夢中人

sura@cosmic_a

BLOOD DIAMOND

2007年04月12日 | 映画
レオナルド・ディカプリオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」を観た。

ダイヤモンドの価値を決めるのは4つのC。
Color(色)・cut(カット)・clarity(透明度)・carat(カラット)。
しかし、5つ目のCが存在する。
それは、conflict(争い)。

人々は、価値の高い物に憧れをいだき、手にしたいと欲望を持つ。
そして争いが起こる。
戦争のきっかけとなるのは、資源となることが多いみたいですね。
石油だったりとか・・・石油は、今の生活から考えると、なくてはならないものだ。
だからと言って戦争が起きるのは違うと思うんだけど、
アフリカで起きている紛争の原因はダイヤモンドみたいですね。
他にも、金などがあるとか。
ダイヤモンドは、石油と違って、なくても生きていけるものだ。
あれは飾り物。自分を大きく見せるための装飾品にすぎない。
まぁ、自分が持ったことがないからそんな印象しかないんだけどね。
でも、価値を高く位置づけしたばかりに争いが起きてしまった。
採取されている時には、ただの石ころみたいじゃないか。
誰だ?あの石ころを価値の高い物にしたのは。

映画を観ていて思ったんだけど、アフリカには複雑な歴史がありそうね。
レオが演じていた役は、アフリカ出身の白人だった。
私は思った。アフリカ出身の白人?アフリカにずっと白人が住んでいるの?
なんで?
アメリカに黒人さんがいるのはわかる。
アフリカに白人さんがずっと住んでいるというのはわかんないなぁ。
あぁ、でも、南アフリカには白人さんが住んでいるとは聞いたことがある。
何のためにかな?

映画の中で、「この土地に石油が出なくて良かった」みたいなことをおじいちゃんが言っていた。
そうだよねぇ。。。そうだ。
イラクの人もニュースのインタビューで、
「こんな戦争が起こるんだったらこの土地に石油なんて出なくてよかった」と言っていた。
資源があるっていいことばかりじゃないね。
それが価値の高い物となれば、外国から狙われちゃうんだ。
それを必要とする消費者がいる。
その資源が発掘されるところの人達は、そこまでその資源が欲しいというわけでもなさそうなんだけど、
外国の方で。。。というか先進国で需要があるのね。
しかも、あのアフリカでのやり方は、自分達の手を汚さずにやってるということ?
戦争ってお金がかかることだよね?
資源がある国に混乱を巻き起こし、戦争をさせる。
戦争をするには武器が必要だ。その武器をダイヤと引き換えに買わせてる。
そうやってダイヤモンドを手に入れているんだ。。。
ジャイモン・フンスーが「なぜアフリカ人同士で戦わなければならないんだ」と言っていた。
そうだよ。おかしな事だよ。
人というのは、その状況下で洗脳されてしまうんだ。
それを子供にも利用してる。。。

どうすればいいんだ?どうすれば?
今、出来ることはなに?
。。。強く念じてみようか。
ダイヤモンドの価値が下がるようにと。
価値の低い物に人々は欲望をもたないと思う。
だから強く念じてみようか?
。。。といって念じたところでどうなることもないと思うんだけど、
でも、そしたらなにができるんだ?
こんな大事なこと自分だけで考えていてもダメだ。

アフリカは戦争がなかったら本当に楽園なのかもしれない。
あの映画を観ての感想はまだまだいっぱい。
でも、今回はこの辺で。
コメント (7)
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