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スティーブ・モリター対タカラニ・ヌドルブ(2007/07/14)

2007-07-21 11:22:43 | ボクシング
IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ

カナダ人サウスポーのスティーブ・モリター選手(Steve Molitor)が
南アのタカラニ・ヌドルブ選手(Takalani Ndlovu)を地元に迎えて臨んだ初防衛戦は、モリター選手が9回TKOで勝利しています。

前回敵地に乗り込んで決定戦に勝利したときのパーフェクトな戦いぶりで、次の試合を見るのが非常に楽しみだったモリター選手。この日はやや苦しんだ場面も見せつつ最後は鮮やかなノックアウト勝利を見せてくれました。
試合序盤はスピードで勝るモリター選手が放つ上下への左ストレートが冴えていましたが、徐々に南アの挑戦者のプレスが有効に。
ジャブの打ち合いで打ち負ける場面が増えていきヌドルブ選手の右を貰うなど、中盤戦は一進一退の攻防ながらヌドルブ選手がペースを握っていたように感じました。右のジャブがいまいち機能せずペースが悪くなっていったモリター選手でしたが、この状況を打開したのは右フックでした。
8回にこのパンチでチャンスを掴むと、その後カウンターの左ストレートを決めてヌドルブ選手がダウン(裁定はスリップ)。この回はなんとか逃げ延びたヌドルブ選手でしたが、続く9回にモリター選手のカウンターの右フックをどんぴしゃりのタイミングで貰った時点で勝敗は決していました。立て続けに3度のダウンを奪われ3度目のダウンからも立ち上がって来ましたが、相手に抱きつく事しかできないヌドルブ選手の姿を見てレフェリーが試合を止めました。

そのスピードと切れのあるパンチ、前後左右によく動くステップワークなど、高いポテンシャルを感じさせた反面、ラフなファイターとかには押し切られてしまいそうな感じも。
期待が高かった分、見る目も厳しくなってしまうのですが、それでも魅力のある選手であることは間違いありませんでした。次戦がまた楽しみです。

Molitor blasts out Ndlovu!
Molitor blasts out Ndlovu! [Gallery]


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