デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

野生動物@都市

2021-04-09 02:00:13 | 地球・環境・自然・動物・ペット


 

野生動物@都市

 


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習性

 


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2021年3月26日 金曜日 午前9時29分

8時00分起床。スッキリと目覚めました。
気温はプラス5度。
ほぼ厚い雲に覆われています。
でも、ノースバンクーバーの上に雲の切れ間があって、
そこから青空が少しだけ覗いています。
なんとなく さっぱりしない朝です。

でも、こうして小百合さんにメールを書き始めると
ルンルン気分になってきますよ。
きゃはははははは。。。

今朝は、昨日書けなかった習性の話です。
BBCのドキュメンタリーで
『Planet Earth II』という地球の動植物を記録した人気番組です。

6エピソードからなっているのですよ。
1) "Islands"   (6 November 2016)
2) "Mountains"  (13 November 2016)
3) "Jungles"   (20 November 2016)
4) "Deserts"   (27 November 2016)
5) "Grasslands"  (4 December 2016)
6) "Cities"    (11 December 2016)

2016年に放映されたものを集めたDVDです。
最初のエピソードの"Islands"に出てきた話です。

サウスサンドウィッチ諸島のザボドフスキー島 (Zavodovski Island)に生息している
3,000,000羽のペンギンの話です。
この島は、イギリス領サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島のトラバーシー諸島の最北端に位置する火山性の無人島です。

 


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南極の近くにある島で、海底火山の噴火によってできた活火山の島です。
1819年ロシア帝国の冒険家ファビアン・ゴットリープ・フォン・ベリングスハウゼンによって発見されたのです。
島名は船長であったLieutenant Ivan Zavodovskiの名前にちなんで名付けられました。

何がそれほど印象出来だったの?

この島には、おびただしい数のペンギンが生活しているのですよ。
無人島で、いるのはペンギンだけ!
このペンギンが当然、子育てをするのです。
その子育てぶりがなんとも感動的なのですよ。

小さな子供が生まれてから半年間は、毎日、両親が交代で
海に魚を取りに行くのです。
3,000,000羽のうち成人のペンギンが、毎日、おもむろに海に飛び込んで魚を取りに行く。

 


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天気が良い日ならば問題ないけれど、この島の付近は海が荒れるのです。
だから、必死で海に飛び込んで魚を取りに行く。
でも、帰りが問題で、海が荒れると10メートルぐらいの高波が岸壁に押し寄せてくるから、不幸なペンギンは、岸壁に打ち付けられて命を失う。
命を失わないまでも骨折して、歩けなくなったり、大きな傷をおって出血多量で、苦しみながら死んでゆくことになる。
そうなると、そのペンギンの一家は死に絶えてしまう。

 


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何が感動的かと言うと、ペンギンの両親が交代で海にでかけて餌をとって戻ってくると、3,000,000羽もいる島の中で自分の妻や、夫が一緒にいる子供のところに、ちゃんと戻ってゆくのですよ。

目印になるものは何もない。
大きな岩もないし、木さえ生えてない!
どうして、そんな事ができるの?

鳴き声を聞き分けるというのです。
自分の伴侶の鳴き声を聞き分けて
3,000,000羽の中から
子供が居る所を見つけると言うのですよ。

 


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本能的な行動とは言え、ちょっと信じられないほどの快挙です。
それが、半年間、毎日続くのです。
ペンギンの夫婦は毎日交代で餌を取りに行き、
戻ってきて子供に餌を食べさせ続けるのです。

本能だと言ってしまえば、それまでだけれど、
それにしても、涙ぐましい努力のように見えるのですよ。

人間だって、考えてみれば、驚異的な行動を取るわけですよね。
小百合さんも、無償で、無償ですよ。。。
誰に頼まれたわけでもないのに、母性本能で
3人の子供を無事に育て上げたわけです。

残念ながら、僕には子育ての経験がない!
でも、その経験がないからこそ、
せっせ、せっせと、まるでペンギンの夫婦が
毎日、餌を子どもたちに運ぶように、
僕も、毎日、毎日、ブログに2つの記事を投稿しながら
すでに、これが2005年から16年間も続いている。

これも、記録映画を撮れば、見る人はペンギンのような習性だと思うかもしれません。。。
きゃははははは。。。

しかも、毎日、小百合さんにメールをを出すのも
見る人は、ペンギンの子育てのような習性だと思うかもしれません。
きゃはははははは。。。

でも、それは習性ではないのですよ。
ペンギンは、メールを出しません。
こうしてメールを書くのは、“愛情”の現れなのですよ。
きゃはははははは。。。

この事が書きたかったので、ペンギンを持ち出してきました。
きゃははははは。。。

一生は一度だけです。
生きている間に楽しい思い出をたくさん作って、
ルンルン気分で暮らしたいよね。

小百合さんも思い出を大切にしながら、
子どもたちを宝だと思い
思い出を食べながら
楽しく、明るく、元気に暮らしてね。

今夜も大長寺の東屋のテーブルに座って
小百合さんと一緒にコーヒーを飲みながら楽しくダベる夢を見ようと思います。
なかなか思い通りの夢は見られないけれど。。。
きゃははははは。。。

 


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さきたま古墳公園のゼリーフライ屋は今でもやってるようだよね。
たまには、幸代さんも行田に行って思い出を食べてね。
あそこのゼリーフライは、昔の「銭(ゼニ)フライ」と中身がよく似ています。
幸代さんと一緒にもう一度食べたいね。
きゃはははははは。。。
じゃあね。。。

 


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デンマンさん... また個人的なメールを書き出したのですか?


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そうです。。。いけませんか?

こういう私的なメールはネット市民の皆様にはつまらないと思いますわ…。

小百合さんも楽しめるように書いたのだから、ネット市民の皆様にも楽しめる箇所があるはずです…。

でも、個人的な部分は省略すべきですわ…。

あのねぇ〜、小百合さんが迷惑だと思うようなことは書いてません…。。。

迷惑なことが書いてありますわ。。。

でもねぇ〜、小百合さんを誰も特定することができないのです。。。だから、心配することはありませんよ。。。

けれども、特定しようとするネット市民が出てくるかもしれませんわ。。。

たとえ特定されたとしても「人違いだわ!」と押し通せばいいのですよ。。。そんな事より、映画の話をしましょう。。。

つまり、デンマンさんが観た映画のことが書いてあるので、メールを引用したのですか?

そうですよ。。。

。。。で、『Planet Earth II』という映画を観て、それほど感動したのですか?

そうです。。。動物たちの生活を観ていると、一部の怠け者のダメな人間よりも、よっぽど努力して涙ぐましいほどに頑張っている姿が見えて感動的でした。

 


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『拡大する』

『実際のページ』




映画について


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プラネットアースIIは、2006年に放送されたプラネットアースの続編としてBBCが制作した2016年の英国の自然ドキュメンタリーシリーズ。
このシリーズは、ハンス・ジマーが作曲したメインテーマ音楽とともに、デイビッド・アッテンボロー卿がナレーターを担当している。

最初の予告編は2016年10月9日にリリースされ、シリーズは2016年11月6日に英国でBBCOneとBBCOneHDで初公開された。
プラネットアースIIは、BBCが超高精細(4K)で制作した最初のテレビシリーズ。
プラネットアースIIIというタイトルの続編が現在発表されており、2022年に放映される予定。

2006年に放映されたオリジナルのプラネットアースは、高解像度(HD)で作成された最初の自然ドキュメンタリーシリーズの1つであり、プラネットアースIIは、超高解像度(4K)を含む、最初のシリーズ以降に開発された新技術を利用して、カメラの安定性を向上させた。
リモートレコーディングおよび空中ドローンテクノロジーを使っている。

日本では、シリーズはNHKで放映され、2016年12月23日に4つの特別エピソードが放映され、2017年2月19日にそれぞれ終了した。
6つのオリジナルエピソードはすべて、2017年3月29日から2017年5月6日まで放送された。

 

エピソード

このシリーズは、6つのエピソードと編集エピソード「ワールドオブワンダー」で構成されている。
公式のエピソード視聴者数はBARBからのものです。
最初のエピソードは、英国で1,226万人の視聴者を獲得した。
これは、自然ドキュメンタリーの現在の視聴システムでは最も高い視聴者です。


(デンマン訳)




出典: 「Planet Earth II」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




 



ペンギンのお話は確かに感動的ですわ。。。ペンギンの両親が交代で海にでかけて餌をとって戻ってくると、3,000,000羽もいる島の中で自分の妻や、夫が一緒にいる子供のところに、ちゃんと戻ってゆく。。。マジで、3,000,000羽もいるのですかァ〜。。。?



マジですよ。。。次の写真を見てください。。。

 


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雪をかぶった活火山の麓(ふもと)にいるのはすべてペンギンですよ。。。ペンギンの群れで地面はほとんど見えません。。。



。。。で、都市に住む動物たちも出てくるのですか?

出てきます。。。次のクリップを見てください。。。

 


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パリに住む鳩はセーヌ河に水浴びにやってくるのですよ。。。ところが、最近、鳩の味を覚えたウェルス・オオナマズが鳩を襲(おそ)うようになったのです。。。

 


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このオオナマズは昔から居たのですか?



このナマズは外来種で、もともとフランスにはいなかったのです。。。ところが40年ほど前に誰かがフランスに持ち込んだらしい。。。このナマズは繁殖力が旺盛で、川魚を殆ど食べ尽くしてしまったと言われているのです。

。。。で、食べるものが少なくなったので水浴びをする鳩を狙って襲うようになったわけですか?

そういうことです。。。

鳩にとっては災難ですわねぇ〜。。。そういうわけで外来種の植物や動物が日本に持ち込まれないように、税関では厳しく検査するのですわねぇ〜。。。

そういうわけですよ。。。

他にも都会に住む動物が出てくるのですか?

香港の話だと思うのだけれど、グリーン・タートルが浜辺の砂の中に産み付けた卵が孵化(ふか)して、小さな子どもたちが浜辺から海に向かってヨチヨチ歩いてゆくのですよ。。。

 


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あらっ。。。可愛いですわねぇ〜。。。



たいてい夜に孵化するのですよ。。。すると本能で海面に反射する月のあかりを目指して、海に向かって歩いてゆく。。。ところが、香港の街の明かりが月よりも明るいのです。。。

 


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そういうわけで、孵化した小さな子どもたちの6割が、海に向かわずに街の明かりを目指して都市に向かって歩き出すのです。。。



じゃあ、車に轢(ひ)かれて死んでしまいますわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。下水溝に落ちたり、車に轢かれたり、路地に迷い込んで餓死してしまう。。。

。。。で、グリーン・タートルの子どもたちを救う対策は取られているのですか?

そこまでは映画で取り上げてないのです。。。街の明かりを消すことはできないから、対策を立てようとしても難しいのでしょうね。。。でも、動植物にフレンドリーな街としてシンガポールを紹介してました。。。

 


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シンガポールは環境保全のために法律で厳しく取り締まっている、と友だちから聞いたことがありますわ。。。確か、タバコをポイ捨てしたり、痰を歩道に吐いたりすると罰金を課せられるのですわ。。。



そうなのです。。。こうして写真やビデオクリップを観ると、シンガポールの街全体が森の中に出現したような錯覚を覚えますよ。。。こういう植物がたくさんある街であれば、野生の動物達にも住みやすいでしょうねぇ〜。。。



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたが住んでいる街も、シンガポールのように森の中にあるような、動物たちにも人間にも優しい街であって欲しいですか?

ええ。。。「そんな事はどうでもいいから、他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

分かりましたわァ〜。。。じゃあ、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”をご覧に入れますわァ。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

最近 「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわよゥ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

とにかく、興味深い話題が続きますゥ。

どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。

じゃあ、またねぇ。。。


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ィ~ハァ~♪~!

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『床上手な女とRSS』


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ところで、英語の面白いお話を集めてみました。

もし、時間があったら読んでみてくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



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タスマニアデビル

2021-04-09 01:48:05 | 地球・環境・自然・動物・ペット

 

タスマニアデビル

 


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デンマンさん。。。 上のワンちゃんのような写真がタスマニアデビル ですか?


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そうです。。。 タスマニアにだけ住んでいる動物なのですよ。。。


タスマニアデビル

 


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タスマニアデビル(学名:Sarcophilus harrisii)は、哺乳綱フクロネコ目フクロネコ科タスマニアデビル属に分類される現生で世界最大の肉食有袋類。
別名、フクログマ、フクロアナグマ、フクロクズリとも。

タスマニアデビルが自然学者ジョージ・ハリスによって初めて学問的に紹介されたのは、1807年のことである。
その論文中ではオポッサム属に分類され、Didelphis ursinaと名付けられた。

1838年、リチャード・オーウェンによってフクロネコ属に分類し直され、Dasyurus laniariusと改名された。
次いで1841年には ピエール・ボアタールがタスマニアデビル属に分類し、Sarcophilus harrisii と名付けた。
属名は「肉(sarco)の嗜好者(philus)」、種小名はジョージ・ハリスにちなみ「ハリスの」という意味である。

1987年、同種を Sarcophilus laniarius へと更に分類・改名しなおす試みがなされた。
しかし、その根拠となったのはオーストラリア本土で発見された数体の化石に過ぎず、分類学上ひろく受け入れられるには至らなかった。
系統学上、タスマニアデビルともっとも近い肉食有袋類はフクロネコで、より遠いのがフクロオオカミとされている。

タスマニアデビル属の生物は3種が知られており、うち2種(S. laniariusとS. moornaensis)は更新世の化石種である。
S. laniariusは現存する本種よりも10kgは大きかった。
3種の系統上の関係はよくわかっておらず、本種はS. laniariusが矮化したものとする説と、本種とS. laniariusは別種で、更新世には併存していたとする説がある。

 

歴史

現在はタスマニア島のみに生息するが、古くはオーストラリア大陸にも生息していたことが化石により判明しており、同大陸ではヨーロッパ人到達以前の14世紀終わり頃に絶滅した。
オーストラリア大陸での絶滅はフクロオオカミと同様に、人類がもたらしたイヌが野生化したディンゴの影響があると思われる。

1800年頃から入植を始めたヨーロッパ系住民は、家禽や家畜を襲う害獣として、また鳴き声や死体を漁る姿を悪魔に例えて忌避した。
1830年には羊毛・畜産の民間企業による奨励金(雌35セント、雄25セント)が、また1888年には政府によって同様の奨励金が設けられ、フクロオオカミと共に駆除が奨励された。

しかし、1936年にフクロオオカミが絶滅するとタスマニアデビルを保護する気運が高まり、1941年に保護法が成立し現在に至っている。

1996年に初めて公式に報告された「デビル顔面腫瘍性疾患(DFTD)」と呼ばれる病気によって、この10年間で30~40%まで個体数が減少している。
自然発生的な伝染病のみを原因として生物が絶滅することはまれだが、環境的な要因が加わると、加速度的に個体数が減少する可能性がある。

2000年前後にハンティング目的で不正にもたらされたキツネが野生化して個体数を増やしつつあり、仮にDFTDが収束したとしても、いちど食物連鎖の頂点を追われた動物が元の地位・生息数・生息地域に戻ることは困難である。
2006年、オーストラリア政府は本種を絶滅危惧種(危急 - Vulnerable)に指定した。

 






出典: 「タスマニアデビル」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




じっとしていると可愛いワンちゃんのように見えますけれど、歯をむき出して怒ると怖いですわねぇ~。。。



確かに、怖そうですよ。。。 でも、犬だって歯をむき出して怒ると怖いですよ。。。

。。。で、どうして急にタスマニアデビルを取り上げるのですか?

実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。


伝染性のがん

 


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タスマニアデビルは、名前が示すとおり、オーストラリアのタスマニア島に住む動物で、カンガルーやコアラと同じ有袋類です。
ネコよりも少し大きいくらいで、見た目はけっこう可愛らしいのですが、うなり声が恐ろしいのと、動物の死体を食べることから、デビル(悪魔)と名付けられています。(略)

さて、そのタスマニアデビルに「デビル顔面腫瘍性疾患」とよばれる病気が発生していることが1996年に報告されました。
この病気でタスマニアデビルがどんどん死んでいったのですが、その染色体やゲノムを調べてみると、まったく同じ腫瘍細胞がタスマニアデビルの間で広まっていったことがわかりました。(略)

エサをめぐって争うときに、タスマニアデビル同士が傷つけ合うことがよくあります。
その際に、がんが「伝染」するのです。
顔面に進入したがん細胞が増殖して腫瘍を作り、いずれ餌を食べられなくなって死んでいきます。 (略)

驚いたことに、タスマニアデビルが、進化によって、この伝染性のがんに抵抗性を獲得してきているようなのです。
この病気が出現する前と、出現後20年ほどたった時点でのタスマニアデビルのゲノムが解析されました。
その結果、2つのゲノム領域に変化が生じていることがわかりました。(略)

さらに驚くべきことは、この進化が、わずか20年、なんと4~6代目の子孫において認められたことです。
いかに、デビル顔面腫瘍性疾患がタスマニアデビルに強い進化の淘汰圧をもたらしたかがわかります。

もうひとつのおもしろい進化は、攻撃性の弱い固体の出現です。
この病気が出現するまでは、攻撃性の強いことが、おそらく餌をたくさんとれるために、生存していく上で優位だったのです。

ところが、腫瘍が出現してからは、攻撃性が強い固体は、相互の攻撃によって傷つきがん細胞に感染しやすいために、死ぬ確率が高くなってしまいました。
その結果、進化の淘汰圧が逆向きになって、攻撃性の弱い固体が有利になってきたのです。


 


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(読み易くするために改行を加えています。
赤字はデンマンが強調のため
写真はデンマン・ライブラリーより)




312-316ページ 『こわいもの知らずの病理学講義』
著者: 仲野徹
2018年3月15日 15刷発行
発行所: 株式会社 晶文社




あらっ。。。 伝染するがんというのがあるのですわねぇ~。。。 初めて聞きましたわァ~。。。



人間には伝染するがんはないようだけれど、喧嘩して顔に噛み付かれたりしたら、もしその人が口内癌を持っていたら伝染するかもしれませんよ。。。

まさかァ~。。。?

まず、そういう凶暴な人はいないでしょう!

つまり、タスマニアデビルの間で伝染性の癌がはやっていることにデンマンさんはビックリしたのですか?

いや。。。 それだけではないのですよ。。。 次の箇所に注目してください。。。


この病気が出現するまでは、

攻撃性の強いことが、

おそらく餌をたくさんとれるために、

生存していく上で優位だったのです。

ところが、腫瘍が出現してからは、

攻撃性が強い固体は、

相互の攻撃によって傷つきがん細胞に

感染しやすいために、

死ぬ確率が高くなってしまいました。

その結果、進化の淘汰圧が逆向きになって、

攻撃性の弱い固体が有利になってきたのです。





このことがどうしてデンマンさんにとって印象的なのですか?



あのねぇ~、話は飛ぶけれど、チンパンジーは人間に近くて、かなり攻撃的なところがあるのですよ。。。 つまり、グループ同士で お互いに戦争する。。。

争うことがあると言うことですか?

そうです。。。 でも、チンパンジーから進化したと言うか、分化したボノボは、外見からはチンパンジーと区別がつかないくらいによく似ているのだけれど、平和を愛する穏やかな性格を持っているのですよ。。。

つまり、タスマニアデビルの進化の淘汰圧が逆向きになって、攻撃性の弱い固体が有利になってきたように、チンパンジーから平和的なボノボが分化したと言うわけですか?

そういうことですよ。。。


チンパンジーとボノボは似ているのに

性格は正反対


 


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『拡大する』

写真出典: 『科学の扉』

朝日新聞 2015・01・19

 

アフリカの熱帯雨林で、人間に最も近い類人猿の研究が進んでいる。
チンパンジーと「ボノボ」。

見た目はそっくりだが、片やオスを中心とした集団で、強い攻撃性が見られ、片やオスとメスが対等な平和な営みを築く。

 

進化の過程で何が起きたのか?

東アフリカ・タンザニアの森で、2011年10月、研究者を驚かせる事件が起きた。
チンパンジーの集団で、順位が1位のオスが仲間に殺されたのだ。
このオスは2位のオスと喧嘩して負傷。

騒ぎで集まったオス4頭が取り囲んで攻撃した。
現地で研究していた日本大研究員は、「殺されたオスの力は圧倒的で、それまで明らかな対立関係はなかった。想定外だった」と振り返る。
相手が弱ったと見るや、ライバルを倒す好機と捉えたらしい。

アフリカの熱帯雨林などに住むチンパンジーの研究は、1960年代に始まった。
身振りや表情、音声を使った多用なコミュニケーションや、木の枝で蟻を釣るといった賢さが注目される一方で、強い攻撃性も明らかになってきた。

70年代に観察された例では、2つに分裂した集団のオス達がもう一方の縄張りに侵入してメンバーを次々に殺害。
片方の集団は消滅してしまった。

カリンズ(ウガンダ)でも2003年、隣の集団に殺されたと見られるオスの死骸が見つかった。
カリンズで約20年調査を続ける京都大学・霊長類研究所助教は、
「これまでに確認された殺害事件は2件。決して頻繁に起きているわけではない」と言う。

ただ相手が死ぬまで積極的に攻撃する行為は、他のほ乳類ではほとんど見られない。
研究者は「戦争」と呼ぶ。

 

なぜ「戦争」が起きるのか?

20年ほど前から、2つの説が対立していた。
一つは食料や交尾の機会を得るため、「生まれつき」だとする説。

もう一つは、人間の開発に伴う生息地の破壊や研究者の餌付けなどが影響している、という説だ。

この論争は2014年9月米バンクーバー大などのグループが英科学雑誌「ネイチャー」に発表した論文で決着した。

京都大学など、各国の研究機関の記録を解析した結果、チンパンジーによる殺害が確認・推定できたのは、1960年以降99件。

 



 

発生率と人間の行為との間には関係性は見られず、攻撃側、殺害側の双方がオスばかりだったことなどから、「生まれつき」説が有力だと結論づけた。

一方チンパンジーの最も近縁な「ボノボ」による殺害は、疑わしい例が1件あるだけだった。
「ボノボ」が住むのはアフリカの中央部で、チンパンジーの生息域との間には広大なコンゴ川が流れる。

250万年~100万年ほど前に、チンパンジーとの共通の祖先から別れたと見られ、以前は「ピグミーチンパンジー」と呼ばれていた。

おとなの見た目はチンパンジーそっくりだが、攻撃性はほとんど見られず、「平和主義者」の異名を持つ。


 



 

(読み易くするために改行を加えています。
赤字はデンマンが強調のため
写真とクリップはデンマン・ライブラリーより)




あらっ。。。 チンパンジーは他人の赤ちゃんを奪って食べてしまうこともあるのですわねぇ~。。。 知りませんでしたわ。。。



そうなのですよ。。。 ボノボと比べると、きわめて攻撃的なのです。。。

つまり、平和を求めるチンパンジーのグループがボノボに進化したのですか?

そういうことになるでしょうねぇ~。。。

。。。と言うことは、人類にも当てはまるのではないですか?

そうです。。。 実は、僕は絶対に戦争反対で、暴力反対なんですよ。。。 言ってみれば、無暴力でインド独立運動を進めたガンジーやノーベル平和賞をもらったマーティン・ルサー・キング牧師と同じグループなのですよ。。。 うへへへへへへ。。。

つまり、すでに人類の中にも分化が始まっており、デンマンさんは「人類のボノボ」の仲間入りを果たしていると言いたいのですかァ~?

そうです。。。 ジュンコさんも僕も「人類のボノボ」です。。。 でもねぇ~、これはジュンコさんと僕だけの間の秘密にしてくださいねぇ~。。。 大きな声で世間には公言できませんよ。。。 波風が立つから。。。

デンマンさん。。。、この記事はネットで公開されるのです。。。 このような事を公開すれば、デンマンさんのブログは、たぶん、炎上すると思いますわァ。。。

いいのです。。。いいのですよ。。。 何が起ころうと、僕は絶対戦争反対で、争い事は嫌いで、暴力は絶対無視しますから。。。

でも。。。、でも。。。、デンマンさんを暗殺する人が現れたら、抵抗しないのですか???

抵抗しません、「人類のボノボ」として潔くあの世に逝きます。。。 うへへへへへへ。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、戦争反対、暴力反対、世界平和の信者で「人類のボノボ」ですか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですか?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』

『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』


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『宮沢りえと床上手な女』

『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』


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『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』


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『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『エリュトゥラー海案内記』

『伊藤若冲 ランブータン』

『知的快楽』


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『シャフリ・ソフタ』

『閨房でのあしらい』

『漱石とグレン・グールド』

『女性の性欲@ラオス』

『美学de愛と性』

『女の本音』

『にほん村からの常連さん』

『日本初のヌードショー』

『可愛い孫』

『ネットで広まる』

『なぜブログを書くの?』

『アルゼンチンから』

『潮吹き』

『ヨッパライが帰ってきた』


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『後家殺し』

『奇想天外』

『下女のまめは納豆』

『オペラミニ』

『三角パンツ』

『サリーの快楽』

『ラーメン@ゲブゼ市』

『安心できない@病院』

『ブルマー姿@自転車』

『女性の性欲研究』

『頭のいい馬』

『トランプ@マラウイ』

『きれじ』

『コッペパン』

『くだらない話』

『大蛇が破裂』

『グルーヴ』


とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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