デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

キャッチ22

2021-02-08 02:25:05 | 食べ物・料理・食材


 

キャッチ22

 


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デンマンさん。。。 キャッチ22 というような奇妙なタイトルを付けましたけれど、そういう食べ物があるのですかァ〜?



もちろん、そういう番号が付いたような食べ物などありませんよ。。。

いったい、キャッチ22 というのは何ですか?

映画のタイトルですよ。。。実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのです。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



映画化とあらすじ


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『キャッチ=22』(Catch-22)は、ジョセフ・ヘラーが1961年に発表した小説。
堂々巡りの状況での戦争を、混乱した時間軸のなか幻想ともユーモアともつかない独特の筆致で描いた戦記風の物語。

狂気の戦争、戦争の狂気を描いた作品として、しばしば『M★A★S★H』および『虚航船団』などと比される。表題の「キャッチ」は陥穽(落とし穴)、「22」は「軍規第22項」の意味。
1970年に映画化された。

 

あらすじ

舞台は第2次世界大戦中のイタリアのとある小島ピアノーザ島。
アメリカ空軍爆撃隊に所属している主人公ヨッサリアンは、狂っている将校と狂っている同輩、そして自らの狂気におびえている。

ひたすらに死を恐れ上官の暗殺をくわだてるパイロット、ただ他者の足を引っ張ることしか考えていない将軍、卵を7セントで仕入れて5セントで販売する食堂担当者、墜落した飛行機の搭乗名簿にのっていたばかりに死人として扱われる軍医、などに囲まれる主人公は、一刻も早い除隊を求め、日々ドイツ軍陣地に爆撃を繰り返すものの、除隊に要求される爆撃回数は到達のたびに増えていく…。

 

言葉としてのキャッチ22

発表以降、本作のタイトルは英語で「ジレンマ」、「どうあがいても身動きの取れない(状況)」を指すスラングとして定着した。

これは、本小説全体のムードと併せ、特に小説中の軍規22項の運用。

例えば、「狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない」という小説の中のセリフから来ている。

 






出典:「キャッチ=22」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



上の「あらすじ」には食べ物のことは一切出ていませんけれど、この映画の中に食べ物のことが出てくるのですかァ〜?



出てきます。。。上の「あらすじ」の中にも「卵を7セントで仕入れて5セントで販売する食堂担当者」というマイロ・マインダーバインダー中尉が出ています。。。

卵ですか?

もちろん卵以外の食べ物も出てくるのですよ。。。次のシーンを見てください。。。

 


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you'de be happy with your lamb chops.

(あなたが手に持っているうまい)ラムチョップを食べれば幸せな気分になるでしょう。


 



向かって左の男が一癖も二癖もある食堂担当者のマイロ・マインダーバインダー中尉です。。。彼が話しかけているのがラムチョップを食べているコーン中佐で、中尉が手に持っているステンレスの蓋の中に中佐が食べている特製のラムチョップが入っていたのです。。。


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つまり、後で何かと便宜を取り計らってもらおうとマイロ・マインダーバインダー中尉はコーン中佐に特別待遇をしようとしているわけです。。。

 


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And it's not just Donibristle we're talking about.

それで、こうして話しているのは、なにも(うまいラムチョップを作るために必要な羊をゲットするスコットランドの)ドニブリストルという町の話だけではないのですよ。


 


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『拡大する』


 


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Do you like strudel, sir?

コーン中佐、あなたはシュトゥルーデルが好きですか?


 


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Everybody likes strudel, son.

オマエさァ、誰だってシュトゥルーデルは好きなんだよ。


 


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中佐:I miss it, too. Me too.

中尉:As do I.

中佐:シュトゥルーデルが食べたいなァ〜。。。ホントに。。。

中尉:私もですけれど。。。


 


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If I was mess officer, I could fix it.

私がもし食堂担当士官であれば、中佐のお望み通りにいたしますよ。


 



こうして中尉は、まんまと食堂担当士官になってしまうのですよ。。。



ずいぶんと悪賢い中尉なのですわねぇ〜。。。

そうです。。。もっと大胆なことまでやらかす面白い人物なのですよ。。。ところで、僕はシュトゥルーデル(strudel)という単語を初めて見たのですよ。。。でも、辞書を引いたら、アンダーラインが引いてあったので、初めてではなかったのです。。。すっかり忘れていたのですよ。。。

 



シュトゥルーデル


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シュトゥルーデル(Strudel)は、詰め物を幾層にも巻く甘い菓子であり、クリームを添えて供されることが多い。
18世紀にハプスブルク君主国中で知られるようになり人気を得た。

シュトゥルーデルはオーストリア料理と最も結びついているが、以前のオーストリア=ハンガリー帝国に属するこの地域全体の伝統的な菓子である。

国外ではあまり知られていないが、特に肉や野菜をくるんだものは粉の食事(Mehlspeise)とも呼ばれ、その名の通りそれだけで立派な食事として扱われることも多い。

最も古いシュトゥルーデルのレシピは1696年の手書きのレシピであり、ウィーン市立図書館が所蔵する。
この菓子は東ローマ帝国または中東の菓子と類似した起源を持つ。

それがクロアチアとボスニア経由でオーストリアの食卓に持ち込まれているため、ブレクからの派生といえる。

他にもイタリアのピザ生地の元になった等、様々な菓子や料理の元であるという説がいくつもある。

 

語源

「Strudel」というドイツ語の名前は、中世ドイツ語で「渦」や「渦巻き」を意味する語の派生である。

英語の「Strudel」は、ではドイツからの借用語である。

ハンガリーではレーテシュ(Rétes)、スロベニアではシュトルデリ(štrudelj)またはザヴィテク(zavitek)、チェコではザーヴィン(závin)またはシュトルードル(štrúdl)、

スロバキアではザーヴィン(závin)またはシュトルードラ(štrúdľa)、ルーマニアではシュトルデル(ștrudel)、クロアチアではシュトルドラ(štrudla)またはサヴィヤチャ(savijača)と呼ばれる。

シュトゥルーデルは、ブラジル南部、ボスニア・ヘルツェゴビナおよび他の旧ユーゴスラビア各国でも人気である。




出典: 「シュトゥルーデル」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



真由美ちゃんは知ってたァ〜?



日本で暮らしていた時には知りませんでしたけれど、バンクーバーで暮らすようになったらウィーンから移住してきた友だちに誘われてオーストリア風カフェで本場の「シュトゥルーデル」を食べたことがありました。。。初めに見た時にはデニッシュだと思いましたわァ〜。。。

 



デニッシュ


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デニッシュ(Danish)とは、パンの一種。
デンマークやその周辺のスカンジナビア諸国に源を発し、世界各国で様々なものを指す場合がある。
「デニッシュ・ペストリー」という呼び方もある。

原料として、小麦、イースト、牛乳、卵、多量のバターを含む。
その他の油脂類を含む場合もある。
イーストの入ったパン生地を薄く延ばし、バターを塗り込み何重にも重ね、巻き込む。
数回繰り返すことでサクサクする食感やバターの風味ができ上がる。
ただし作り方には例外もある。

デンマークではチョコレートや砂糖等をトッピングしたり、ジャム、マルチパン、カスタードを詰めたりするものもある。

形もいろいろあり、中に詰め物のある丸いものや、螺旋状に巻いたもの、ひらがなの「め」の字に似た「クリンゲル」などもある。

デンマークのパン職人が、酪農王国ならではのバターや鶏卵をたっぷり使ってサクサクとした食感の生地に改良した。

クロワッサンのようなバターを何層にも折り込んだパン生地に、フィリングとコーティングやトッピングを組み合わせ、様々な種類を作ることができる。
生地はクロワッサンに似ている。
だが、クロワッサンと同生地を使っている店と、別生地を使っている店があり、一概に同じとは言えない。

デンマークでは誕生日などのお祝いにはケーキの代わりに食べる。

大きな「クリンゲル」や、子供のバースディには男の子や女の子の形の「カイヤマン」を作り、みんなで切り分けて食べる。

デニッシュとはデンマークが由来と言う意味だが、そのデンマークでは、オーストリアのウィーンで発祥したと伝えられているため「ヴィナーボズ(Wienerbrød)」(ウィーンのパン)と呼ばれている。

日本ではアンデルセンで販売されたのが最初。
1959年、タカキベーカリーの創業者高木俊介がはじめて欧州旅行にでかけ、デンマークのコペンハーゲンのホテル・ヨーロッパで食べた、朝食のデニッシュペストリーに感動したのがきっかけ。

菓子パンとしてのみならず、ベシャメルソースやトマトソース、マヨネーズなどと具を乗せて焼いた調理パンとしても多く流通している。




出典: 「デニッシュ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



確かに似てますねぇ〜。。。おそらく、デニッシュはシュトゥルーデルを食べたオランダ人が真似をして作ったのだと僕は思いますよ。。。



そうでしょうか?

だってぇ〜、似すぎているでしょう!? ところで、真由美ちゃんはよくデニッシュを食べるのォ〜?

りんごデニッシュが好物です。。。

じゃあ、真由美ちゃんの今度の休日に 一緒に食べにゆきましょうねぇ〜。。。



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【デンマンの独り言】


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ところで、真由美ちゃんは、ノース・バンクーバーでホームステーしながらVCC (Vancouver Community College) にかよってパン職人・ベーグル職人の勉強と実習に励んでいました。

2016年の9月に卒業式を終えて、
現在、バンクーバー市内の旨いベーグルを提供するカフェ・レストランで働いています。

学生時代には、先生やクラスメートとの英会話には、まごつくことがあったそうです。
外国語というのは習得するのが実に大変です。

あなたは英会話を勉強してますか?
できれば、英語を話している国へ行って英会話を勉強するのが一番です。

でもねぇ~、英会話を勉強する方法に王道はありません。
人それぞれです。。。
自分に合った勉強法を見つけるのが、英会話の上達の早道だと僕は思いますね。

同じことを同じように勉強しても、人によって上達が違うのですよ。
僕の経験で言っても、人によって、語学の才能というのはまちまちです。

太田将宏老人のように、40年もカナダに住んでいるのに英会話が満足にできずに 6人成りすまして日本語でブログにコメントを書きなぐって余生を過ごす人もいます。

なかには、日本語を忘れてしまうほど、英語にどっぷりと浸かってしまう人もいます。
20年以上英語圏で英語を話してますけれど、
僕は、漢字を忘れることはあっても、日本語を忘れることはありません。

もちろん、今でも、英語を話すよりも日本語を話す方が楽に話せます。
僕自身は語学の才能があるとは思ってませんが、
僕が、カナダ人と笑いながら話しているのを聞いていると、真由美ちゃんには さっぱり 何を話しているのか解らないと言うのですよね。

僕がペラペラと英語を話しているように見えるのだそうです。
早くデンマンさんのように 英語がしゃべれるようになりたい、と真由美ちゃんは言います。

しかし、僕は、常に、英語を日本語のように しゃべれたら いいなと思っているのですよ。
外国語を母国語のように話すのは、本当に難しいと思います。

いずれにしても、真由美ちゃんは小さい頃からの夢が叶ってぇバンクーバーにやって来たのです!


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ところで、あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

とっても素敵な街ですよ。


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世界で最も住みやすい街バンクーバー








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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

卑弥子さんが バンクーバーにやって来たのは 2008年の元旦の2週間ほど前でした。

クリスマスをバンクバーで過ごして、それから元旦の“Polar Bear Swim (寒中水泳)”に参加したのです。


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上のビデオを見ると、まるで真夏のようでしょう?

ところが気温は確か2度ぐらいでした。 

水の中の方が暖かかったのです。

とにかく、バンクーバーには面白い人たちがたくさん居ますゥ。

あなたも、お暇と お金の余裕があったらぜひ出かけてみてください。

では、また興味深い、面白い記事を書くつもりです。

だから、どうか、あなたも またやって来てくださいねぇ~~。
じゃあね。


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If you've got some time,

Please read one of the following artciles:





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『なせば鳴る音楽』

『日本人女学生行方不明』

『日本人女学生死亡』

『ガレット』

『那須高原の紅葉』

『希望とロマン』

『錯視 錯覚』

『マンボ@バンクーバー』

『オリーブオイル』

『スコーンとプディング』

『5月のロブソン』

『病院食の間違い』

『プレミアム・ジャパン』

『自然の摂理を無視すると…』

『夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン』


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『パリ風カフェ』

『どこか狂ってるわ』

『行田遠野物語』

『行田物語 ピアノ』

『行田物語 猫』

『行田物語 母の懐』

『行田物語 ケネディ暗殺』

『行田物語 病院食』

『行田物語 お股の花々』

『晩香坡物語 ジャズ』

『行田物語 悪夢』

『行田物語 社長』

『行田物語 棺桶に入るまで』

『宝田百合子@インド』

『行田物語 ちゃぶ台』

『行田物語 アカギレ』

『行田物語 にぼし』

『ノーベル賞がなぜ?』


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『トゥーランドットとかぐや姫』

『ゲソとワケギ』

『シェフ バベット』

『まんじゅう@富岡』

『ん?トゥーランドット』

『女の子の夢』

『イヴォワールのレストラン』

『151歳の誕生日』

『お皿をぺろぺろ』

『ポップス@蕎麦屋』

『検便と回虫』

『スコーンとプディング』

『スコーン姉妹』

『ピラミス 美術館』

『明治屋 圧力ジャム』


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『雁とがんもどき』

『グルメブーム』

『行田物語@ナポリ』

『栗餅』

『日本で再会ね』

『コロッケパン』

『日本のパン文化』

『小女子』

『カエルジュース』

『152歳の誕生日』

『かぐや姫フィーバー』

『クスクス笑わないで』

『セビチェ』

『ラーメンブーム』

『自然治癒力』

『カナダ紀行カナダ事情』


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『猫カフェと癒し』

『ポメロ』

『カワウソ見たい』

『生パンツ系に惹かれて』

『ティラミスとピラティス』

『這っても黒豆』

『アイ、アイ、ツーアイズ』

『ネコの話』

『パリのフォア・グラ』

『酪酸が腸の免疫力アップ』

『日本は天国か?』

『猫の記憶』

『すき焼きミステリー』

『空也餅』

『猟師の常識』

『猫カフェde癒し』

『餃子とベーグル@宇都宮』

『ちゃぶ台』

『フォアグラ好き?』




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縦横社会

2021-02-08 02:10:20 | 日本人・日本文化・文学論・日本語

 

縦横社会

 


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デンマンさん。。。 どういうわけで縦横社会を取り上げたのですか?


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ジュンコさんと縦社会と横社会について語り合いたいからですよ。。。

でも、どうして急に縦横社会を取り上げたのですか?

あのねぇ~、ライブドアの僕の「徒然ブログ」のアクセス解析を見ていたら次のリストに出くわしたのです。。。

 


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『拡大する』

『“縦社会”と“横社会”(再考)』


 



これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で1月8日の午前11時15分から翌日9日の午前3時17分までの「生ログ」の一部です。。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。



あらっ。。。 1月8日の午後12時55分にGOOGLEで検索して『“縦社会”と“横社会”(再考)』を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そうなのです。。。 実は、新宿区下落合に住んでいる佐渡屋君江 (さどや きみえ)さんが読んだのです。。。

また、IPアドレスを調べて君江さんが読んだことを突き止めたのですか?

そうです。。。

 


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この上の写真の女性が佐渡屋君江さんですか?



そうです。。。

。。。で、君江さんは新宿で何をしているのですか?

学習院大学の文学部で史学を専攻している女子大生です。。。

 


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君江さんはタームペーパー(term papeer)を書くために縦社会と横社会について調べていたのですか?



そういうことです。。。

。。。で、君江さんは、どのようにしてデンマンさんが書いた記事を見つけたのですか?

次のように検索したのですよ。。。

 


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『拡大する』

『“縦社会”と“横社会”(再考)』

『現時点での検索結果』


 



。。。で、君江さんは記事を読んでどの部分に興味を持ったのですか?



次の箇所ですよ。。。



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スマットさんは海外で暮らした事がありません。
つまり、欧米の“横社会”に住んだことがありません。

スマットさんは“縦社会” と “横社会”について聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実際にはそのような横社会を肌で感じた事がありません。

本題に入る前にここで“畳の上の水練”ということについてちょっと考えてみたいと思います。

 


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あなたが、もしこれまでに海外で暮らした事がないとしても、あなたは自分のことを国際感覚が無いとは思っていないかもしれません。
あなたは恐らく海外事情についてかなり知っていると思っているはずです。

なぜなら、テレビで海外の事を良く見ているから知っているつもりになっている。
映画でも、海外の事を見た事がある。
ネットでも、海外の情報が手に入る。

あなたは“畳の上の水練”と言う事を聞いたことがありますよね。
畳の上でいくら泳ぎを練習したとしても、水に入って練習しなかったら絶対に泳げないという事です。
あなただって、このことなら良く理解が出来ると思います。

つまり、実際に海外で生活してみない事には海外事情と言うのは表面的にしか分からないものです。
何度他人が泳いでいるのを見ても泳げるようにはなりません。
畳の上で手足をばたつかせても泳げるようにはなりません。

実際に水に入って泳ぎを学ばねばなりません。

 


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あなたはゴルフをやりますか?
やる?
10年ぐらいうの経験がありますか?

あなたはテニスをやりますか?
やる?
10年ぐらいの経験がありますか?

もしそうなら、ゴルフクラブを素振りしている人を見て、
あるいはテニスラケットを素振りしているのを見て、
その人が初心者か、上級者か分かるはずです。

僕は人生の半分以上を主に欧米で暮らしています。
だから、“縦社会” と “横社会”がどういうものなのかを肌で感じて知っています。

スマットさんが書いてくれたコメントの中で触れているPREPというのは、関西地区を主なサービスエリアとしている
ブログサービス運営会社です。
スマットさんも僕もこのブログのユーザーです。

“PREP公式側”と書いていますが、PREPという組織は官庁でもないし、公社でもありません。
日本の小さな一企業に過ぎない。
だから、“公”ではあり得ない。

どうして、“公”と書くのか?
“PREP側”で充分ですよ!
無意識のうちに“公”は“親方日の丸”、つまり、“上位の者”という意識が働いています。

こういうところが“縦社会”に住んでいる者の発想ですよね。
要するに。。。

 



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“上位の者にたいしてお伺いを立てました。

私の言う事を取り上げてくれ、

きっとあなたを懲らしめてくれるでしょう。”



 



そのような気持ちがスマットさんの上の文章の中に込められています。

この“お上にお伺いを立てる”という考え方は、江戸持代の“身分制度”の名残(なごり)ですよね。
あの“士農工商”という身分制度です。

 


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その当時、この身分制度の一番上にいた武士には“切り捨て御免”という特権があった。
つまり、町人や百姓が武士に対して無礼な事でもすれば、武士は剣を抜いて町人や百姓を切り殺しても、何の咎(とが)めも無かった。
ひどい話です。
このように同じ日本人なのに“お上”は人間に上下をつけた。

もちろん、民主主義の現在にあっては、こんな非常識な話はどこの国に行っても通用しないでしょう。
でも、スマットさんは、無意識のうちに、この“縦社会”の“掟(おきて)”を持ち出して“お上(公)”にお伺いを立てたのです。
“お上”に何をして欲しいのかと言うと、僕に対して“切り捨て御免”をやって欲しいわけです。

“横社会”の人間はこの様な発想をしません。
お互いに平等同等なのだから“上位の者”と言う考えは無い。
あくまでも当事者間で話の決着をつける。
“お上”を持ち出しません。

結果としてスマットさんは一体どうなったか?
すでに10日以上が経過していますが、スマットさんは、この件に関しては全く触れていません。
つまり、“お上”に無視されたわけです。

【デンマン注釈:】 
これを書いている時点で、すでに3ヶ月が過ぎようとしていますが、
スマットさんのお伺いはPREPによって無視されてしまいました。


何らかの返事が来たのなら、スマットさんは得意になって勝ち誇り、報告するはずです。
つまり、この“お上”の対応も“縦社会”の良い見本です。

 



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“スマットよ!

オマエは下々の分際(ぶんざい)で

何を下らない事をほざいているんだよ!

お上は忙しいのだよ!

そんな下らない事で手を焼かせるな!”


 



このようにPREPは思ったのでしょうね。 へへへへへ。。。。
スマットさんのお伺いを無視したのです!
これが“縦社会”の実態です。

日本国憲法の下では、日本人は法人も含め、法の下に平等です。
例え国を訴えても、日本国憲法の下では公人も私人も平等です。
法律的にはそうなっています。

しかし、現実には“縦社会”の日本は、なかなかそのようにはゆかない。
なぜなら、江戸時代の“負の遺産”である身分制度の名残があって、
上で僕が説明したように“縦社会”に生まれ育ったスマットさんは
無意識のうちに“縦社会”的思考にすっかりはまっています。

 

じゃあ、“横社会”ではどうなっているのか?

僕のエピソードをここでお話します。
カナダには全国に支店網を持っている大きなカナダの銀行が7つあります。
その一つがノバ・スコシア銀行です。

 


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バンクーバーのロブソン・ストリートの支店に僕はアカウントを持っているのですが、
ここで働いている女子行員と借入金の限度額について交渉していた時の話です。
担当の女性は“オフィサー”という肩書きを持っていましたから、日本流に言えば個室を持っている課長級の人でしょう。

ところが、電話したのに折り返しの返事はよこさない。
僕がその事を追求したら、対応の仕方がふざけている。
僕と電話で話している最中に、同僚と冗談言って笑ったりしている。
僕が常識を持ち出して相手の非を説明したのに全く取り合おうとしない。

僕はかなり頭にきたので、本社の人事・教育担当の副社長にタラタラと苦情の手紙を書きました。
要するに訓練・教育の不行き届きですよ!と書いたわけです。
“お上”にお伺いを立てたのではありません。
僕と法の下で平等同等な副社長の責任を追求したのです。

もちろん僕はその副社長と面識はありません。
彼は僕の事も知りません。
でも、2ページに亘(わた)る丁重な手紙をもらいました。
翌日、支店長から謝罪の電話をもらいました。

つまり法の下での平等ですよ。
対等ですよ。

どこの馬の骨だか分からないような僕が手紙を書いたからって、無視しません。

ところが“縦社会”では、このようには行きません。
ナイトメア・ネッツ(仮名)というブログサービスを運営している会社があります。
中国地方の小さな会社ですよ。
この社長がナイトメア・ブログの管理人をしています。

もちろん、“お上” の “縦社会思考” にどっぷりとつかっている“田舎侍”は“武士気取り” で “問答無用!”と言って、僕のブログを丸ごと“切り捨て”てしまいました。

問答無用!のあとの削除です!




『“縦社会”と“横社会”(再考)』より
(2006年2月25日)




。。。で、中国地方の小さな会社の社長が管理人をやっているナイトメア・ブログは今でもやっているのですか?



このブログ・プロバイダーは消滅してしまいました! だいたい、この愚かな社長は海外に行ったこともなく、それにもかかわらず、海外かぶれで自分を CEO だと自称して、そのことに喜びを感じている小心者なのですよ。。。 こういう愚か者がやっているブログサービスは、とうてい国際化したネットの世界ではやってゆけないのですよ。。。

。。。で、上のPREPという、関西地区を主なサービスエリアとしているブログサービス運営会社は、どうなったのですか?

この会社のブログサービスも、消滅してしまいました。。。 だから、記事の中のリンクをクリックしても次のようなメッセージが表示されます。。。

 


(cant01.gif)

 



ネットは国境の無い世界ですよ。。。 いつまでも縦社会の“お上”だと思いながらブログサービスを運用していたら、他の横社会のブログサービスに対抗できないですよ。。。



。。。で、佐渡屋君江さんも、その事に納得したのですか?

そうです。。。 できたら学習院大学を卒業したらバンクーバーの UBC (ブリティッシュ・コロンビア大学) に留学して国際学 (Internationa Stdies) を勉強したいそうです。。。

。。。マジで。。。?

君江さんは、そうメールに書いてよこしました。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、縦社会にうんざりした経験がありますか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですか?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。
 

天智天皇は暗殺された 

定慧出生の秘密 

藤原鎌足と長男・定慧 

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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『宮沢りえと床上手な女』

『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』


(nopan05.png)

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』

『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』


(sylvie500.jpg)

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『エリュトゥラー海案内記』

『伊藤若冲 ランブータン』

『知的快楽』


(teacher9.jpg)

『シャフリ・ソフタ』

『閨房でのあしらい』

『漱石とグレン・グールド』

『女性の性欲@ラオス』

『美学de愛と性』

『女の本音』

『にほん村からの常連さん』

『日本初のヌードショー』

『可愛い孫』

『ネットで広まる』

『なぜブログを書くの?』

『アルゼンチンから』

『潮吹き』

『ヨッパライが帰ってきた』


(ken203h.jpg)

『後家殺し』

『奇想天外』

『下女のまめは納豆』

『オペラミニ』

『三角パンツ』

『サリーの快楽』

『ラーメン@ゲブゼ市』

『安心できない@病院』

『ブルマー姿@自転車』

『女性の性欲研究』

『頭のいい馬』


(miya08.jpg)

『トランプ@マラウイ』

『きれじ』

『コッペパン』

『くだらない話』

『大蛇が破裂』

『グルーヴ』

『タスマニアデビル』

『女と反戦』

『裸女に魅せられ』

『素敵な人を探して』

『カクセンケイ』

『博士の異常な愛情』

『パレートの法則』

『こんにちわ@ブリュッセル』

『いないいないばあ』

『食べないご馳走』

『10分間に900件を越すアクセス』

『5分間に340件のアクセス』


とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


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ィ~ハァ~♪~!

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