昨日は、こんなニュースもありました
JR神戸線の電車内で今年2月、座席に座った女子高生がお尻にけがを負った事件で、兵庫県警が座席に付着した液体を鑑定した結果、洗剤だったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
姫路署は同日、過失傷害の疑いで洗剤をこぼした飲食店従業員の20代の男を書類送検した。
書類送検容疑は電車内で高濃度の業務用洗剤を誤って座席にこぼし、女子生徒(17)にけがを負わせた疑い。
捜査関係者によると、女子生徒は登校するため電車に乗車。座席に座った直後、スカートがぬれていることに気付いた。
女子生徒のお尻は炎症を起こし、約1年の治療が必要という。
男は飲食店に勤務。勤務先にあったアルカリ性の業務用洗剤をペットボトルに入れ、リュックサックで自宅に持ち帰る途中だった。
背負ったまま座席に座り、洗剤が漏れたのに気付かないまま下車。入れ替わりで女子生徒が座ったという。
洗剤は用途により、10倍から100倍に薄めて使うタイプだった。
今回の事件は悪戯でも何でもなく不慮の事故のようですが、怪我をされた女性にとっては何とも毒な話です
問題は、今回のように洗剤は汚れの原因(大方がタンパク質)を溶解するために作られているため濃度が濃ければ皮膚を溶かすのも当然で、特に石油来の原料はこれらの危険性が高くなります
(手荒れもその内の一つの症状です)。
昔、知り合いの美容師さんが皮膚科の医師に呼ばれ、女子大学生の患者さんの症状を見られた事がありますが、それは通常の洗い流すトリートメント剤を「流さずに長時間付けたらもっとツルツル・しっとりとなるかな」と思い、塗ったまま寝られたそうです。
そして翌朝になり、布団から起き上がると後頭部がスカスカするので手をやると、そこにあるはずの髪の毛は無くなっていて、振り返ると枕にかつらが置かれているような状態の自分の髪の毛が抜け落ちいていたのです
そのため、慌てて皮膚科医を訪れましたが、残念ながら彼女の後頭部の皮膚はケロイド状(火傷のよう)になっていて「生涯髪が生えることはありません」との悲しい診断結果と受けたのでした
その原因には通常のほとんどのトリートメント剤に含まれる四級カチオン界面活性剤広く使われていますが、この四級カチオン界面活性剤はとても強い溶解力と生分解性の悪さが指摘されていますトリートメントをすればするほど髪が痩せていくのが、これで良くわかるかな?
それでもコストが安く、毛髪がしなやかになるため、一般の化粧品メーカーさんには非常に人気がある(コストダウンできるから)原材料の一つですが、その毒性が最もわかるのは肌に対する刺激性は非常に強いので開発研究員などは絶対に素手では触りません。
昔、美容師仲間に「なぜトリートメントメニューが無いのですか?」と聞かれたことがありますが、これで分かっていただけるのではないかと・・・
このように、私たちの身の回りには危険性の高い化粧品(ヘアケア&スキンケア)がたくさんあります。
だからこそ、出来るだけ安全性の高い物を選んでくださいね
JR神戸線の電車内で今年2月、座席に座った女子高生がお尻にけがを負った事件で、兵庫県警が座席に付着した液体を鑑定した結果、洗剤だったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
姫路署は同日、過失傷害の疑いで洗剤をこぼした飲食店従業員の20代の男を書類送検した。
書類送検容疑は電車内で高濃度の業務用洗剤を誤って座席にこぼし、女子生徒(17)にけがを負わせた疑い。
捜査関係者によると、女子生徒は登校するため電車に乗車。座席に座った直後、スカートがぬれていることに気付いた。
女子生徒のお尻は炎症を起こし、約1年の治療が必要という。
男は飲食店に勤務。勤務先にあったアルカリ性の業務用洗剤をペットボトルに入れ、リュックサックで自宅に持ち帰る途中だった。
背負ったまま座席に座り、洗剤が漏れたのに気付かないまま下車。入れ替わりで女子生徒が座ったという。
洗剤は用途により、10倍から100倍に薄めて使うタイプだった。
今回の事件は悪戯でも何でもなく不慮の事故のようですが、怪我をされた女性にとっては何とも毒な話です
問題は、今回のように洗剤は汚れの原因(大方がタンパク質)を溶解するために作られているため濃度が濃ければ皮膚を溶かすのも当然で、特に石油来の原料はこれらの危険性が高くなります
(手荒れもその内の一つの症状です)。
昔、知り合いの美容師さんが皮膚科の医師に呼ばれ、女子大学生の患者さんの症状を見られた事がありますが、それは通常の洗い流すトリートメント剤を「流さずに長時間付けたらもっとツルツル・しっとりとなるかな」と思い、塗ったまま寝られたそうです。
そして翌朝になり、布団から起き上がると後頭部がスカスカするので手をやると、そこにあるはずの髪の毛は無くなっていて、振り返ると枕にかつらが置かれているような状態の自分の髪の毛が抜け落ちいていたのです
そのため、慌てて皮膚科医を訪れましたが、残念ながら彼女の後頭部の皮膚はケロイド状(火傷のよう)になっていて「生涯髪が生えることはありません」との悲しい診断結果と受けたのでした
その原因には通常のほとんどのトリートメント剤に含まれる四級カチオン界面活性剤広く使われていますが、この四級カチオン界面活性剤はとても強い溶解力と生分解性の悪さが指摘されていますトリートメントをすればするほど髪が痩せていくのが、これで良くわかるかな?
それでもコストが安く、毛髪がしなやかになるため、一般の化粧品メーカーさんには非常に人気がある(コストダウンできるから)原材料の一つですが、その毒性が最もわかるのは肌に対する刺激性は非常に強いので開発研究員などは絶対に素手では触りません。
昔、美容師仲間に「なぜトリートメントメニューが無いのですか?」と聞かれたことがありますが、これで分かっていただけるのではないかと・・・
このように、私たちの身の回りには危険性の高い化粧品(ヘアケア&スキンケア)がたくさんあります。
だからこそ、出来るだけ安全性の高い物を選んでくださいね