夢中人

sura@cosmic_a

2007年10月17日 | Weblog
本屋さんに行ったら「スピリチュアルトラベラー」という雑誌が目に付いたので
読んでみることにした。

雑誌の中には、再び訪れたいと思っている熊野古道や世界のパワースポットなどなどが
載っていました。
そして、3人の方の記事が紹介されていました。
一人目は鈴木秀子さん。二人目は松原泰道さん。三人目は原田真裕美さん。
それぞれにいいお話をされていた。
いいお話って本当に大事だよね。
いいお話ってさぁ、小説でも映画でも詩でもなんでもそうなんだけど、
それを知った時って宝物を手に入れたぁって感じたことない?
いままでなんでそれを知らなかったんだろうって損した気持ちにもなるくらいにね。
で、この3人の方のお話で特に響いたのが松原泰道さんのお話。
松原さんは1907年生まれの今年100歳。
ここでは般若心経のことをお話されていました。
般若心経は深いんですねぇ。詳しくご説明してくださってるのですが、
1回読んで自分の中にいれることは難しい。
本当はもっと詳しいご説明があるのだろうけど、ここでは取り入れやすいように
お話してくださっているんだろうなと思った。
このお話の中でこんなことが書いてあった。
自分や家族の幸福だけを願うことや厄災からまぬがれることが実現するのを一般的には
ご利益と解釈しているが、そうではなくて、その「苦」が縁となって人の痛みが理解できたり、
生きる力となっていくのが真のご利益といえるだろうと。
心に響いたね。
人々がこの世に生まれた目的が生きていくことだとしたら物やお金はある程度あれば
いいよね。
それらの物に沢山囲まれていても「生きていく」ということとはあまり関係なさそうだよね。
あっ、私はお金持ちを否定してるわけじゃないです。
私はお金持ちというのは、多くの人を幸せにできる力を持っているのではなかろうかと思うのです。
自分のお金を世の中のいいことのために使って誰かが幸せになる。
そしたらその幸せが「徳」となって帰ってくるじゃないでしょうか。
もしそうだとしたらお金持ちには「徳」がいっぱい。
もし、ずるいことをやっているんだったら、それっていずれはばれることみたいじゃないですか。
うんうん。
「徳」というのはきっと世の中にいっぱい転がっているはずだよね。
全ての人がえられるはず。
ちょっとしたことなんだろうね。
「得」と「徳」がある。
「得」は目に見えるもの。
「徳」は目に見えないもの。

先進国といわれる国は今、本当に生活をみなおさなければいけない時期なのかもね。
いろんな意味でそうだとおもう。
地球温暖化にもおおいに関わってる。
スピリチュアルを信じすぎで危険な方向にいくこともあるようですが、
でもまったく信じないというのも違うと思う。
この世に人間として生まれたのならば、ある程度の食べ物や道具、お金がなければ
生きていけないけど、生きて行く要素はそれだけじゃない。
人間は目に見えない要素でも生きてる。
もしかしたら、その目に見えない要素の方が、目に見える要素よりはるかに
重要なのかもしれないと感じることが多くなってきたこのごろです。
コメント
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