Ⅳ お母様を心配されるお父様
◆1999年から2012年まで お母様に対して心配されるお父様のみ言(2)
<み言1> お母様が自分の考えを持って巣を作るようになれば問題が大きい
「ですからここにいるお母様が自分の考えを持って巣を作るようになれば問題が大きいのです。先生はそこに引っかかりません。そうなれば、それを乗り越えて行きます。山をまた作るというのです。今、完成時代に入って、お母様が責任を果たせなければ、お母様の後継者はいくらでも沢山います。」
(前出)(み言選集312巻177ページ1999.10.15 )
<み言2>
今、一番残ったものは何でしょう?経済問題です。お金の問題、その次に息子の問題です。お母様が経済問題、世の中を失ってしまい、息子を失ってしまいましたね?そこに引っかかったのです。新郎、夫、アダムを追い出した最後の位置に立つ事になれば、その問題に引っかかります。お金の問題、息子の問題!自分のお金を別に用意するというのです、息子の為に。駄目です。それが問題になるのです。お母様が今行くべき道を私は全て教えているのです。
今、天一国となったので教えてもいいのです。お金、物質と息子を中心にしてお父様から離れるのか、それを捨ててでもお父様について行くのか?どうしなければなりませんか?どうしますか?「お父様について行かなければなりません」お父様について行かなければならなりません。お金が問題ではありません。息子が問題ではありません。お母様の責任は何かというと、それです。お金を復帰し、息子を復帰し、夫の前に捧げなければならなりません。」
(み言選集367巻 - 264側
2002.1.24 ハワイ・キングガーデン)
お母様を前面に立てた教権勢力は2004年度に至るまで、お父様が指示された父子協助時代における絶対指示を否定し、1990年代の母子協助時代を復活させる為、父子協助時代を破棄し、お母様を摂理の中心に立てようと母子協助時代を再び推進しようとしてきました。そのような言動に対してお父様は
「母子協助時代をきれいに捨てなさい」と叱られ、また「お父様の継代を継ぐのは長子しかいない」と明確に語られています。また、「父子協助時代は長子が次子を取り戻して行かなければならない時代である。」とも語られています。
(統一世界 10-2004、38〜39)
<み言3> あなたはあなたの行きたいよう行き、私は私の行きたいように行く
[先生には何もありません。<中略> お母様に全て任せましたが、お母様が握ったお金を自分のしたいようにしようとしています。勝手にするというのです。あなたはあなたの行きたいよう行き、私は私の行きたいようにするというのです。私が朝、どれほど深刻だったか。陽が昇る前の真っ暗な世界、電灯が砂浜に映るような、そのような思いで夜明けに出てきました。 <中略> お母様が勝手にしろというのです。先生の近くにいる孝律、ユン・ギビョン、そしてドンホ!アフリカで13年間何をして、今ここにいるのですか](み言選集607巻11〜12ページ、2009年1月24日 天和宮)
お父様が90歳になられ、再びお母様を育てなければならない立場となり、今現在のお母様を愛することができないと嘆かれています。お父様が言及された3%の責任は、すでに3年前、2006年2月4日、天一国の指導者世界大会においてお母様に要請されたみ言でした。2006年度に願われたその3%の責任を2009年度に再び言及されたのです。
<み言4>
「お母様はいかにして神様の妻の座に立つのか?・・・<中略>・・・ 真なる僕の夫人の位置にも立てず、追い出されました。 ・・・<中略>・・・ そのような人をもって神様の夫人の位置に立てますか?そのようなボケた行動がありますか?」
(み言選集614巻 - 28ページ 「カインとアベルの戦略」
2009.7.12天正苑)
<み言5>
「そうです。神様は文総裁が必要なのです。神様は真の父母になれません。一人でどうしますか?お母様がいません。お母様を再び作らなければなりません。再び作ろうとするので、90歳になった今でもお母様を妻として愛することができません。育てているのです。後、3パーセント残りました。3パーセント。その3パーセントは国と世界でしなければなりません、国の外でしてはいけないのです。国で100パーセント以上に上がらなければなりません。」
(み言選集614巻95〜96ページ 「宇宙存続の為の核」
2009.7.13)
「父子協助時代になってから、お母様はお父様と共にいらっしゃらなかった。これが混乱の核心である。」(金容成)
父子協助時代になってから語られたお父様のみ言の数々を見ると、この期間、お母様はお父様と共になかったことを認めざるを得ないみ言が数多く残っています。これらは実に衝撃的なみ言です。しかしこのようなみ言が語られていたことは明らかな事実にほかなりません。そしてそのことが統一家の混乱の核心と言わざるを得ないのです。そのことを知ることさえできれば問題の解決の道を見出すことは難しいことではないことがわかってきます。
御父母様の膝元にあった教権指導者たちは知らなかったはずがありません。1960年の真の父母様の成婚以来、真のお父様が聖和されるまで、お母様が責任を果たせていないことを心配されていたたという事実を・・・。
真のお父様がそれを彼らの目の前で証言されているのですからそのことは紛れもない事実です。そうであるにもかかわらず現教会指導部は何故お父様とお母様は一体であると強弁するのでしょうか?お父様男の聖和後、真の子女様を排除してお母様お一人を中心とする体制に固執しているのは何故なのでしょうか?そのように会員たちを惑わし続けているのはどうしてなのでしょうか?このことが問題の核心であり本質的な問題であると言うことです。そのことが明白に浮き彫りにされてきているのです。