クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

幸せな瞬間。

2012年09月12日 | ブログ

今日は、この仕事を続けてきて良かったと、心から感じる出来事がありました。

それは昨日の朝のことですが、随分と長い間お世話になっているお客様のご主人様が尋ねてこられて「明日の朝に家内の予約をお願いしたいのですが」とおっしゃいました。

聞けば、奥様は病に倒れられ入院中なのですが、外泊したら真っ先にクレールさんに行きたいとの希望だそうで、わざわざ予約に来てくださいました。

そして、今朝一番にそのお客様がお越しになり、お店に入られるなり涙を流しながら「やっと来れて良かった」とおっしゃいました。

ご自分が、病気になった事の悔しさや悲しさなど複雑な思いが入り混じり涙が止まらなかったようです。

しばらくして、落ち着くと「とにかく入院中も髪が気になり、早くクレールさんに行きたかった」と話してくださいました。

それから「昨日、ご主人様がわざわざご予約に来てくださいました」と話すと、その奥様が「失礼のないように直接クレールさんに行って予約をしてきてね」と頼まれたそうです。

そのように気遣って頂いて本当に恐縮しました。

そして、最後に髪の仕上がりを見て「綺麗になって本当に嬉しい。元気が出てきたわ」と言って下さいました。

その笑顔には、もう悲しみや悔しさもなく、この病気と向き合いながら頑張る決意すら感じました。

少し、半身に不自由を感じるものの、その他はお元気だそうで安心しました。

ご自身が、そんな辛い状態でも「立ち仕事だから体に気をつけてね」と気遣ってくださる、その優しさに、本当に感謝しました。

この仕事をしていて、この地で店で本当に素晴らしい方々と、ご縁があることに心から幸せを感じた瞬間でした。

どうか、その方が一日も早く回復される事を心から祈っています。

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美容師さんの気になるブログ?

2012年09月12日 | 美容師の手荒れについて

このところ、このブログでアクセスが多い内容は『美容師さんの手荒れ』と『グラブリジン』についてです。

今回はその中でも特に関心の高い『美容師さんの手荒れ』について、思ったことを書いてみます。

いつもの口癖ですが「美容師だから酷い手荒れを起こしている」のではなく、手荒れを起こすような美容商材を使い続けている事に問題があるのです。

特にシャンプー剤は美容室では最もよく触れる化学薬品の一つなので、一番影響があるのです。

それには鉱物系の界面活性剤の溶解作用の強さや、コーティング剤(シリコーン以外でも)の残留性が強く、表皮を溶解し続けると言う特性に問題があるのです(生分解性の問題)

また、美容師さんの手荒れで傷の部分でジュクジュクしていると黄色ブドウ球菌が繁殖し、お客様への感染症も考えられるので、接客(接触しない)からは外れ、一日も早く病院で治療を受ける事をお勧めします。

そして最も重要なことは、自分のサロンの薬剤(特にシャンプー剤やトリートメント剤が自分に合うか?)を一つ一つをパッチテストなどで調べることです。

意外と思われるかも知れませんがリンスやトリートメント剤の原料には危険性の高いものもあるので、驚きの結果になる事がありますよ。

特に若い女性スタッフさんは手荒れが気になると思いますが、美容師の手荒れ(アレルギー)はそれだけでは終わらないので十分に気をつけてくださいね。

いずれにしても、酷い手荒れが多いスタッフさんがいるようなら一度皆さんで調べてみる事が良いでしょうね。

自分たちの健康を脅かすものを使っていては大切なお客様を守ることは出来ないと私は思うから。

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