40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

姫路菓子博へ行ってきた

2008-05-06 23:24:33 | 日記
5月5日は子どもの日。日ごろムスメをほったらかしにしてるクセに「お父ちゃん大好き!」と言ってもらいたい欲張りオヤジのワタシは一家総出で「姫路菓子博2008」へと繰り出したのでした。

 なんせ連日地元紙で「平日にもかかわらず○万人の入場者!」と騒がれるくらいものすごい人が押し寄せている博覧会ですからね。連休の真っ只中に行くなんて菓子を見るのか人を見るのか分からない大混乱が予想されます(分かってていくんだから物好きではある)前日は大好きなビールを2本から1本にセーブして体調整えて突撃です。

 しかし・・・予想通りというか予想以上というか、入場する前の開門を待つ正面ゲートにいるだけでエネルギー消耗してしまいました。この日はあいにくの曇り。時折雨がぱらつく日折で待ってるときにもパラパラと。そのたんびにギュウギュウに並んでいる列中で傘を開く方が。もー危ないったらありゃしない。かさの先がちょうど目の高さにくるようにさされると最悪ですな。しかもムレてきて暑苦しいのに後から後から人がやってきてさらに詰めつめです。案内のメガホンと場内放送、BGMにはぐれた人を呼び合う大声が混ざり合ってぐったり・・・

 会場に入ってもどこもかしこもすぐに長蛇の列になります。1時間まちはあたりまえ、3時間待つブースもあってひたすら忍の一字です。これで展示や販売のお菓子が充実してたらまだいいんですが展示は地場のメーカーや調理学校の工芸菓子がメインだし、各地の名産のお菓子は各県ごとに並べてあるだけで、それがそのまま購入できるわけではなく、販売用は温泉旅館のお土産品を思わせるものが中心でした。しかも想定入場者数を大幅に上回ってたと見えてブースは身動きが取れないほどの込みよう。商品のところへ行くのも一仕事でした。前売り券を割り当ててまで売るからこんなことになるんだよなー。どうにも「儲け優先」がチラチラ除かれる博覧会運営だったのでした。

 なんか期待が大きすぎたんですかねぇ。「全国菓子博覧会」だから各地方の隠れた名店や優れた職人が全国区になれるチャンスとばかりに乾坤一擲の作品や一押し商品、伝統の逸品を出展し、それを来場者が試食したり、店員に作り方を尋ねたりできてしかも購入して帰れるんだと思ってましたよ。地場や大手メーカーのこれ見よがしな宣伝が中心とはなぁ。ムスメも人ごみの多さと行列に並ぶのにあぐねてしまって早々に退散したのでした。

 あ、でも岩手県松栄堂の「胡麻擂り団子」はイケました。中の胡麻餡で歯が真っ黒になるのはびっくりでしたが(親子で「お歯黒だー」とはしゃいじゃいました)