学生の遊びみたいなものに見えた・・・学生運動

2005-08-13 16:42:57 | Weblog
私は学生運動に間に合わなかった世代ですので、テレビでヘルメットをかぶった学生の投石場面は、ニュース番組の中のことだけでした。大学では数人でデモしてる姿はありましたが、もう下火でした。

一昨年だったか、その当時の若者の生活を「69」という映画で表現しているとおり、多くの学生にとっては、自分のエネルギーを発散できるものであれば、あるいはなんでもよかったのではと思うし。

とはいえ、思い出してみれば、企業爆破のようなテロとか、過激派の立てこもりとか仲間を粛清して大量に殺したとか・・・今思えば、ずいぶん過激な事件もあったのでした。

でも私の記憶の中では、そんなことがあっても、日本という国が傾くような不安を感じたことはなかったのです。実際、工作員に洗脳されてしまったか、純粋故に赤化してしまった自虐史観100パーセントの若者が大量に出てしまっても、日本の国としての大きな流れには影響は与えていなかったように思えます。

むしろ現在、その怨念を抱えたまま社会の中枢に入って、時代の流れに合っていないのも気がつかずに、当時の左翼思想そのままを実践しているおじさんおばさんエリートたちの弊害こそ、庶民には大迷惑です。

杉並では、エリートになりそこね簡単な論理も構築できないおじさん中核派が親の会(同じ穴のむじな?)とともに活動していたのですが、過激な少数者が大きな声出せばなんでもごり押しできる時代ではなくなったことは本当にうれしいです。

たかが都内のひとつの教科書穂採択問題ですが、日本は中韓の工作員に時にかき回されながらも、普段もの言わずに黙々と働いている庶民層の、当たり前の常識に支えられて発展しているのだと実感できるできごとでした。

オフメンバーのつり竿の先にぶる下げられた「冷やし中華(中核)始めました」は、なんて今風でねらーらしくて素敵なんでしょう。彼らのセンスはほんとおもしろい。これからの政治活動であれ市民活動は、このセンスで行きたいものです。
ねらーは、海の花火や花見で暴れる若者と違い、反対派のすさまじさに怯える子羊のようなおとなしい集団だったんですが、それが普通の理性ある人たちの姿だと思えます。

今回の選挙は、「おらに少しずつ力をわけてくれ!」と言った悟空を私はイメージしてしまいます。(笑)利権にもイデオロギーも無縁な、だれかに操られてるわけでもない、普通の人の、普段は子羊のような人の小さな気持ちを集めて選挙で戦うと小泉さんは言ったのだと聞こえました。

だから、私はただ投票するということ以上に、小泉さんを応援するにはどうしたらいいのか、今考えています。(けっこうまじ)

地方は利権政治まみれで、そこから抜け出す勇気がないようです。人間関係のしがらみも大きくて、たとえ「小泉さんに脅されたから」という免罪符をもらってもなお変化できないのでしょう。小泉さんはそこを突破できるのかどうか、心配の種はつきません。

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