親父の介護再び

先月の29日（昭和の日ですな）先日の金比羅参詣の疲れで昼寝してるワタシを嫁がけたたましい声で起こすじゃありませんか。なんでも親父が耳から血を流してる（！）とか。慌てて飛び出してみると確かに親父が右耳から血をしたたらせながら椅子に座ってます。かなり出たらしく顔は血まみれ、シャツにも床にも血が点々と・・・

本人に聞くと、ぶどうの枝を支柱にくくりつけるために踏み台に登ったところバランスが悪くなって柱にもたれかかったところ右耳から血が出た。とのこと。自然に出血なんかするの？と思ったけど本人はそう言い張る。

仕方ないので半田中央病院へ。当直の先生の見たてでは「分かりません。紹介状かきますから姫路の夜間救急へ行ってください。」それから車飛ばして姫路まで連れて行きますが、脳梗塞してから血液がサラサラになる薬を飲んでるので、出血が止まらずシャツは血みどろです。夜間救急の先生も「ここではダメだ。鼓膜が破れてる。紹介状書くから、国立病院へ行ってくれ。」で、その日3つ目の病院へ。

国立病院の耳鼻科の先生に耳の中をファイバーで覗かせてもらったら、右耳は確かに鼓膜破れてますがな。そして耳の穴を針金のような細いもので引っ掻いた跡が。その傷口にそって出血点が続いてます。先生曰く、「右の耳に細い棒が入って耳壁を傷つけながら鼓膜に達して突き破ったんだろう。その時、傷つけた所から出血して、血液サラサラの薬のせいで血が止まらなくなったんだろう。この程度の傷なら綿を詰めておけばすぐ止まるけど、今回は2～3日出血が続くな・・・」との見たて。しかし親父は「自然に出血した！」と真っ向から医者の見解を否定します。あのなぁ・・・

とにかく耳の中に詰め物をして、現在寝っ転がってますな。連休ということもあり、なかなか耳鼻科の先生に見てもらえていません。ひたすら寝る毎日。しかも食事もろくに取らず、風呂にも入らない状態。別棟で認知のお袋を面倒見ながらな生活してるんですが、ものすごい状態になってます。今まで脳梗塞のせいでちゃんとメンテナンスできていないのに加えて今回の怪我。ここ二三日はあまりの惨状なので、ワタシ、掃除したんですが、「うわーっ、ここ人が住めるの？」レベルまで綺麗にするのでやっと。これからのことを考えながらヨメとどよーんと落ち込んでしましました・・・