様々な問題をどのように解決して行けばいいのか・・・
まずは「原理講論」を紐解きながら考えて行ってみよう!
原理講論によれば神様の被造世界創造の目的は次のように記述されている。
「神が被造世界を創造なさった目的は、人間をはじめ、全ての被造物が、神を中心として四位基台を造成し、三大祝福のみ言を成就して、天国をつくることにより、善の目的が完成されたのを見て、喜び、楽しまれることにあったのである。」(創造原理第三節 ㈠被造世界を創造された目的より)
さて、「被造物が創造される時、一定の成長期間を経て完成できるように創造された」(第五節㈡)被造物である。
被造物のうち「万物は原理自体の主管性、または自律性によって成長するようになっている」が、「人間は原理自体の主管性や自律性だけでなく、それ自身の責任分担を全うしながら、この期間を経過して完成するように創造されていた」(第五節㈡の⑵)のです。
人間の堕落に関してみれば
「⑴生長期間の秩序的三段階」において「人間は秩序的三段階を完成できずに堕落し、創造目的を完成できなかった。」とあります。
「神の救いの摂理が非常に長い期間を通じて延長してきたのは、復帰摂理を担当してきた中心人物たちが、神も干渉できないそれ自身の責任分担を遂行するに当たって常に失敗を繰り返してきたからである。」
「復帰原理」はこの失敗を続けて来た歴史を紐解きながら、その失敗をいかに克服して、成功すなわち創造目的の完成に至る道を学ぶを学ぶ内容となります。
物事がうまくいかないのはどこかに原理軌道から逸脱した内容があるからにほかなりません。どこがどのように間違っていたのかを正しく検証して行くことが大切だと思います。