スーパーウェルター級10回戦
元五輪代表の26歳アルフレド・アングロ選手(Alfredo Angulo)が5月に喫したプロ初黒星からの復帰戦に登場。ガブリエル・ロサド選手(Gabriel Rosado)との10回戦に3度ダウンを奪っての2回TKOの快勝で再起戦を飾っています。
5月に元ウェルター級王者、カーミット・シントロン選手とのテストに失敗したアングロ選手ですが、この日の復帰戦は持ち前の強打を見せ付ける豪快な勝利でした。
フットワークを使って距離を取りたいロサド選手をストークし続けるアングロ選手。初回は左フックをタイミング良く当てたりして上手く戦っていたロサド選手でしたが、2回に捕まります。
両者が密着してクリンチ状態になった場面でクリンチを振りほどくようにして前進しながらアングロ選手が放った右フックをまともに浴びてロサド選手はダウンを喫します。
クリンチの場面で一時中断(ブレイク)と考えたロサド選手に対し、なおも戦闘モードを維持していたアングロ選手との差が生んだノックダウンで、レフェリーにクレームを訴えながら立ち上がったロサド選手のダメージは深刻でした。
アングロ選手の右で立て続けに2度ダウンを追加されて試合は終わっています。
アングロ選手は16勝(13KO)1敗。ロサド選手は12勝(7KO)4敗。
アルフレド・アングロ対カーミット・シントロン(2009/05/30)
アルフレド・アングロ対コスメ・リベラ(2009/02/14)
アルフレド・アングロ対アンドレイ・ツルカン(2008/10/4)
アルフレド・アングロ対リチャード・グティエレス(2008/05/17)
アルフレド・アングロ対リカルド・コルテス(2008/02/03)
●スーパーミドル級8回戦
アンソニー・ディレル対アルフレド・コントレラス
この日のアンダーカードにはアンソニー・ディレル選手(Anthony Dirrell)が登場。アルフレド・コントレラス選手(Alfredo Contreras)との8回戦に7回ストップ勝ちしています。
10月にスーパー6トーナメントでカール・フローチ選手との対戦が決まっているアンドレ・ディレル選手の2歳年下の弟であるアンソニー選手。病気で2年近いブランクを作った時期もあったものの昨年10月にリング復帰し、この日の勝利で6連勝となっています。
兄同様に盛んに構えを左右に変えながら戦うアンソニー選手。オーソドックス構えからの伸びる右ストレートで初回のペースを奪い、2回以降は主に左構えからの左ストレート→返しの右フックを狙う戦い。
5回には強烈な右フックボディでコントレラス選手の動きを止めて、構えを右にして右ストレート右フックを何発も決めるビッグラウンドを演出。試合9日前に出場が決まったというコントレラス選手もよく頑張っていましたが、7回に再び右アッパーボディで動きを止められたところにアンソニー選手の左右の直撃弾を食い続けた場面でコーナーがギブアップしています。
レフェリーのストップが遅すぎに感じました。アンソニー選手が一方的に攻めた5回の場面でもストップの早いレフェリーならば止めていたでしょう。
アンソニー選手は18勝(15KO)。兄ほどのキレ、パワーはまだ感じさせませんがスピードと技術のレベルは高いです。コントレラス選手は10勝(4KO)6敗1分。
スタジオゲストの金メダリスト2名。ウィテカーは太りましたねぇｗブリーランドは痩せた？(動画:Pernell Whitaker and Mark Breland answer your email questions)
ニュース動画(ESPN)
Angulo wins by TKO over Rosado
Angulo back with a vengeance!(fightnews)
El Perro Bites Back: Angulo Blitzes Rosado In Two Rounds(Jake Donovan/boxingscene)
Angulo blasts Rosado in two rounds(Doug Fischer/The Ring)
写真
Photos: Angulo Crushes Rosado, Dirrell Stops Contreras(boxingscene)
Dog days of summer(Chris Cozzone & Natasha Chornesky Photos by Chris Cozzone / Fightwireimages.com)
元五輪代表の26歳アルフレド・アングロ選手(Alfredo Angulo)が5月に喫したプロ初黒星からの復帰戦に登場。ガブリエル・ロサド選手(Gabriel Rosado)との10回戦に3度ダウンを奪っての2回TKOの快勝で再起戦を飾っています。
5月に元ウェルター級王者、カーミット・シントロン選手とのテストに失敗したアングロ選手ですが、この日の復帰戦は持ち前の強打を見せ付ける豪快な勝利でした。
フットワークを使って距離を取りたいロサド選手をストークし続けるアングロ選手。初回は左フックをタイミング良く当てたりして上手く戦っていたロサド選手でしたが、2回に捕まります。
両者が密着してクリンチ状態になった場面でクリンチを振りほどくようにして前進しながらアングロ選手が放った右フックをまともに浴びてロサド選手はダウンを喫します。
クリンチの場面で一時中断(ブレイク)と考えたロサド選手に対し、なおも戦闘モードを維持していたアングロ選手との差が生んだノックダウンで、レフェリーにクレームを訴えながら立ち上がったロサド選手のダメージは深刻でした。
アングロ選手の右で立て続けに2度ダウンを追加されて試合は終わっています。
アングロ選手は16勝(13KO)1敗。ロサド選手は12勝(7KO)4敗。
アルフレド・アングロ対カーミット・シントロン(2009/05/30)
アルフレド・アングロ対コスメ・リベラ(2009/02/14)
アルフレド・アングロ対アンドレイ・ツルカン(2008/10/4)
アルフレド・アングロ対リチャード・グティエレス(2008/05/17)
アルフレド・アングロ対リカルド・コルテス(2008/02/03)
●スーパーミドル級8回戦
アンソニー・ディレル対アルフレド・コントレラス
この日のアンダーカードにはアンソニー・ディレル選手(Anthony Dirrell)が登場。アルフレド・コントレラス選手(Alfredo Contreras)との8回戦に7回ストップ勝ちしています。
10月にスーパー6トーナメントでカール・フローチ選手との対戦が決まっているアンドレ・ディレル選手の2歳年下の弟であるアンソニー選手。病気で2年近いブランクを作った時期もあったものの昨年10月にリング復帰し、この日の勝利で6連勝となっています。
兄同様に盛んに構えを左右に変えながら戦うアンソニー選手。オーソドックス構えからの伸びる右ストレートで初回のペースを奪い、2回以降は主に左構えからの左ストレート→返しの右フックを狙う戦い。
5回には強烈な右フックボディでコントレラス選手の動きを止めて、構えを右にして右ストレート右フックを何発も決めるビッグラウンドを演出。試合9日前に出場が決まったというコントレラス選手もよく頑張っていましたが、7回に再び右アッパーボディで動きを止められたところにアンソニー選手の左右の直撃弾を食い続けた場面でコーナーがギブアップしています。
レフェリーのストップが遅すぎに感じました。アンソニー選手が一方的に攻めた5回の場面でもストップの早いレフェリーならば止めていたでしょう。
アンソニー選手は18勝(15KO)。兄ほどのキレ、パワーはまだ感じさせませんがスピードと技術のレベルは高いです。コントレラス選手は10勝(4KO)6敗1分。
スタジオゲストの金メダリスト2名。ウィテカーは太りましたねぇｗブリーランドは痩せた？(動画:Pernell Whitaker and Mark Breland answer your email questions)
ニュース動画(ESPN)
Angulo wins by TKO over Rosado
Angulo back with a vengeance!(fightnews)
El Perro Bites Back: Angulo Blitzes Rosado In Two Rounds(Jake Donovan/boxingscene)
Angulo blasts Rosado in two rounds(Doug Fischer/The Ring)
写真
Photos: Angulo Crushes Rosado, Dirrell Stops Contreras(boxingscene)
Dog days of summer(Chris Cozzone & Natasha Chornesky Photos by Chris Cozzone / Fightwireimages.com)
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