シクロ・スポルティフ「ラ・マーモット」の特徴は、美しいアルプスの景色の中を走ることの引きかえに、ツール・ド・フランスなどのプロレースでもしばしば使われる3つの超級カテゴリーの峠(グランドン、ガリビエ、ラルプデュエズ)を一日で超えなくてはなりません。
そこで、少しでも楽しく走るには、バイクの重量、そして自分の体重を軽くしておくことは言うに及ばず、もっと手っとり早い方法は、軽いギヤ比を用意しておくことです。
今回、フランスに持っていくバイク(コルナゴCT1)は、普段、フロントが50×36、リアが12-25のギヤが付いていますが、今回、フロントを34に、スプロケットは12-27を装着しました。
フロントのチェンリングは、PCD(ギヤ固定ピンの直径)の長ささえ合っていれば、基本的には、違うメーカーのものでも取り付けが可能なので、今回は、店舗在庫にあったスギノ製のインナーギヤをストロングライトのクランクに取り付けました。(注:組み合わせによっては変速性能が低下する可能性があります。また、カンパの互換性に関しては難しい点があるので是非ご相談ください)
(ご参考)
ローギヤのギヤ比変更 36×25 ⇒ 34×27 1.44 ⇒ 1.26
なお、もっと軽いギヤが欲しい方には、リアのスプロケット最大歯数が、シマノだと28T、カンパだと29Tというものもあります!