今日はオレンジページの特別付録(すごくイイモノグランプリ)が付いていたので凄く期待して中を見ました。
すると色んな雑誌広告で見る「オレンジシャンプーオーガニック」がシャンプー部門で第一位に選ばれていました。
但し、この製品がオーガニック認証を受けているわけではなく、一部の原材料がオーガニックであると言う物なのです。
難しい事は書きませんが全国にある育毛サロンで、このシャンプーを販売している店があるのだろうか?と疑問に思います。
その理由は脱脂力の強さが問題だからですが洗浄成分にオレフィン(C14-16)スルホン酸は高級アルコール系と大差がないほどの強い脱脂力があり、それが比較高濃度配合されている事とオレンジ油(リモネン)による皮脂の溶解を狙っている事ですが、実はこの溶解力の強さこそ毛根小細胞にとっては洗浄しすぎによるダメージが大きいのです。
とりあえず配合表を書いてみますね。
水、コカミドDEA、グリセリン、オレフィン(C-14-16)スルホン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、BG、ジラウレス-10リン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリミノジプロピオン酸Na、オレンジ油、リモネン、ウンシュウミカン果皮エキス、ヒバマタエキス、ホホバ油、ゴマ油、パンテノール、オランダカラシエキス、ローズマリー葉エキス、イチョウ葉エキス、オタネニンジン根エキス、ローマカミツレ花エキス、ゴボウ根エキス、カンゾウ根エキス、アロエフェロックス葉エキス、セージ葉エキス、ビルベリー葉エキス、ラベンダー花エキス、アルニカ花エキス、セイヨウキズタエキス、オドリコソウ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ニンニクエキス、トコフェロール、エタノール、フェニルトリメチコン、ポリクオタニウム-10、ステアラミドエチルジエチルアミン、フェノキシエタノール、ツバキ油、サザンカ油、コメヌカ油、ダイズ油、グリチルリチン酸2K、スクワラン、クエン酸
赤で書き示したものは育毛にとってあまり適していないと思いますが、相対的に添加剤の配合量は洗浄剤以外は全て微々たる量だと思いますので、よくも悪くもさほど心配ないのですが・・・
(オレンジ油には光毒性があるのでオーガニックであっても皮膚に残るのは問題があるようです。ただし全てのオレンジが光毒性を持っているわけではなく柑橘系で唯一、光毒性が無いのはマンダリンオレンジ油です)
もっと驚いたのはヘアトリートメント部門の第一位に選ばれた「ラサーナ海藻ヘアエッセンス」です。
毛髪の主成分であるヘアケラチンの修復に役立つ成分はほとんどなしで、しかもノンシリコンが多くなっているこの時代にシクロペンタシロキサンやジメチコン(シリコン)がタップリ。
これを毎日使用していると美容室でのパーマやヘアカラーは上手くできない事は間違いないですね(かつてのキューティクルコートよりは少しましかな?)
ラサーナ海藻ヘアエッセンスの配合表
シクロペンタシロキサン、ジメチコン、イソステアリン酸ヘキシルデシル、スクワラン、ラミナリアオクロロイカエキス、アラリアエスクレンタエキス、y-ドコサラクトン、オリーブ果実油、ローヤルゼリーエキス、トコフェロール、コメ胚芽油、セバシン酸ジエチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、エタノール
赤い文字で示したのは俗に言うシリコンですが、この原料に毛髪の修復能力は全くありません。
これ程高濃度のシリコンの配合商品でツルツル、シットリしない訳はないのですが、謳い文句の海藻エキスはどこへやら・・・?
今回の順位を選んだ基準は性能か安価か?全く分かりませんが、いずれにしても育毛を真剣に行っている美容師なら全く興味のない商品でしたね。
すると色んな雑誌広告で見る「オレンジシャンプーオーガニック」がシャンプー部門で第一位に選ばれていました。
但し、この製品がオーガニック認証を受けているわけではなく、一部の原材料がオーガニックであると言う物なのです。
難しい事は書きませんが全国にある育毛サロンで、このシャンプーを販売している店があるのだろうか?と疑問に思います。
その理由は脱脂力の強さが問題だからですが洗浄成分にオレフィン(C14-16)スルホン酸は高級アルコール系と大差がないほどの強い脱脂力があり、それが比較高濃度配合されている事とオレンジ油(リモネン)による皮脂の溶解を狙っている事ですが、実はこの溶解力の強さこそ毛根小細胞にとっては洗浄しすぎによるダメージが大きいのです。
とりあえず配合表を書いてみますね。
水、コカミドDEA、グリセリン、オレフィン(C-14-16)スルホン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、BG、ジラウレス-10リン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリミノジプロピオン酸Na、オレンジ油、リモネン、ウンシュウミカン果皮エキス、ヒバマタエキス、ホホバ油、ゴマ油、パンテノール、オランダカラシエキス、ローズマリー葉エキス、イチョウ葉エキス、オタネニンジン根エキス、ローマカミツレ花エキス、ゴボウ根エキス、カンゾウ根エキス、アロエフェロックス葉エキス、セージ葉エキス、ビルベリー葉エキス、ラベンダー花エキス、アルニカ花エキス、セイヨウキズタエキス、オドリコソウ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ニンニクエキス、トコフェロール、エタノール、フェニルトリメチコン、ポリクオタニウム-10、ステアラミドエチルジエチルアミン、フェノキシエタノール、ツバキ油、サザンカ油、コメヌカ油、ダイズ油、グリチルリチン酸2K、スクワラン、クエン酸
赤で書き示したものは育毛にとってあまり適していないと思いますが、相対的に添加剤の配合量は洗浄剤以外は全て微々たる量だと思いますので、よくも悪くもさほど心配ないのですが・・・
(オレンジ油には光毒性があるのでオーガニックであっても皮膚に残るのは問題があるようです。ただし全てのオレンジが光毒性を持っているわけではなく柑橘系で唯一、光毒性が無いのはマンダリンオレンジ油です)
もっと驚いたのはヘアトリートメント部門の第一位に選ばれた「ラサーナ海藻ヘアエッセンス」です。
毛髪の主成分であるヘアケラチンの修復に役立つ成分はほとんどなしで、しかもノンシリコンが多くなっているこの時代にシクロペンタシロキサンやジメチコン(シリコン)がタップリ。
これを毎日使用していると美容室でのパーマやヘアカラーは上手くできない事は間違いないですね(かつてのキューティクルコートよりは少しましかな?)
ラサーナ海藻ヘアエッセンスの配合表
シクロペンタシロキサン、ジメチコン、イソステアリン酸ヘキシルデシル、スクワラン、ラミナリアオクロロイカエキス、アラリアエスクレンタエキス、y-ドコサラクトン、オリーブ果実油、ローヤルゼリーエキス、トコフェロール、コメ胚芽油、セバシン酸ジエチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、エタノール
赤い文字で示したのは俗に言うシリコンですが、この原料に毛髪の修復能力は全くありません。
これ程高濃度のシリコンの配合商品でツルツル、シットリしない訳はないのですが、謳い文句の海藻エキスはどこへやら・・・?
今回の順位を選んだ基準は性能か安価か?全く分かりませんが、いずれにしても育毛を真剣に行っている美容師なら全く興味のない商品でしたね。