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1年ほど前に、ある
映画のファンサイトの管理人の方から『山形県の人口10万少々の市の中心地に、工場を改装したシネコンが出来たという事で、それにちなんだコラムを3回ほど掲載したいので、文を書いて欲しい』というメールをいただきました。私のブログを何度か見ていただいての依頼でした。鶴岡をまちキネを知ってもらえればと思い、お受けして、いざパソコンに向かって書いてみると、どうもブログの様にはいかない。出来たモノを見て
『これじゃぁいけない』と丁重にお断りしました。
先日、家のパソコンの
ワードやエクセルを整理していると、その文が出てきました。まぁ折角書いたものなので、ここに投稿いたします。
100円でDVDが借りられる。そして普通の家庭に40インチオーバーのテレビに数チャンネルのオーディオシステムが備えられている事も珍しくありません。そんな時代に映画館に行くのは時間やお金の無駄使いと考えるのは、そういう時代になってしまったと考えます。私も始まる時間に合わせて、生活の時間をやりくりするのが面倒で、見逃した映画は数多くあります。自動車で映画館に向かう時間も考えると、直前に億劫になる事もよくありました。
映画はもちろん、映画館のスクリーンで見られる事を想定して作られています。DVDで発売するのは商業上、仕方の無い事ですが、ひとつの作品として考えた場合は、監督さんの本意では無いと思います。映画館でもスクリーンのサイズや音響もいろいろある訳ですが、決して家庭のテレビの画面で見るために作られたものでは無いはずです。
大学時代に、大好きだったスタンリー・キューブリック監督の映画、時計じかけのオレンジを映画館で見て、スゴイ衝撃を受けました。その後ビデオレンタルで借りて見たときには少々ギャップを感じました。決してCGやFSXを駆使した映像スペクタクル的な作品では無いのですが、、、、逆にシャイニングは最初にビデオで見ました。それなりに素晴らしい映画だと思いましたが、後に映画館のリバイバルを見て、大げさに言えば、まるで別の作品の様にさえ感じられました。
同様に、20年以上前に見た映画で、ストーリー以上に映像をハッキリと覚えているインパクトのある作品は、全て映画館で見たものです。ビデオで見た作品はストーリーはそこそこ覚えていても、映像の記憶はおぼろげです。
鶴岡に帰ってからは、映画館で封切られる映画は少なかった。それでもワイルドアットハートとバートンフィンク、ナイト・オン・ザ・プラネットなどは借りたビデオで見てから『これは映画館で見なくては』と東京に行った際に映画館で見直しました。
サイズや音響の問題もありますが、心構えの様なものも、映画館で見る時は違ってきます。DVDはつまらなければチョッと早送りしてしまいます。レンタル料が安くなってからは惜しみなく、早送りします。電話が鳴ったり、コーヒーを飲みたくなったり、家族に呼ばれたりと、DVDを簡単に停止します。もちろん映画館では1時間~2時間、スクリーン集中できる訳です。逆につまらなくても、お金を払っている訳で、元を取ろうと必死に、その映画の良いトコロを探したりもします。やはり映画館で見る映画は、間違いなく違うモノで、映画は映画館で見る為に作られたモノです。
よく行く日帰り温泉のロビーに映画おくりびとのポスターが貼ってありました。おばぁちゃんが『テレビで見で、もしぇっけがら、映画館でみだども、もっといっけ』(テレビで見て、面白かったから、映画館でみたらもっと良かった)と言っていました。大変失礼な言い方ですが、ばばちゃんでもわかる感覚です。皆さん映画館に行きましょう。
この後に、普段着で、散歩の様に、夕方のちょっと出来た時間に行ける、ご近所感覚のシネマコンプレックスが鶴岡にできました。という感じで締めようと思ったのですが、やはり
お断りして正解でした。地元の方へ、まちキネをお奨めする内容で、映画のファンサイトのコラムではありません。
ちなみに、
まちキネは3セクの様な形で運営されているのですが、家具や備品のお見積もりの依頼には、思入れもあったので、赤字でも落として、数点は納品させていただきたいと思っていたのですが、見積もりの依頼すら来ませんでした。
残念、、、
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先日、家のパソコンの
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100円でDVDが借りられる。そして普通の家庭に40インチオーバーのテレビに数チャンネルのオーディオシステムが備えられている事も珍しくありません。そんな時代に映画館に行くのは時間やお金の無駄使いと考えるのは、そういう時代になってしまったと考えます。私も始まる時間に合わせて、生活の時間をやりくりするのが面倒で、見逃した映画は数多くあります。自動車で映画館に向かう時間も考えると、直前に億劫になる事もよくありました。
映画はもちろん、映画館のスクリーンで見られる事を想定して作られています。DVDで発売するのは商業上、仕方の無い事ですが、ひとつの作品として考えた場合は、監督さんの本意では無いと思います。映画館でもスクリーンのサイズや音響もいろいろある訳ですが、決して家庭のテレビの画面で見るために作られたものでは無いはずです。
大学時代に、大好きだったスタンリー・キューブリック監督の映画、時計じかけのオレンジを映画館で見て、スゴイ衝撃を受けました。その後ビデオレンタルで借りて見たときには少々ギャップを感じました。決してCGやFSXを駆使した映像スペクタクル的な作品では無いのですが、、、、逆にシャイニングは最初にビデオで見ました。それなりに素晴らしい映画だと思いましたが、後に映画館のリバイバルを見て、大げさに言えば、まるで別の作品の様にさえ感じられました。
同様に、20年以上前に見た映画で、ストーリー以上に映像をハッキリと覚えているインパクトのある作品は、全て映画館で見たものです。ビデオで見た作品はストーリーはそこそこ覚えていても、映像の記憶はおぼろげです。
鶴岡に帰ってからは、映画館で封切られる映画は少なかった。それでもワイルドアットハートとバートンフィンク、ナイト・オン・ザ・プラネットなどは借りたビデオで見てから『これは映画館で見なくては』と東京に行った際に映画館で見直しました。
サイズや音響の問題もありますが、心構えの様なものも、映画館で見る時は違ってきます。DVDはつまらなければチョッと早送りしてしまいます。レンタル料が安くなってからは惜しみなく、早送りします。電話が鳴ったり、コーヒーを飲みたくなったり、家族に呼ばれたりと、DVDを簡単に停止します。もちろん映画館では1時間~2時間、スクリーン集中できる訳です。逆につまらなくても、お金を払っている訳で、元を取ろうと必死に、その映画の良いトコロを探したりもします。やはり映画館で見る映画は、間違いなく違うモノで、映画は映画館で見る為に作られたモノです。
よく行く日帰り温泉のロビーに映画おくりびとのポスターが貼ってありました。おばぁちゃんが『テレビで見で、もしぇっけがら、映画館でみだども、もっといっけ』(テレビで見て、面白かったから、映画館でみたらもっと良かった)と言っていました。大変失礼な言い方ですが、ばばちゃんでもわかる感覚です。皆さん映画館に行きましょう。
この後に、普段着で、散歩の様に、夕方のちょっと出来た時間に行ける、ご近所感覚のシネマコンプレックスが鶴岡にできました。という感じで締めようと思ったのですが、やはり
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ちなみに、
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