狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

「無教会主義」の内村鑑三氏は「自立」「独立」を勧めた・・・「単独者」として絶対者・創造主を仰ぐ

2016-04-17 21:17:22 | 宗教組織
 キリスト者で思想家の内村鑑三氏「独立」を重んじ、、自分の弟子達に向かってそれを勧めた。
 内村氏は教会には属さない「無教会主義」を唱えていた。教会と言う組織の教えでは無く、聖書を自分で直接読み、そこから学ぶ事を勧めた。デンマークにおいて教会の組織的教義の行いを批判していた哲学者・思想家セーレン・キェルケゴール氏の、単独者の立場として絶対者である創造主に向き合っていた態度・思想を、自分の先導者として捉えて見習っていた。
 人は他人を観る時、ただ単に興味本位や面白半分で観ている場合が多いが、中には管理・監視している場合も有る。しかし中には手本にして見習う為に観ている場合も有る。
 私も最初に鉄工所に入った時は、見習いであった。現場・実地で見て習い、自分で実際に行って勉強し、家では自分で買って来た本で自分で勉強し、技能・技術を習得していった。見習いして「自学自習」していたのである。
 人は「自立」「独立精神」を持つ事が大事である。その事が、本当の強さ、精神的な強さに繋がるのである。

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