古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第二十二章 扱い済み証文の事 其の十三

2014年06月09日 05時14分57秒 | 古文書の初歩

 

 

「曖済證文之事」第四頁、上の三~四行目

 

解読 初候節ハ初日より上下入相ニ引候筈。

    但、上村之内ニも三日先キ上村ニ引候筈と相

読み 初め候節は、初日より上下入り相に引き候筈。

    但し、上村の内にも、三日先上村に引き候筈と相

 

解説 この三行目は、用紙の継ぎ目になっていて、読み辛いですが、ご辛抱願います。 最初は、「初め候節ハ」と書いています。「節」は縦長の字。 「初日より」・・・これも読むのは困難です。前ページの最終行と同じ。 「上下入り相ニ」・・・かみしも入り会いに。上村と下村が同じ場所に入って、薪や苫草などを収穫すること。 「引候筈」・・・収穫する約束・予定になっている。 四行目は、比較的読みやすいので、解説は省略します。 


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