この街で始めよう（消費者のために）

２５年前、場所にも拘らず、とにかく独立しようと思いました

その理由には、それまで何軒もの美容室で働いてきて、どの店も経費節減のためには試行錯誤を重ねるけど、消費者にとって有益な利益を提供していると感じられなかったからです

そんな美容室の裏事情が嫌になり本格的なクリニックサロンをしたいと自分が独立する事にしました

資本金も豊富にある訳ではない個人経営ゆえに、何の宣伝広告もしませんでしたが、それでも朝はお客様がお店の前に並んでお待ちいただくと言う、何ともありがたい状態でした

勿論、当時は今ほど美容室も多くなかったし、自分も私も若かったですから・・・

しばらくその状態が続きましたが、やがて待ち時間の多さにお叱りを受け、それが切っ掛けで現在の予約制にすることになりました
本当にありがたい事です

そして数年が過ぎたある日の事、知人の紹介で生涯の恩師となる関先生と出会う事になり、その時初めて女性の脱毛症や今後の美容業界の危機感について色々と話しを聞かせて頂きました

それから当店は単なるヘアクリニックから『女性のための育毛』を精力的に研究する事になったのです

でも、この二つは一見違うように思えますが、実は育毛（髪を育てる）こそがヘアクリニック（健康な髪）の原点なのです。

私たち美容の世界は一見髪を綺麗にしているようですが、髪や頭皮からすると化学薬品の危険にさらされ、細胞破壊をしているのです

そのため今では多くの女性が抜け毛や薄毛で悩んでいる人の数が増え続けています

そんな女性のために美容施術を受けながらも健康な髪を育てる『美容育毛』には恩師との出会いを含め、この街でお店を始めた時から運命の糸に操られ、導かれたのかもしれません

オープンした一号店はお世辞にも立地は良くなく、細く急な階段があり、見学に訪れた多くの美容師さん達からは「なぜここで？」とか「自分なら直ぐに閉店しています」なんて色んなことを言われました

それでも１５年間、何の不満も無く機嫌良く営業を続けて来られたのも、多くの良いお客様に支えられて来たからなのだと思います

もし、今から新規オープンするとしても「この街で始めよう」私はきっとそう思うと思います

この街が好きだから

このところ忙しい日々を過ごして来たので忘れていましたが、気がつけばクレールも25年目に入りました

そう言えば先日も、あるお客様に「クレールさんは美容師になった頃、今みたいに商品開発をするようになると思っていたのですか？」と聞かれました
このお客様との出会いは後に運命的な出会いとなるのですが・・・
それはさて置き、勿論初めからそんな美容師になれるなど考えてもいませんでした。

でも、その切っ掛けをくれたのも、この店があったからです

今日は、お客様から「高齢化してきたからこの街も終わりかな？」なんて何とも寂しいご意見を聞かされましたが、でも私はこの街が大好きです

そう言えばクレールも旧店舗から引っ越してから10年になりますが、その時もある商売人さんから(職種は違うけど)「三日市町はもうあかんで」と言って、その人はお隣の市に移転されました

でも、私は今までの良い出会いがあったのも、この街でお店を構えたからだと思っています

そして、多くのお客様や生涯の恩師である関先生や商品を共同開発をしているニッシン化研さんともこの街で、この店で出会いました

だから私はやっぱりこの街が好きだし、この多くの出会いに感謝しています

長い年月の間の出来事を、このページだけでは書ききれないので、しばらくは連載にしてみようかな？

高齢化による薄毛？

今朝はYahooニュースに『毛穴の小器官が消失＝高齢化で脱毛、仕組み解明―必須物質も発見・東京医科歯科大』と言うタイトルの物が掲載されていました

そこには「年を取ると毛が薄くなり抜けてしまうのは、毛を生み出す幹細胞が老化し、毛穴の小器官「毛包（もうほう）」が次第に縮小して消えてしまうためだと分かった。」と言うような事が書かれています

しかし、これはあくまでも自然環境の中での遺伝子的な話であり、そこにはヘアケア商品やパーマやカラー剤などの化学薬品による細胞老化は関与していない話です

現代人の生活環境において細胞が自然の状態で年を取る事は難しく、何らかの化学薬品などのより酸化（老化）必要以上に早い細胞老化が起こっています

その原因には過度の美容施術や粗悪なヘアケア商品の乱用が最も問題となるのです

私たちは、それらの問題を出来るだけ軽減し何時までも自分の髪でおしゃれを楽しんでもらえるよう「美容育毛」を提案しています

それは現代の美容環境では決して高齢化だけが薄毛の原因では無いからです。

開発は楽しくてしかたがない

昨日もお客様より嬉しい報告がありました
それはセーヌ・オキシウォッシュを導入した施術を前回に体験され「白髪が目立ちにくかった」「髪の収まりが全然違う」「退色がほとんど無い」などの喜びの声でした（今月になってから、同じような感想を数人から聞きました）
このように感じて頂いたのは、この製品が狙い通りの開発であった事を証明していますね
本当に製品化して良かったと思います
お客様は「そのうち白髪染めしなくても良くなっちゃうんじゃない？」なんて笑っていましたが、流石にそこまでは？かな
でも、いま臨床中のローションもかなりそれに近いデータが取れています
おっと、あまり詳しくは書けない
（このところセーヌに似た処方の物が良く出回っているとの情報がたくさん寄せられていますからね～）
でも、このような嬉しい報告をたくさん聞かせて頂いて本当に毎日が幸せです
これだから、開発は楽しくてしかたがない

今年最良の・・・！

『Sein・OXY-Wash』の導入以来、お客様の評判がとても良いです
ヘアカラーの残留オキシの分解性はもちろんの事、その他の危険性が心配されるケミカル製品特有の毒性を分解無毒化する能力が抜群に高いのが特徴です

この製品を使い始めてから多くのお客様より（手触り・艶・残臭）などどれを取っても優れていると評価を頂いております
昨日もヘアカラーをして頂いたお客様から「今までと全然違う！」と喜んでおられました

今年も様々なＯＥＭ商品の製造にも色々とノウハウを提供しましたが、ヘアカラーの安全性が問題視される今だからこそ『Sein・OXY-Wash』は最良の開発製品となりました

来年はさらに安全な美容のためにも開発に力を注いでいこうと思います

筋膜リリースについて

最近になって『脳脊髄液マッサージ』や『筋膜リリース』など耳慣れない言葉が雑誌やＴＶに出てきましたね
今朝もＴＶで『筋膜リリース』の特集が放送されていました
これについて『日本予防医学美容家協会』会長の関先生（ＨＰをご覧下さい）は約２０年ぐらい前から女性の育毛には絶対に必要な事として、技術や理論を多くの美容師や整体師に講義を行い、そして今ではドクターのアドバイザーとして広く活躍されています

その一つの技術としてハイドロセラピーがあり、今までにも多くの女性の髪の悩みを改善してきました
また、その間に多くの方々から体の改善なども聞く事がありましたが、実は体の不調（自律神経のバランス）を整える事こそが女性の育毛の改善にとって一番重要な事なのです

例えば女性の薄毛の改善にと育毛剤が多く売られています。でも、その殆どが頭皮の老化や血流を促す物ばかりであり、それでは元気で走り回る子供たちや若年性の脱毛はどう説明が着くのでしょう？

細胞は若く、当然のように血流も良いでしょう。それどころか育毛剤の説明書には「お子様には使用しないで下さい」と書いてあるのです

この事からも推測されるように女性の脱毛は育毛剤では改善されないと言うことがわかります（一時的な抜け毛防止にはなるかも知れないけど副作用は確実にあります）

さて、本題の筋膜リリースについて、なぜ今まであまり知られていなかったのか？と言う事につて今朝のTV番組であるお医者様が興味深い事を言っていました。それは「日本の医学会ではあまり知られていなかったからです」との事です・・・

最近になってテニスの錦織圭選手が「筋膜炎」にて棄権をしたニュースで、そんな病気があるのを知った方も少なくないと思います。

それでも筋膜リリースの歴史は古く、日本の医療機関では認められていない（認めたくない？）オステオパシーやロルフィングなどの療法は筋膜へのアプローチに特化した技法の一つであり、それも安全な根幹療法である事もようやく認められて来たのかもしれません

でも、それは同時に西洋医学への限界を感じている人がふえている事もあるのかもしれませんね

私は２０年ぐらい前から関先生に「いつか、その時代が来るよ」と数々の事を教えて頂きました。そして、これまでに美頭蓋療法や頭蓋リフレクソロジー（商標登録認可）など数々の筋膜リリース法を提案して来られましたが、現在それらの技術にも注目が集まっているのも分かるような気がします

そして、その技術は小児や女性の育毛『美容育毛』のシステム確立へと進められてきたのです

※ステオパシー (Osteopathy)とは1874年にアメリカミズーリ州のカークスビル在住の医師アンドリュー・テイラー・スティル (Andrew Taylor Still)によって創始された。アメリカではＤＯ（ドクターオステオパシー）として医師免許を持つ物が行う。
※ロルフィングとは（アイダ・ロルフ博士（１８９６～１９７９）によって発見された筋膜リリースによる身体の再構築療法である。

いずれの技法も日本では医療認定を受けていないけど、代替医療としては古くから整体やカイロと同じように人気の治療法だったのです。

今回の筋膜リリースについてはどの手法が良いのかは人それぞれだけど、いずれにしてもストレスの多い現代人にとってリラクゼーションが最も有効な改善法の一つであることも間違いないのでしょうね

皆んな悩んでいるけれど・・・

昨日、百貨店のアクセサリー売り場で髪飾りを選んでいる三人組の年配の人に遭遇しました。
すると、その中の一人の方が「私テッペンが薄くなってるから髪飾りは要らんねん」て切り出すと「私もやで！」って三人共が見せやいっこしていました
皆んな普段は隠していても意外と悩んでいるんですね～
でも、それを見ていた私は「そりゃー薄毛にもなるだろうな～」って思いました
何故なら、頭皮にベッタリと残留しているホームカラー剤によって酸化劣化しているのが一目でわかるからです
本当に可哀想な『頭皮』だと思います
職病なのか、チョット街に出ると、あちこちで薄毛になる方たちの予備群とでも言える人が目についてしまいます
意外と皆さん悩んでいるけれど、見知らぬ人にその予防法を伝えられない事が何とももどかしいのです

それぞれのアプローチが一つの答えに！

女性の薄毛や抜け毛の改善のためには優れた技術と安全なヘアケア商品の融合は欠かせません
そのため私たちはプロジェクトを立ち上げて『ISN式美容育毛』と言う商標登録を取得しました
『ISN』は開発に携わる者であり『美容育毛』は美容を楽しみながらも安全な技術やヘアケア商品により薄毛や抜け毛を軽減する目的で名ずけられました

I＝ISHIKAWAは（商品発案・処方・商品開発・臨床テスト）を担当
S＝SEKIは（技術発案・テクニカル指導・商品開発・臨床テスト）を担当
N＝NISSHINKAKEN(商品製造・商品開発・商品販売・認可取得）など製造販売を担当

それぞれが専門的な知識と技術を出し合いセーヌ・シリーズの商品はH27・1月21日に日本で初めて特許庁にて「育毛効果のある頭髪化粧品である」として認可されたのです
『商標登録　2014-820281 ISN式　美容育毛』

その結果、いまではお使い頂いた多くの女性の方々から喜びの声を聞かせて頂く事となりました

このプロジェクトは私（ISHIKAWA)が約18年前に関先生（SEKI)に「これからの時代は女性のための育毛を真剣に研究しないといけない」と言われ、一緒に研究を始めた頃から既に計画していたプロジェクトなのです

私は商品開発、関先生は技術開発とそれぞれが違うアプローチで女性のための育毛を研究して来ましたが、それはどちらが欠けてもいけないものだと思うのです

例えば、エベレスト登頂のためには、安全に山に登るための技術が必要だけど、それだけでは無く、そのための優れた装備（ウェアや靴など）は欠かせません

それと同じように育毛も優れた技術と優れたヘアケア商品の融合により良い結果が得られるのだと思います

そのために、これまでも二人で様々な化粧品メーカーさんと開発を進めて来ましたが、結果的には企業とは自社の利益を優先するあまり商品にかけられるコストの制約などで、少し『理想』とはかけ離れた物でした

それでも「何時かはきっと」と思い真剣に化粧品メーカー探しをしていた所、私たちの思想に賛同し理想の商品開発を引き受けてくれるニッシン化研さんと出会いました

私たち三者三様の立場で、商品発案・技術開発・製造販売と、それぞれアプローチは違うけど「女性の髪を守りたい」と言う思いは一つ

その事が「喜び」と言う答えを出してくれたのかもしれませんね

魔法の滴？

最近は「ヘッドスパ」のトラブルでお越しになる方が増えました
その多くが「毛穴を綺麗に」と言われ洗い過ぎる事（強く擦る・長く洗う）が原因です

特にパーマやヘアカラーの後には薬剤により頭皮は膨潤軟化しているため、ヘッドスパの仕方によっては頭皮が剥離しやすく、ヒリヒリ感や痒みなどの刺激を感じる事があるようです

私たちがハイドロセラピー（ヘアエステ）にて改善できているのは優しい原料と洗い方により頭皮を上手くコントロールしているからです

そのためのアイテムとして開発したセーヌシリーズは全ての商品に出来るだけの低刺激性を追及し、小さなお子様や敏感肌など多くの方々へ幅広く対応できるように考えました
それは、私自身もアレルギーで悩む一人だからできた事なのです。

さらに、ヘアエステ（ヘッドスパも含む）専用として開発した『スカルプエッセンス』界面活性剤フリーでありながら、優れたデトックス効果を発揮するように処方しました。

その結果、頭皮の細胞老化を抑える事で育毛効果を高めているのです

頭皮の健康を奪うものには「洗い過ぎ」と言う事がようやく理解され始めてきましたが、洗い過ぎと言ってもゴシゴシ洗う事だけでなく『スッキリ洗える』強い脱脂力の界面活性剤を配合したシャンプー剤を使う事も洗いすぎることになるのです。

育毛に必要な条件は適度の皮脂を残す事で頭皮のバリア層が保たれる事で発毛に最も適した頭皮環境が整うのです。

これが私たちが提供している「美容育毛」の回答です

※セーヌスカルプシリーズは日本で初めて「育毛効果のある頭髪化粧品」として特認庁により認定されました。
商標登録2014-880281 ISN式美容育毛


このスカルプエッセンスが、たくさんの女性の髪を守ってきた『魔法の滴』の育毛専用化粧品です（茶色い色は高濃度のフラーレンとフルボ酸の高濃度ポリフェノールの証です）


スカルプエッセンスと優しい手技により多くの方が不思議な感覚で深い眠りの中へ・・・その結果、頭皮と髪は元気になります。


RSマークはフラーレン高濃度配合の証です。

多くの女性の髪の悩みに寄り添って来た美容師だからこそ、これらの商品を考える事が出来たのだと私は思っています。

※セーヌ・スカルプエッセンスは美容室専売の商材です。

ブームになるのは悲しい事

本日発売の「家庭画報」9月号の特集に「頭皮」のアンチエイジングがありました。
そこには何人かの専門家が出ていて、それぞれの育毛法について記事を掲載していました。
これを見て「いよいよ女性の育毛が本格的にビジネスに参入してきたのだ」と感じました。

この件について女性の育毛の第一人者と言われている関先生と話しましたが「女性の育毛がブームになったらダメだね」「それらが増えれば増えるほど悲しんでいる女性が増えているという事だから」と言っておられました(同感です)

関先生は20年以上も前から女性と小児の脱毛を専門的に研究してこられ、ヘッドスパなどの発案者として大手美容メーカーの顧問を務めてきました(多くの美容室で行われているヘッドスパとは全くの別物です)

私が知る限り女性のための育毛について永年研究し、多くの女性や小児を救ってきた人を他には見た事がありません。

そして現状の美容施術やヘアケア商品の危険性を世の中に訴えるため、美容業界を離れ、今では皮膚科医の要請により多くの女性や小児の患者の脱毛改善に貢献しておられます。

そんな関先生だからこそ患者を通じて、女性の育毛を単なる商売としている事は許されない事だと思われるのでしょう。

このブログでも何度も書きましたが、そもそも女性の抜け毛や薄毛が増えている原因には様々な要因がありますが、その中でも過度の美容施述や粗悪なヘアケア商品が深く関わっている事は間違いありません。

それらの問題を軽減するために私達は美容と育毛を融合した技術を提供し続けています。


私達はこれからも女性の育毛が必要とされないようなり、何時までも自分の髪でおしゃれを楽しめるよう、様々な情報を発信し続けたいと思います。