古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の五十

2016年05月06日 07時51分42秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「漂流外国物語」第十五ページ、上の一~二行目

 

解読 同様之造り立ニ御座候。

    一、右船ニ人数廿七八人乗組、人相ハ面躰白く眼ハ

 

読み (阿蘭陀舟)同様の造りに御座候。

    一つ、右船に、人数廿七、八人乗り組み、人相は面体白く眼は

 

説明 「阿蘭陀舟」・・・オランダ船。 「同様之」・・・読むのは難しい。同じ様な。 「造り立」・・・作り方。 「廿七八人乗組」・・・二十七八人が乗り組んで居り。 「人相ハ」・・・その人相『にんそう』は。 「面躰」・・・『めんてい』。現在は「面体」『めんてい』と書きます。顔かたち。顔つき。「躰」は旧字体。 次は欠けていますが、「白く眼ハ」。顔かたちは白く、眼は。


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