40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

食品サンプルを作ってみました

2011-07-30 20:46:31 | 日記
 夏休みになって家族サービスで1日ヘロヘロになったちょうです。

大阪は平野区にある「森野サンプル」さんで食品サンプルの製作体験ができる、ということで家族で行ってきました。工場は平野駅から約10分歩いたところに倉庫みたいなたたずまいでひっそりと建っていました。作業場をちょっと片付けてこれでもかって位お客を入れてひとり3000円。自分たちの周りにはシリコンの缶や資材を入れてるダンボール、製作途中のサンプルなどが雑然と置かれていて、奥では職人さんが一言もしゃべらずに黙々とサンプルを作っています。壁には見本の食品サンプルがずらり。珍しすぎてはしゃぎまわる我々が製作体験でできるのはパフェとケーキのどちらか。約2時間立ちっ放しで少々疲れましたわ。作業自体は簡単で、苺やサクランボなどのトッピングパーツを各自選んでどんな風に盛り付けるか考えた後、シリコンを盛り上げた土台にデザインどおりにパーツをくっつけます。カップの中にはメロンやチョコレートをイメージした熱い色ビニールが入っていますので、その熱でシリコンも溶けた状態。ドロドロなうちにパーツを取り付ければ冷えて固まるときにパーツも固定される、と。

ワタシはチョコレートソースを選択し、仕上げにメロンソースをトッピングしてみましたよ。その後、ニスを塗って光沢を出せばOK!あまり塗りすぎるとテカリすぎて作り物感が露骨なので、控えめに塗るのがコツですな。出来上がったワタシのパフェ、いかがでしょう?リアリティを追求してみたつもりなんですが。

製作指導のおっちゃんは「職人」なので、説明や話し方がちょっとぶっきらぼうだったりしますが、工場を一部開放して体験させているので、まぁこんなもんでしょうな。パフェの容器にシリコンを盛るのもソースのトッピングをするのもすべてこのおっちゃん一人でこなすので、次の作業へ移るまでの待ち時間がやたらと掛かるのが小さな子どもなどにはつらいかも。でもこんな体験はなかなかできないから、この日も淀川区から子ども会で団体さんが参加してました。

 工場見学の特集をしていたガイド本で探した今回の製作体験。初めての体験でとても興味深かったです。帰りには海老の天ぷらのキーホルダーを買ってしまったくらいだからのめり込んでしまったのは事実。実際やってみて、大事なのは手先の器用さというよりもより美しくパーツを盛るデザイン感覚のほうだと思ったのでした。