豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

大窪遺跡

2006-10-01 18:47:31 | 散歩
豊田市指定 大窪遺跡
国道301号線を松平に向けて行くと、大窪遺跡の案内板があった。
左方向への道案内に従って細い道を進む。
舗装された道は途中でなくなり、砂利道となり、やがてこれも無くなって、
草の生い茂る中に、かすかに踏み跡が残るものとなってしまった。
心細く果たして目的地に達することができるかと心配になったが、
要所要所に立てられた案内板に勇気付けられて、自転車を押して山道を登った。
そして、立て看板を見つけた。
が、目指すものはどれか。
よくよく探してみると、草に覆われ、くもの巣が張った入り口らしきものを確認。
これが目指す大窪遺跡だった。






大窪遺跡は縄文時代早期、弥生時代の前期奈良・室町時代の生活の痕跡が残された
岩陰遺跡です。
岩陰の大きさは、高さ平均1,4m、幅2~3,6m、奥行き4mで、
一般的な竪穴住居と同じくらいの広さとなっています。
昭和40年に行った結果、埋土上層から奈良平安時代の焼き物が多数出土し、
その下層から石囲いの炉跡とともに弥生式土器が発見されました。
これらの土器の中には、三河地方では例の少ない遠賀川式土器が含まれ、
西方より伝わった稲作文化の浸透を示しています。また、奥部からは縄文土器として
最古の形態の尖底土器も出土し、この岩陰利用の古さを物語っています。
(立て看板より)


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