クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

始まり

2015年01月13日 | 安全な美容を選んでね
1992年3月24日 三日市にクレール美容室1号店をオープンする事となりました
今では絶対に選ばないであろう立地条件で人通りはほとんどなく、裏は墓地、そして細くて長くて手すりも無い急な階段を上がると、そこがクレールの入り口だったのです
でも、若い頃は何も気にもせず、やっと自分の思い通りの仕事が出来る喜びで、そんなネガティブな所は気にもかけませんでしたしかし、初めて物件を見た親には「なんでこんな場所で・・・」なんて言われましたけどね
そうそう、それから何年か経ってクレールに水圧育毛の研修に来た大型店のチーフさんにも「何でこんな所でオープンしたんですか?私なら絶対に潰れてますは」って言われた事もありました
そんな、クレールでもオープンした頃は出勤した時にはお客様が並んでいて「お待たせしてすいません」と謝る日々が続き(今で言う行列のできる店だったのです)あまりの待ち時間にクレームが絶えず、そのため完全予約制にしたのです

そんなある日、小さな子供さんを連れて来られたお客様に「子供のカットはいくら?」って聞かれた事がありました
でも、子供のカットをするような美容室で働いていなかった事もあり、あえて子供料金は決めていなかったので逆に「子供料金ってこの近辺ではありますか」と訪ねると「あるよ、大人の半額ぐらい」って言う答えが返って来ました。正直ビックリ・・・
まあ、その頃は私も若かったのでしょう、それに対して「半額で半分だけ切るわけにもいかないし、申し訳ありません」とお断りしたら「そんな事言ってたらこの店潰れるで」って怒って帰られました(本当に若かったんですね、反省。今ならきっと違う断り方も・・・・)
でも私の気持ちの中には、例え子供と言えども、大人と同じ施術を提供させて頂きたいし、それに子供心にもきちんとした料金を支払う事で「正当なサービスが受けられる」と言う気持ちを感じて欲しいと思ったからです(大きなお世話ですかね~)
でもその後、大型店の広告に料金表がありスタイリストは通常料金だけどアシスタントなら子供料金が半額だとか書いてある物を見たことがありアシスタントの練習か・・・なんて思いました(それならカットモデルにしてあげればと思ったのは私ぐらいなのかな?)

でも、ほんと生意気だったですね~

そんな事もありながら、ヘアクリニック型の美容室。クレールはスタートしたのです
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