クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

結局は人のせい

2014年07月23日 | ブログ

またしても起こりました食品の問題
かつて、私はこのブログに「安物買いの健康失い」と書いた事がありましたが、今回の問題もまさに価格競争が招いた問題の一つでは無いのでしょうか?
今回の問題で、特に浮き彫りになった大手チェーン店の管理不行き届きにはあきれてしまいますね
TVの街頭インタビューでは、ほとんどの人が「自社工場でなかったの・・・・」って驚いていましたが、M社の広報は「極めて遺憾」と相手ばかりを悪いように言っているようです
先日もTVで「チェーン店でも個人店のクオリティー」とCMを流していた外食産業がありましたが、まさにチェーン店では一定のクオリティー管理が難しいと言っているように感じます
これは、食品業界だけに限らず、私たちのような美容業界でも手技による仕事なので、人それぞれの五感の違いから、当然バラバラのレベルになることは仕方が無い事です。
でも、それは好みもあるために評価が分かれることだと思いますが、経営に関しては会社を守るために、過剰なコストダウンなど違う努力?をしている事があるようです
私も仕事柄、様々な業種の個人商店のオーナーさんを紹介されますが、いづれの方々も個人店ならではの高いクオリティーを保つための素材選びや技術向上の鍛錬を惜しむ事はありません
これこそがサービス業の原点ではないのでしょうか
大型チェーン店にそれが無いとは言わないけれど、結局は人のせい(取引先など)にしてしまうあたりは、本当によいサービスを提供しているとは考え難いですね
いま、共同開発をしているニッシン化研の社長に初めてお会いした時「嘘は必ずばれるので、キッチリした物を作ります」と話してくれましたそれは今も変わらず開発していて原材料一つ一つのクオリティーや過剰なコストにも、その信念が貫かれています
それまでにも何件かの他社さんと共同開発をしてきましたが、必ずどこかでコストダウンをされてしまい100%満足できる商品には残念ながら至りませんでした
でも、今はニッシン化研さんと出会い、自分のわがままな処方にもかかわらず必ず結果を出してくださいます
それは大手化粧品製造メーカのように、子会社に委託することなく自社生産の責任を一番大切にしているからだと思います
今回の食品問題に親会社は下請け業者を激しく非難しているようですが、まず一番にお詫びをしないといけないのは、それを利用した消費者の方々にではないのでしょうかね
品質管理やヒット商品など、大手企業にありがちな『手柄は自社』で『失敗は子会社』などの体質は結局は人のせいにしているだけなので、今のままではこの先も変わるのも難しいのかな・・・・・






コメント
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