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トーマス・ウィリアムスJr対ガブリエル・カンピーヨ(2014/08/01)

2014-08-02 19:07:06 | ボクシング

ライトヘビー級12回戦

全勝で26歳のライトヘビー級ホープ、トーマス・ウィリアムスJr選手(Thomas Williams Jr)と35歳の元世界王者ガブリエル・カンピーヨ選手(Gabriel Campillo)とが激突した12回戦は米国ワシントン州で行われ、カンピーヨ選手が5回終了TKOで勝利してキャリアの崖っぷちで踏みとどまっています。(体格比較)

サウスポー同士の両者。身長・リーチで勝るカンピーヨ選手が右ジャブを伸ばしていくのですが、若いウィリアムス選手が返すパワフルな右フックや左ストレートがリードしたように見えた試合立ち上がり。
ジャブからのリズム良いボクシングを見せかけるカンピーヨ選手なのですが、ウィリアムス選手のパンチを返されるとそれらをすべてチャラにされる、といった感じで苦しい展開が予想された試合序盤戦。ウィリアムス選手が放つ強烈な右フック・アッパーのボディブローも非常に効果的に見えました。
しかし右ジャブを丹念に突き続けながら徐々にペースを引き寄せていった元王者。左アッパー右フックというこの人得意のシャープなコンビも出始めてペースをキープしたように見えた3回。4回に鋭い右ジャブでウィリアムス選手の左まぶたを切り裂き、このカットで視界を失ったのか一気に弱気になってしまったウィリアムス選手をジャブ、ストレート、アッパーなどの攻めで追いまくり、6回開始直後のドクターチェックでのストップによるカンピーヨ選手の会心の勝利でした。

4回のカット以降、右フックや右ジャブなどの左目付近を狙った攻撃を受けると嫌がる仕草を隠せないウィリアムス選手で、5回終盤の時点でほとんど戦意を失っていたように見えました。

この勝利でIBFで2位にランクされることになったカンピーヨ選手は24勝(10KO)6敗1分。この日が米国リングでの初勝利でした(1勝4敗)。
ウィリアムス選手は17勝(12KO)1敗。



Campillo Saves His Career With TKO of Williams(Cliff Rold/BoxingScene)
Gabriel Campillo hands Thomas Williams Jr first pro loss(Scott Christ/Bad Left Hook)
Campillo stops Williams Jr. in five(Corey Erdman/RingTV)

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