無許可はダメですね～

今日はたくさん『まつげのエクステ』問題について聞かれました。

それには昨日「まつげエクステの無免許摘発」と言うニュースが流れたからです。

ほとんどのお客様が、まつげパーマやまつげエクステを施すのに現在は美容師免許が必要なことを知らないようです。

中には施術している人ですら、団体認定を受けているので美容師資格が無くても大丈夫と思っている人もいるようです（もちろん美容師資格を持っているアイリストさんもたくさんいると思います）

ところが憲法上では現在も美容師法で決められている事で「美容師免許を取得していない者は、お客様に直接触れる事を業としてはならない」とあり、つまり美容師免許を持たないものは直接お客様に触れて報酬を得てはいけないのです。（無報酬の場合は別ですが）

実はマニキュア（ネールアート）や美容室でのシャンプーでさえも厳密には美容師免許が必要なんですよ（理由は直接体に触れるからです）

今まではグレーゾーンのところもありましが、まつげのエクステでの事故報告が増えていることで警察庁も、今後は捜査の強化と摘発に力を入れていくそうです。

これに対しアイリスト協会は美容師法の改正を政治家に頼んで、改正するように働きかけているようです。

今頃になって、その発言も変ですね・・（今まで法律違反を犯していて黙認していたんですかね）

でも、その仕事が本当に好きなら法律を改正することにお金や労力を使うよりも「これからでも美容師資格を取得して、その職業を続ける」そんな情熱のある人にこそ、プロとして美容の仕事を続けてほしいものですね。

いずれにしても、法律が改正されるまでは施術を受ける前に美容師資格があるのか？また開設届けを保険所に提出されているかを確認することで、トラブルの回避にはなるのでは？

やっぱり無許可はダメですよね～

「私達の行ける美容室がない」・・・・・？

先週の日曜日、お客様より「ご近所さんを紹介しても良いですか？」と聞かれたので「ありがとうございます。どうぞご紹介くださいませ」とお礼を述べました。

すると、すぐに予約のお電話を頂いたので「今日の夕方なら大丈夫ですよ」とお答えすると、大変喜んで「では行かせて頂きます」とのことでした。

ご紹介してくださったお客様より大体のお話は伺っていましたが、そのお客様がお越しになって、髪を見せて頂いて驚きました。

その方は、ご高齢で、髪も細くカラーリングをされ、かなりの損傷でした。

聞けば以前に行きつけていた美容室が閉店され、その後お友達の紹介で訪ねた店でパーマを施した後に切れ毛が増えて、しかも髪が縺れて仕方がないと言っておられました。

それも、そのはずでこれほど細い髪にもかかわらずパーマの施術ミスによる毛髪のフレーキング（髪の火傷と思ってください）と、スライドカットやセニングにより毛量が減らされしかも縺れる髪になってました。

出来れば、年齢に応じた施術をしてあげれば良かったのにね。

当店でパーマをさせて頂いた後の髪の柔らかさや、艶を見て本当に喜んでくださいました。

何よりも、心に残る言葉は「私達の行ける美容室はもうなくなったと思っていた」との言葉です。

お帰りの時にはセーヌのシャンプーとヘアローションもお買い上げいただきましたが、これで髪の良いコンディションが保たれる事を心から祈っています。

これからも、このようなご縁を大切に、クレールのお客様がいつまでも健康でおしゃれを楽しんで頂ける事をサポートし続けたいと思います。