IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ
カナダのIBF王者スティーブ・モリター選手(Steve Molitor)がアルゼンチンからの無敗の挑戦者セフェリノ・ダリオ・ラバルダ選手(Ceferino Dario Labarda)を挑戦者に迎えて臨んだ5度目の防衛戦は、モリター選手が10回ストップ勝ちで勝利して、噂されるWBA王者カバエロ選手との統一戦に前進しています。(体格比較)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/9c/0fca15671d64ed54c4fe74814cb8e664.jpg)
サウスポー同士の両者。モリター選手はいつも通りよく動く足と正確な右のジャブとで距離をコントロールしようとしますが、挑戦者の勢いのある前進と思い切りの良い攻撃にやや圧され気味だった試合序盤戦。
モリター選手はほとんど被弾は無かったものの、ロープに押し込まれてガードを固めるシーンではちょっと弱気な姿勢も感じられ「大丈夫か??」とか思わせた立ち上がりでした。
しかし挑戦者のプレスに圧されながらも右のフック、左ストレートなどのカウンターを正確にヒットさせ続ける事で徐々にペースを引き寄せていきます。完全に距離を掴んだ中盤以降は、それまでは相手のプレスに動かされていた足から、自ら攻撃を繰り出すための足へと変わり、いつものモリター選手の素早い動き・コンビネーションでペースを掌握。ラバルダ選手の動きが落ちる毎にペースが一方的になっていきました。
9回に左ストレート、右フックを狙い撃ち状態で集めてダウンを奪い、続く10回に最後の力を振り絞ってラッシュを仕掛けた挑戦者の攻撃を冷静に見切り、カウンターを決めて大きくバランスを崩させた場面でのストップでした。
WBA王者カバエロ選手との統一戦が現実味を帯びているようです(?)
Steve Molitor Stops Ceferino Labarda, Caballero Next
スピードとテクニックでは有利に見えるモリター選手ですが、カバエロ選手がラフにゴリゴリ出てくると案外あっさりと粉砕されてしまいそうな気も・・?
なんにせよ好カードなのは確実。是非実現してもらいたい一戦です。
モリター選手は28勝(11KO)。ラバルダ選手は18勝(7KO)1敗。
Molitor defends belt!
スティーブ・モリター対フェルナンド・ベルトランJr(2008/04/05)
スティーブ・モリター対リカルド・カスティーヨ(2008/01/19)
スティーブ・モリター対ファッシャン・3Kバッテリー(2007/10/27)
スティーブ・モリター対タカラニ・ヌドルブ(2007/07/14)
マイケル・ハンター対スティーブ・モリター(2006/11/10)
カナダのIBF王者スティーブ・モリター選手(Steve Molitor)がアルゼンチンからの無敗の挑戦者セフェリノ・ダリオ・ラバルダ選手(Ceferino Dario Labarda)を挑戦者に迎えて臨んだ5度目の防衛戦は、モリター選手が10回ストップ勝ちで勝利して、噂されるWBA王者カバエロ選手との統一戦に前進しています。(体格比較)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/9c/0fca15671d64ed54c4fe74814cb8e664.jpg)
サウスポー同士の両者。モリター選手はいつも通りよく動く足と正確な右のジャブとで距離をコントロールしようとしますが、挑戦者の勢いのある前進と思い切りの良い攻撃にやや圧され気味だった試合序盤戦。
モリター選手はほとんど被弾は無かったものの、ロープに押し込まれてガードを固めるシーンではちょっと弱気な姿勢も感じられ「大丈夫か??」とか思わせた立ち上がりでした。
しかし挑戦者のプレスに圧されながらも右のフック、左ストレートなどのカウンターを正確にヒットさせ続ける事で徐々にペースを引き寄せていきます。完全に距離を掴んだ中盤以降は、それまでは相手のプレスに動かされていた足から、自ら攻撃を繰り出すための足へと変わり、いつものモリター選手の素早い動き・コンビネーションでペースを掌握。ラバルダ選手の動きが落ちる毎にペースが一方的になっていきました。
9回に左ストレート、右フックを狙い撃ち状態で集めてダウンを奪い、続く10回に最後の力を振り絞ってラッシュを仕掛けた挑戦者の攻撃を冷静に見切り、カウンターを決めて大きくバランスを崩させた場面でのストップでした。
WBA王者カバエロ選手との統一戦が現実味を帯びているようです(?)
Steve Molitor Stops Ceferino Labarda, Caballero Next
スピードとテクニックでは有利に見えるモリター選手ですが、カバエロ選手がラフにゴリゴリ出てくると案外あっさりと粉砕されてしまいそうな気も・・?
なんにせよ好カードなのは確実。是非実現してもらいたい一戦です。
モリター選手は28勝(11KO)。ラバルダ選手は18勝(7KO)1敗。
Molitor defends belt!
スティーブ・モリター対フェルナンド・ベルトランJr(2008/04/05)
スティーブ・モリター対リカルド・カスティーヨ(2008/01/19)
スティーブ・モリター対ファッシャン・3Kバッテリー(2007/10/27)
スティーブ・モリター対タカラニ・ヌドルブ(2007/07/14)
マイケル・ハンター対スティーブ・モリター(2006/11/10)
過去の防衛戦で何度か見せた打たれ脆さ、今回見られた強引に前に出てこられたときのバタバタ感を見ると、カバエロ選手が若干有利なのではないかと感じています。
カバエロ選手馬力ありますから。
防衛戦の全てをカナダで行っているモリター選手ですが、統一戦が何処で行われるのかにも注目しています。
是非実現して欲しい一戦です。