「漂流外国物語」第七十四ページ、上の一~二行目
解読 風味宜敷物なり、絞り汁ハ塩を入、又絹之袋ニ入
五六日程置バ石の如く堅くなり、是越「ケソ」ト申、
読み 風味宜しき物なり。絞り汁は塩を入れ、又絹の袋に入れ
五六日程置けば石の如く堅くなり、是を「ケソ」と申し、
説明 「絹之袋」・・・「絹」ははじめて出ましたが、難しい。
「程置バ」・・・ここも難しいですが、何れもよく出る崩し字です。
「如く堅く」・・・上に「石」が有るので、或る程度推定出来ます。
「是越」・・・是を。これもたいへん難解文字です。難しい文字は
ありますが、文章の流れから、或る程度推定できる様に思います。
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