怒りの矛先

2005-12-01 23:34:13 | Weblog
なんとなく腹がたってしかたないことがある。
そんな時は、自分の感情を刺激している本当の原因に気がつかないで、間違った犯人を探してしまう。もちろん、気がつかないのか潜在意識が気がつくことを拒否してるのかそれはわからない。女性の場合は、原因が単なるホルモンのせいだったりすることさえあるので、余計そう感じるのかもしれない。

ブログでの「小泉憎し」発言に時として、「何か生活にご不満でも?」と思わされるのはそのせいだろうか。
説得力がなく、「怒り」だけが面に現れている時はそう感じることが多い。

自分の心の中に沸き起こる御しがたい不快感の犯人の誤認逮捕。とりあえず自分のせいでなければ、確かに少しは気持ちが楽かもしれない。犯人を追求することにエネルギーを注いでいる間は気も紛れるだろうけれど、元々犯人ではないので問題が解決しても、少しも不快感がなくならない。そこで、また新たに犯人探しを始める。まあ、できれば簡単に解決しない問題なんかの方がいいかもしれない・・・。差別だとか世界平和とか・・。自分が被害者だと思えばもっとらくちんだ。

それを国家的にやってるのが、お隣に。(汗)

「小泉」犯人説が使えなくなるまで、後10ヶ月?
次にブログで怒りの矛先を向けられるのは誰なのかな?

怒りは生きるエネルギーにもなるから好きだという友達がいる。いつも腹を立てていて誰彼となく怒鳴り散らしている。結果あんまり幸せそうには見えないけれど、どう生きるかは個人の好みだから、どうこうは言えない。

心穏やかにいたい私には、理解しがたい世界ではある。