夢中人

sura@cosmic_a

ネガティブ

2010年08月25日 | Weblog
Acid Black Cherryの新曲「Re:birth」。
歌詞の内容はネガティブなものなんです。でもタイトルは「Re:birth」。再誕。
人は、生きていくうちに、いろんなものを築き上げていくものですよね。
いつしか、その自ら築き上げた「殻」の中に閉じ込められるのかもしれない。
その「殻」を自ら打ち破るきっかけとなるのが、ネガティブな気持ちなのかもしれませんね。
だから、この「Re:birth」は、歌詞はネガティブなのかもしれないけど、
タイトルも含めてみると、ポジティブなのかもしれないなと思った。
そこで大事なのは、ネガティブな気持ちを否定せずに受け止めることなのかなぁって。。。

ARENA 37℃ (アリーナ サーティセブン) 2010年 09月号 [雑誌]

音楽専科社

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↑こちらの雑誌も今回初めて買いました。
で、この雑誌の中にですね、「とらわれた心をイメージして鳥籠と鏡を用意してみました」とあったんですよ。
鳥籠はわかるんですけど、鏡ってとらわれたイメージなのかなって思って。なにかそんな物語でもあるのかな。
鏡は、映し出すもので、そこにとらわれるということなのかな。。。ちょっと疑問に思ったんです。

ま、それはおいといて、この「Re:birth」のRecreation Trackとして、「ふられ気分でRock`nRoll」が入っているんですが、
とても懐かしい歌なんです。久しぶりに聴いたなぁって感じです。
この歌は、1984年の曲なんですけど、この歌をず~っと何回も聴いていたら、ある場面を思い出したんです。
それは、この歌は息継ぎが少ないのか、ボーカルのTOMさんがあんまり息継ぎをしてないみたいだということで、
TOMさんの息がどれくらい長いかという実験をしていたんです。
その実験というのは、歌っているTOMさんの後ろで、水の入った洗面器に顔をつけた男性が(確か)二人いたんですよ。
で、TOMさんと同じタイミングで息継ぎをするという実験だったんですけど、後ろの男性二人は歌の後半の方では結構苦しそうだったんです。
yasuさんの歌う「ふられ気分でRock`nRoll」を何回も何回も聴いていたら、私の奥深くにあった記憶が甦ってきました。
その場面を観ていて、きっと自分はなにかを思ったんでしょうね。その時何を思ったのかは忘れたけど、花火のような感じでパ~ンと甦ってきた。

1984年と言ったら、26年前だなぁ。。。と思っていたら、最近「1Q84」という本が話題になっていますよね。
読んでいないので、なんともいえないのですが、お話の舞台は1984年のようですね。
。。。1984年って、なんとなく覚えています。まず、音楽雑誌はですね「GB」というのを買ってましたね。ギターブックだったと思う。
今はないんですね。っていうか、他のなにかに変わったのかな。

あと1984年には何があったのかなぁと思ってネットを検索してみたんですよ。
その年に話題になった本で「天璋院篤姫」なんていうのがある。また、放送衛星BS-2a打ち上げ。NHKが衛星放送試験放送開始。
健康保険法が改正されて、被用者保険の本人は治療費の一割を支払うことになった。。。それまで本人はタダだったのかな。
今現在も医療費というのは、1兆円単位で増え続けているみたいですね。先日ニュースで言っていました。
あと、新札が発行されたんですね。日本銀行が15年ぶりに新札を発行とある。1万円札(福沢諭吉)、5千円札(新渡戸稲造)、千円札(夏目漱石)。
とすると、1万円札は26年間ずっと一緒なんですね。今は5千円札は樋口一葉、千円札は野口英世ですね。

他にもいろいろあるんですけど、それらを観ていると、今現在2010年にある物の第一歩が1984年に見受けられるような気かする。
ただ、ネットはないんですね。日本高速通信なんてあるけど、これかなぁ。それとも東京~大阪の光ファイバーケーブル回線が完成とあるけどこれかなぁ。
てか、どちらも関係なかったらネットは急速に発展していったものということなんだろうなぁ。

ちなみに、1984年の内閣は中曽根内閣。中曽根内閣は、小泉内閣に次ぐ長期政権の内閣。
表面的なところしか読んでいないのですが、どちらかというと「政治主導型」だったのかな。
「中曽根の判断で反対する大蔵省主計局と内閣法制局を押し切って問題を解決させた」なんてある。
また、民営化も推進していったんですね。日本専売公社、日本国有鉄道、日本電信電話公社を民営化して、
長年半官半民であった日本航空の完全民営化を推進させたとありました。
これは日本航空は、この時に完全民営化はされなかったということですね。民営化したかったけどできなかったということでいいのかな。
「半官半民」って中途半端な状態っぽいけど。最近では、日本航空は一度潰れちゃいましたね。この時に、完全民営化していたらどうなっていたんだろう。
この時にいったい誰が完全民営化に反対したんだろう。

あんなことやこんなことがあった1984年頃。その頃私は、テレビ番組で、「ふられ気分でRock`nRoll」などを聴いていたんですね。
中曽根総理大臣の存在はもちろん知っていましたが、どんなことが起こっているかは、よくわかってませんでした。
あの頃の私からしてみれば、今、ブログなどをやるなど思い描きもしていませんでした。
あの頃は、携帯電話もなかったしネットもなかった。CDやDVDもない。ICカードもない。
今や、デジタル化というのが生活に定着しちゃってるんですね。

1984年頃に、いったいどんな未来を思い画いていたんだろうか。今の2010年のような感じかな。
まぁ、あの頃と極端に生活が変わった感じもしないけど、あの頃とは違う。まぁ、私自信も大人にもなったんですけどね。
てことは、今、これから20年とか30年先に向けてどんな未来があるのかなと思って。その種はすでに植えられて、小さな芽をだしているのかなぁ。
日本は長い間、憲法が変わってないとか、借金が沢山あるとかいろいろあるけど、そんなネガティブなところから殻を突き破るというか、
一皮剥ける必要もあるのかなぁと思ったワケです。
そうか。ということは「Re:birth」って「一皮剥ける」という意味もあるかもしれないなと今思いました。
コメント
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