豊田市、気ままに、彼方此方散歩

豊田市在住の者として豊田市内の、あちこちを徒歩で、自転車で、端っこの所は勿論、自動車で、訪れて見たいです。

曽根遺跡公園(豊田市)

2007-06-14 12:51:06 | 散歩
曽根遺跡公園に行きました。
所在地:豊田市森町3丁目地内

「曽根遺跡公園」への入口です。


「曽根遺跡公園」の案内板です。


竪穴式建物群・溝跡です。


竪穴式建物群・溝跡(市指定史跡跡部分)
縄文時代中期(約4500年前)の竪穴式建物群2軒と古墳時代後期(約1400年前)の溝跡一条を発掘された状態のまま樹脂で固めて展示しています。竪穴建物群は平面形が最大径約5,4mほどの胴がふくらんだ方形のもの(1号住居跡)4×5mほどの長方形のもの(2号住居跡)があります。1号住居跡と2号住居跡は一部が重複していますが、前後関係は不明です。それぞれ竪穴建物には柱穴や炉跡が見られます。古墳時代後期の溝は幅が1~2m、深さ40~50cmほどで平面形は直径14m程の円弧を描いています。溝の中からは須恵器の杯や壷などが出土しました。古墳の周溝であった可能性があり、隣接する八柱社古墳との関係が注目されます。(立て看板より)

香久礼1号墳です。




香久礼1号墳
香久礼1号墳は市内志賀町香久礼にあった円墳で、昭和50年に宅地造成に先立って調査が行われ、この公園に移されました。古墳の大きさは直径12m・高さ1,5mで内部主体が横穴式石室です。石室の大きさは長さ7m幅1m高さ1,2mで市内では小さい部類に入ります。遺物としては須恵器の杯1点と器種不明の須恵器の小さな破片が9点ほど出土しました。古墳の築かれた年代は出土した杯の形から古墳時代の終末期・7世紀末~8世紀初頭と推定されています。

復元建物(竪穴建物)です。


復元建物(竪穴建物)の内部です。


復元家屋(竪穴建物)
曽根遺跡の発掘調査で確認された竪穴建物の図面を元に峰1号遺跡(岐阜県下呂町)や登呂遺跡(静岡県静岡市)などの復元家屋を参考に、縄文時代の竪穴建物を復元しました。建築の部材として、柱にクリ、合掌にはナラやカシなどを使用し、屋根は茅(ススキ)で葺きました。






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