化粧品の未来に求めたものとは？

2019年03月24日 | ラ・ポーデュベベ（スキンケア）

花粉症のこの季節に目の周りやお肌が痒くなる事はありませんか？

それは『花粉症皮膚炎』と言う症状だそうです。

そもそも花粉による刺激は、それほど強いものではありませんでした。
しかし最近の花粉には大気汚染物質の微粒子が付着し、一緒に体内に侵入する事でアレルギー反応を起こすと言われています。

アレルギー物質が表皮から体内に侵入する原因には皮膚のバリア層の破壊によるものですが、それは様々なメイク用品の酸化によるものとも言われています。

そんな中、昨日は当店に新しいスキンローションを買いに来てくださったお客様から「花粉症で目の周りが痒かったけど、このＵＶローションとスキンローションを塗ったら痒みがとまりました」と話してくれました。

それは高保湿成分や抗酸化成分を高配合している事による『バリア層』の修復による効果だと推測されます。

当店にはアトピー性皮膚炎や敏感肌のお客様より、様々なご相談を頂きます。

その方々の意見の中で共通しているのは「皮膚の乾燥肌で悩んでいます」が圧倒的に多く聞かれました。

そのため近年の大気汚染物質を防ぐための予防策を考えなければならないと思い始めたのです。

そもそも人間の水分量は赤ちゃんで80％、成人でも60％以上はあるものですが、それなのに乾燥肌と言う人とそうでない人がいる事に疑問を抱きました。

それには表皮の角質層までの水分の供給システムに問題があることに気付きました。

その為、ラ・ポーデュベベ（スキンローション）には細胞間の水の通り道である『アクアポリン』の再構築や（UVプロテクションローション）にはＰＭ2.5などの大気汚染物質からお肌を守るために有効な成分を、それぞれ配合する事にしました。

その効果が今では確実に現れ始めているようで、多くのお客様より「痒みが軽減された」と言うご意見をたくさん頂きます。

これには新陳代謝を正常化させる事と、皮膚のバリア層をしっかりと構築するための水分バランスを整える事が改善された証拠なのです。

皮膚の痒みや炎症や頭皮湿疹の一番の原因は乾燥によるものです。

でも、それは単なる保湿成分の配合だけではなく、ヒト細胞の仕組みに隠されたシステムの見直しがとても需要だったのです（オイルを含む化粧品が結果的によくないのはそのためです）

私はヘアケア＆スキンケア商品も開発するにあたり、製造元のニッシン化研さんに「化粧品なのに医薬品に引けを取らない効果効能がある物を作りたい」と話しました。

それは化粧品登録の範囲の中で作るものには副作用がほとんど出ないからです。

もちろん化粧品には薬事法で定められているため効果効能は謳えません。

それでも現在では医薬品に引けを取らないほいどの育毛効果やお肌が改善されるほどの優れた化粧品原材料の存在があったからです（それは同じメーカーで医薬品原料も開発しているからです）

そんな有効成分を、より安全に安心して使えるようにする事が、これまでの私の最大の目標ですした。

５年前からスタートしたプロジェクトでは「化粧品で医薬品並みの予防効果のある物を」とビジョンを示しながらニッシン化研さんと共に良い製品を開発し続けてきました。

今後もその事は変わらず、もっと良い製品の開発に力を入れていきたいと思っております。