。

江戸時代後期の『和漢三才図会』(1713年)には、中国南京渡来の野菜ということから「南京瓜(なんきん)」、唐のナスだから「唐茄(とうなす)」、カンボジア由来なので「柬埔寨瓜(かぼちゃ)」などと記載された。

オックスフォード英語辞典によれば、「pumpkin」は「メロン」を意味する古代ギリシア語「πέπων」に由来するという。
ラテン語の「peponem」、中期フランス語の「pompon」を経て、初期近代英語の「pompion」に転化した。

17世紀、イングランドからやってきた人植者たちが、現在のアメリカ大陸の北東部に到着してまもなくこの植物を発見したのち、「pumpkin」と呼ばれるようになった。

「pumpkin」の語源はマサチューセッツ州の言葉「pôhpukun」で、意味は「丸く育つ」。
この言葉は、マサチューセッツ州の「Wôpanâak」の方言を話すワンパノアグ族(Wampanoag)が、現在のマサチューセッツ州プリマス入植地の入植者たちにカボチャを紹介する際の言葉として使われたようである。

英語の「squash」もマサチューセッツ州の言葉に由来し、「askꝏtasquash」、「ashk8tasqash」、ナラガンセット語(Narragansett Language)では「askútasquash」と、様々な表記がある。

「pumpkin」という言葉は、植物学の分野でも科学の分野においても意味が定まっておらず、「Squash」や「Winter Squash」と同じ意味で使われている。
アメリカ合衆国とイギリスにおいては「pumpkin」は「クークルビータ・ペポ」(Cucurbita Pepo)に由来するオレンジ色をした丸い品種の「Winter Squash」を指すが、オーストラリアやニュージーランドにおいては「Winter Squash」全般を指す。

オーストラリアとニュージーランドにおいては、「pumpkin」も「squash」も同じ意味で使われることが多い。

 

歴史

ニホンカボチャ(日本カボチャ)の原産地は諸説あり、北アメリカ南部・中央アメリカ地域の原産とする説が有力視されている

一方、セイヨウカボチャ(西洋カボチャ)は、南アメリカ・中央アメリカの高地が起源とされている。
また、ペポカボチャは北アメリカ・中央アメリカ起源といわれている。

ヒトがカボチャを栽培した歴史は古く、南アメリカのペルーで紀元前4000 - 3000年頃の出土品、メキシコでは紀元前1440年の出土品がそれぞれ発見されている。
1997年には、栽培化が従来の推定よりも数千年早い、8000年から10,000年前にメソアメリカで起きたことを示す新しい証拠が出された。

メソアメリカにおける他の主要な食用植物群であるトウモロコシと豆の栽培化よりも、約4000年早かったということになる。
21世紀の遺伝子解析による考古学的な植物調査では、北米東部の民族が各々にカボチャ、ヒマワリ、アカザを栽培化したことが示唆されている。

ニホンカボチャは、1492年クリストファー・コロンブスの新大陸発見後、ヨーロッパに持ち帰られて、大航海時代に世界中に広まって東南アジア地域で古くから栽培されるようになり、日本へは1541年頃にポルトガル船によって九州に伝播した

日本への渡来については諸説あるが、中央アメリカ原産のニホンカボチャ(日本かぼちゃ)は、天文年間(1532年-1555年)に豊後国(現在の大分県)に漂着したポルトガル人がカンボジアから持ち込み、当時の豊後国の大名であった大友義鎮(宗麟)に種を献上したという説が有力である。

このカボチャは「宗麟かぼちゃ」と名づけられ大分県などで伝統的に栽培されているほか、福岡県豊前市三毛門地区で栽培されている三毛門かぼちゃは、宗麟かぼちゃが伝わったものとされており、2018年には豊前市の天然記念物に指定された。

また南アメリカ原産のセイヨウカボチャは、1863年(文久3年)にアメリカから日本に渡来し、当初は北海道などの冷涼地を中心に広まり、大正時代に関東地方以南でも栽培されるようになった。

アイヌの人々もカボチャを栽培しており、北海道での栽培の歴史は古い

なお、形態的に変異の大きいペポカボチャは、明治初年に8品種が日本に導入されたという記録が残されているが、20世紀にはあまり栽培されなかった。

ペポ種は中国を経由して来たため、「唐茄子」とも呼ばれる

 

ジャック・オー・ランタン

 


(tonas16.jpg)

 

日本には冬至にカボチャを食べる風習が全国各地に残る。
ただし、この風習は江戸時代の記録に無く、明治時代以降の風習とされる。

アメリカの先住民の間では、冬カボチャ・豆・トウモロコシを密集させてコンパニオンプランツとするスリーシスターズ農法が行われていた。
豆はトウモロコシを支柱にツタを伸ばし、豆は窒素固定を行い土地を肥沃にして、冬カボチャは地面を覆うように育ち水分を保つ役割を担った。
この3種の植物は冬の間でも保存できる貴重な食物でもあった。

カナダのノバスコシア州ウィンザー (ノバスコシア州)では1999年から毎年恒例行事として「パンプキン・ボートレース」が行われ、このレースは最も長距離で競う「パンプキン・ボートレース」として知られる。

 


(pumpkin20.jpg)






出典: 「カボチャ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 


(tonas13.jpg)



 



あらっ。。。もとはカボチャじゃなく カブで ハロウィーンのランタンを作っていたのですわねぇ〜。。。

 


(tonas15.jpg)

 



そうなんですよ。。。日本でも近年、ハロウィーンは人気のある年中行事になっているようですよねぇ〜。。。

 


(halloween89.jpg)



 



アメリカが本場だと思っている人が多いようですわァ〜。。。

 


(tonas17.jpg)

 



もともとはヨーロッパに住んでいたケルト人の収穫祭と悪魔祓いのお祭りだったのですよ。。。それが移民によってアメリカに伝えられたと言うわけです。。。



デンマンさんもハロウィーンには仮装して大騒ぎをするのですか?

いや。。。僕は仮装したことはないけれど、バンクーバーにあるランガラ・カレッジでパスカルというコンピューター言語を教えていたクラスで、10月31日にクラスの半分ぐらいの学生が仮装して教室に入ってきたのでビックリしたことがありました。。。

 


(langara20.jpg)




(halloween88.jpg)

 



学校にやって来てきてから着替えたんじゃなく、家から仮装してやって来たというのです。。。その日は、一日中仮装で過ごすのですよ。。。ここまでやるのかと思って驚きました。。。10年ほど前の話です。。。



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたもカボチャが大好きですか?

では、ここに珍しいカボチャ料理を紹介しますわァ〜。。。

 


(tonasu30.jpg)



 

どうですか? 

あなたも作ってみたいと思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

じゃあ、ホログラムを使った面白い動画をお見せしますわァ〜。。。

 



 

「面白いけれど、それだけじゃつまらん。他に何か面白いことを話せ!」

貴方が 更に そう言うのでしたら、ワンワンちゃんの面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


(dog810.jpg)



 

ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたなは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。


天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

藤原鎌足と長男・定慧

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


(sunwind2.gif)



(sylvie500.jpg)

『後家殺し』

『奇想天外』

『下女のまめは納豆』

『オペラミニ』

『三角パンツ』

『サリーの快楽』

『ラーメン@ゲブゼ市』

『安心できない@病院』

『ブルマー姿@自転車』

『女性の性欲研究』

『頭のいい馬』


(miya08.jpg)

『トランプ@マラウイ』

『きれじ』

『コッペパン』

『くだらない話』

『大蛇が破裂』

『グルーヴ』

『タスマニアデビル』

『女と反戦』

『裸女に魅せられ』

『素敵な人を探して』

『カクセンケイ』

『博士の異常な愛情』


(teacher9.jpg)

『パレートの法則』

『こんにちわ@ブリュッセル』

『いないいないばあ』

『食べないご馳走』

『10分間に900件を越すアクセス』

『5分間に340件のアクセス』

『縦横社会』

『村上春樹を読む』

『パクリボット』

『露出狂時代』

『露出狂と反戦』

『オナラとサヴァン症候群』

『検疫の語源』

『共産党ウィルス』

『馬が合う』


(ken203h.jpg)

『オックスフォードの奇人』

『風馬牛』

『未亡人の苦悶』

『群青の石deロマン』

『露出で検索』

『テレポーテーション』

『露出狂』

『第6感』

『大邱の読者』

『無重力の性生活』

『パパは何でも知っている』

『音の力』

『ソフタ』

『くだらない』

『くだらない』

『アルゴー船』

『無重力』

『集団行動』

『ブラック・ダリア猟奇事件』

『殺し屋火山の謎』

『彗星に着陸』

『日本の貧困親子』

『ホログラム』

『動物おもしろ動画』

『狭山事件』

『グルメのあなたに』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


(hand.gif)




(spacer.gif+betty5de.gif)
(hiroy2.png+betty5d.gif)
『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

めれんげさんの『即興の詩』

めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

"JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)


『センスあるランジェリー』

『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

『今すぐに役立つホットな情報』




(rengfire.jpg)


(byebye.gif)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際平和連合

2024-03-07 02:24:15 | 戦争反対 世界平和

 

国際平和連合

 


(antiwa2.jpg)


(antiwar3.png)


(kokuren1.jpg)


(sylvie702.jpg)




(sylviex.jpg)

ケイトー。。。、国際平和連合 という組織の名前は聞いたことがないけれど。。。 そういう団体があるわけぇ~?


(kato3.gif)

僕の知る限りありません。。。

それなのに、どういうわけで、そういうタイトルを書いたわけぇ~?

だから、そういう連合組織を作るのですよ。。。

誰が。。。?

シルヴィーと僕と賛同者が集まって。。。

マジで。。。? そもそも、国際平和連合ってぇ、どういうものよ?

それに答えるには、まず次の小文を読んで欲しいのですよ。。。

 


アメリカ人は戦争が嫌い

 


(antiwar4.jpg)

 

ケント: 基本的にアメリカ人は戦争が嫌いなんですよ。 当たり前のことですけれど、一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていません。 どこの国でもそうだと思います。
第一次世界大戦も、アメリカの世論は参戦に反対だったんです。 (略) ウィルソン大統領も「The war to end all wars」、つまり、「すべての戦争を終わらせる戦争だ」と言い、この戦争が終われば、もう戦争は起きないと世論を説得して、第一次世界大戦に参戦したんです。
ところが、大戦が終わってしばらくしたら、またヨーロッパで紛争が始まった。

 (中略)

ケント: アメリカは日本と戦争をする理由があった。 (略) 日本とドイツを放置していたら、アメリカはいずれ間違いなく窮地に立たされる。 政治家とは本来、そこまで将来を見越して対応しなければならない職業なんです。
しかし、国民はなかなかそんなこと理解してくれないんですよ。 やはり「戦争は嫌だ」と。 現在の不戦主義者に似ているような気がします。 だけどね、井上さん。 
国民がやりたくないからといって、一国のリーダーはやるべきことをやらないというわけにはいかないんですよ。 そう思わない?

井上: そうですね。

ケント: だから、ルーズベルトは、相手(日本)が先に手を出すように仕向けたわけです。

 


(kent01.jpg)

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




17-21ページ 『東京裁判をゼロからやり直す』
著者: ケント・ギルバート 井上和彦
2018年2月5日 初版発行
発行所: 株式会社 小学館


 



つまり、一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていないのだけれど、国民がやりたくないからといって、一国のリーダーはやるべきことをやらないというわけにはいかない。 それで、アメリカ合衆国としては戦争をする、とケントさんは言ってるわけねぇ~。。。



そういうことですよ。。。

要するに、世界中の市民は誰もが戦争をやりたくないのだけれど、国を動かしている政治家が国家の安全と威信をかけて戦争をやっているというわけねぇ~。。。

そうなのですよ。。。 そういうわけで、アメリカが世界で一番悪い国になっているのです。。。

 


(gunjihi2.gif)


(armsale2.jpg)





『今、新たな戦前』

&nbsp 



なるほどォ~。。。 一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていないのに、アメリカ合衆国は世界一の軍事費を用意しているのねぇ~。。。



これってぇ~、アメリカ国民の意思を無視しているということだよねぇ~。。。

でも、アメリカの政治家が、戦争を防ぐために万が一に備えているんじゃない。。。 つまり、ウィルソン大統領が言ったように「The war to end all wars」、つまり、「すべての戦争を終わらせる戦争」を起こすための軍事費じゃない?

あのねぇ~、それを口実にして、アメリカの政治家と結託して 大手の軍需産業経営者が武器を作って、アメリカ軍ばかりでなく、世界中の軍隊に最新の武器を売っているのですよ。。。 シルヴィーは『地獄の黙示録』という映画を観たことがある?

あるわァ。。。

 


(valky05.jpg)

 



この映画の中でヘリコプター部隊がベトコンの村を襲撃するときに、隊長がワーグナーの《ワルキューレの騎行(Ride of the Valkyries)》を襲撃の伴奏にテープデッキにかけさせる。。。

 


(valky01.jpg)


(valky02.jpg)

 



確かに、そういう場面があったわァ! ケイトーは、その襲撃の場面を観ながら、この曲を聴いて戦争反対という思いを実感しわけぇ~?



そういうことですよ。。。

 


(valky03.jpg)


(valky04.jpg)



 



僕はこの場面とそれに続く映画を最後まで見て、アメリカ軍はマジで地獄を世界に広めようとしている印象を持ったのですよ。。。



。。。で、国際平和連合というのは、どういう組織なのよ?

だから、戦争をこの世からなくすための組織ですよ。。。

そんなことは不可能じゃないのォ~?

確かに、多くの人がそう思うかもしれない。。。 でもねぇ~、ケントさんも「一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていません。 どこの国でもそうだと思います」と言ってるのですよ。。。 要するに、庶民は戦争などやりたくないのです。。。 だから、この庶民の声を集めれば、一部の戦争をやりたい政治家や「死の商人」を退(しりぞ)けることができる。

それでどうするのよ?

各国の軍隊と軍需産業を廃止して、国際平和連合のみが国連軍と軍需工場を持つことにする。。。 そうすれば、この世から戦争をなくすことができるのですよ。。。

でも、各国の軍人と悪徳政治家とペンタゴンが反対するわよねぇ~。。。

そうです。。。 一般の庶民は戦争などやりたくないのだけれど、一部の軍人と政治家が戦争をやらねばならない時がくると信じているのですよ。。。

要するに、そういう一部の軍人と政治家がいるので、戦争がなくならないのねぇ~。。。

そういうことです。。。 だから、ネット市民が団結して国際平和連合を立ち上げる必要があるのです。




初出: 2019年11月21日



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも、国際平和連合を立ち上げる必要があると思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私に命令するのですか?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。


(sylvie500.jpg)


『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


(sunwind2.gif)

『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』

『宮沢りえと床上手な女』


(mh370a.jpg)

『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』


(jump009.jpg)

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『やっぱり、セックス』

『セックス風呂具村』

『CIAの黒い手再び』


(banana82e.jpg)

『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


(cleopara2.jpg)

『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』

『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


(superm3.jpg)

『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』

『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』

『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』


とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

ためになる関連記事



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』

Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)


『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』




(rengfire.jpg)


(byebye.gif)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする