40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

機械式時計の姿勢差

2020-12-28 21:55:08 | 時計
もういくつ寝るとお正月~♪ いやぁいろいろあった2020年もあと数日。コロナで世界が一変したこの年は後世「時代が転換したエポックメイキングな年」として記録されるんじゃないかなー。

 さて、そんな激動な一年にワタシの時計コレクションに加わったカシオとセイコー。こなたGショックはなーんにも手をかけなくともそのタフな性能からいつも正確・どこでも安心・いつまでも初期性能のまま。なんとも頼もしい。かたやSARV001はそのアナログな性能から毎日時間を合わせないと日々狂う・ほったらかすと止まる、なんとも手がかかる。しかし手入れさえすれば何十年も持つ。(部品があればね)うーん、どちらが後世ワタシの腕で動いてるのかなー。

 さて、SARV001ですが毎日つけっぱなしで+4秒の誤差が続いています。ネットによるとつけっぱなしだと常時ゼンマイが巻き上げられているので、トルクが強い状態が維持され、進みがちになるのだとか。まぁ、ゼンマイは巻ききったときが一番トルクが強く、だんだんほどけていくにつれてトルクが弱まっていく。だから巻き上げ直後は進みがちだったものもゼンマイが解放される頃には遅れ気味になったトータルで時刻が合う計算になるようだ。なんとも大らかな考えなんですな。しかし現代の秒単位の動きに追われるワタシとしてはGショックなみの精度を機械式時計に求めたい。どうやればいいのかな?

 機械式時計の誤差はゼンマイのトルクによるものだけでなく、テンプの姿勢による変化でも生じるそうで。つまり時計が水平置き・9時を下にした置き方・3時を下にした置き方・6時を下にした置き方・12時を下にした置き方の5つの置き方があり、それぞれの置き方で機械の進み方が違う。今のところ9時を下にした置き方では遅れがちになり、3時を下にした置き方では進みがちになるようだ。ということは腕につけて進んだ時計を9時を下にして置いておくと遅れてきてプラマイ0になるハズ。この性質をうまく追い込んでいけばほとんど誤差なしの運用が出来るのでは?電波式に劣らぬ精度となるのでは?

 コイツは挑戦しがいのあるテーマですねー♪